焼肉が大好きな私は、家でももちろん焼肉を食べますが、焼肉屋にもよく出かけます。先日も妻と一緒にたらふく食べてやろうと気合を入れて焼肉屋に行ったときです。
メニューを見ると、今日のオススメが「イチボ」と書いてありました。だから、とりあえずそのイチボとカルビ、牛タン3品を注文し、焼き始めたときに妻が、「ねえねえ、このイチボってどこの部位になるの?」と聞いてきたのです。
で、考えてみたのですが、全くわからないんですよね~(^^;
焼肉が大好きと宣言しているのに、その食べているお肉が牛のどこの部位になるのかや名称ぐらいは知っておかないといけませんよね。
ということで今回は、牛肉の部位の名称について徹底的に調べましたのでお届けいたします。
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牛肉の部位の名称はこれ
今回紹介するのは、
- サンカク
- 肩ロース
- サーロイン
- リブロース
- ザブトン
- イチボ
- ミスジ
- カルビ
- カイノミ
- ランプ
- 外モモ
- トモサンカク
- ウデ
- トウガラシ
- シンシン
- 三角バラ
- ブリスケ
以上17の部位です。
■サンカク
肩から腕にかかるバラ肉の一部になります。サンカクと言うぐらいだから三角形の肉なのかと思っていましたが、その考えはあながち間違いではなさそうでした。なぜなら、バラ肉部分を三角形に切るのでその名称になったようですよ^^
そして、肉自体は見た瞬間にそのサシ(霜降り)の美しさに驚いてしまいます。食感も濃厚で柔らかく、口の中でプルプルしながら溶けてしまい、甘みの強い赤身が特徴。焼肉屋なのでは上・特上などで出されることが多いです。
■肩ロース
ロースと聞くだけで、高級感が伝わってきそうな感じがしますが、実際に高級な肉になります(^^♪ 名前の頭に肩がついていることからも分かるように、肩から背中にかけた大きな場所の部位になります。
そして、ロースの中でもサシが入りやすい赤身肉になり、別名「くらした」とも呼ばれています。食感は柔らかく濃厚であり、味も風味も最高ですよ♪
私は、どちらかというと焼肉よりすき焼きかしゃぶしゃぶがおすすめですよ~♪
■サーロイン
子供の頃に、大人になったらお腹一杯に食べたかったのが、サーロインステーキでした^^ で、このサーロインは、背中の少し後方に位置する部位になり、誰もが知る高級肉になります。
そんな高級肉なので、子供の頃は小さいサイズのステーキでしか食べさせてもらえなかったですね~。まあ、今でも小さいサイズしか食べられないですが…(^^;
そして肉質はきめが細かく、とろけるような柔らかさです。私は、ステーキのときに最初に食べる脂身の甘さが大好きですね^^ もちろん赤身の部分も甘さとうま味が味わえますよ~
やはり食べ方は、ステーキがおすすめですね(^^♪
■リブロース
肩ロースからサーロインにつながる部位で、肉質はきめ細かく適度なサシが入り、脂身・赤身ともに柔らかく甘味がある良質な肉になります。
どんな食べ方でも美味しいですが、私はローストビーフやステーキとして食べるのが大好きです♪
■ザブトン
ザブトンは肩ロースのあばら骨の部位になります。とても希少な部位で牛1頭から6~8㎏程しか取れないんですよ~(^^; サシが美し肩ロースの中でもとくに綺麗に入る極上な肉になります。
肉自体は非常に柔らかく口どけの良いお肉で、焼肉屋さんでも高級肉として提供されています。私が魚に例えるのなら、間違いなく極上の大トロになりますね^^
■イチボ
妻に聞かれて分からなかった部位です(^^; で分かったのが、お尻の先端部のポコッてへっこんだ部分ということです。ちょうどしっぽの付け根のあたりですね。
牛のお尻の骨がH型になっているために、「Hボーン」と呼ばれ、それがいつの間にか縮まり「イチボ」と名称がついたようですよ~^^
肉自体はサシが入りやすく、ザブトンに負けない希少な部位で、脂身の甘さと赤身のうま味が味わえる「通」好みのお肉になります。
食べ方は、はやり焼き肉が絶対におすすめ!
■ミスジ
肩甲骨から二の腕の間の超希少部位です。このミスジも牛1頭から4~6㎏程しか取れない希少部位になります。
肉質は柔らかでゼラチン質が多く濃厚なうま味と、とろける肉の甘みが楽しめます。とくに柔らかさは、他の部位と比べても群を抜いていますね(^^♪
私は焼肉でも食べますが、大きいサイズをステーキとして贅沢に食べても最高ですし、刺身やタタキとして食べたときも幸せを感じましたよ~♪
■カルビ
焼肉では定番メニューのカルビは、腹側のあばら骨周辺の部位になります。脂が多くのっていてジューシーなお肉で、何と言ってもご飯のお供に最高です!!
私は一切れで、ご飯大盛り2杯は食べることができますよ~^^
■カイノミ
脇腹あたりにある部位で、貝のような形をしているのでカイノミと名称がつけられています。こちらも希少部位になり、脂分は少な目でサッパリとし、とても柔らかい上品なお肉ですよ^^ 私も2、3回程しか食べたことがありませんが、焼肉には相性が良い肉と思います。
■ランプ
この部位はイチボの横あたりに位置しています。実はイチボは、このランプの柔らかい部分をカットしたものなのですよ^^ で、この2つを合わせて「らんいち」と、呼ぶこともあるのです。
ランプの肉質は、脂肪は少なめで、とても柔らかいうま味がある肉であります。
私はどちらかと言えば、イチボの方が好きですが、ランプ肉もステーキや焼き肉で食べたらとても美味しいですよ(^^♪
■外モモ
ランプの下部に位置する部位です。
運動量の多い部分で赤身が中心になり、脂肪は少なくきめが粗くややかためですが、あっさりとした食感です。濃厚な赤身が味わいたいのならこのお肉で決まりですよ♪
■トモサンカク
後ろ足の付け根あたりの部位で、モモ肉の一部になります。肉質は細やかでサシが入りやすく、柔らかい部位です。味わい深く、甘味もあり、私と同じく焼肉が大好きな人には絶対に食べてもらいたいお肉の1つですね。
口に入れると口どけの良さに驚きますよ~(^^♪
■ウデ
首下から前肢にかけての部位で、運動量の多い部位なります。ですから、肉質はやや締まりぎみではありますが、タンパク質が多く、肉味も濃くてうま味が多いのが特徴です。
筋トレした後に食べれば筋肉モリモリになりそうですよね~♪
■トウガラシ
ウデの一部であり、肩甲骨付近の部位になります。一部ということなので、もちろん牛1頭からも多くが取れない希少部位になります。
肉自体は、赤身のうま味が強くて肉汁が多い肉になります。私は、弾力のある肉が楽しみたい場合はこの肉を食べるようにしていますよ~(^^♪
■シンシン
内モモの下あたりに位置する部位になります。きめが細かくとても柔らかい肉で、甘味も味わえます。そして、赤身とあっさりとしたサシが特徴な肉でもありますね。
私は食べたときのなめらかな食感がとても印象的でした(^^♪
食べ方は、やはり焼肉かステーキが最高ですよ~!
■三角バラ
肩ロースの下あたりに位置する肩バラの一部で、サシが多く入った肉であります。もともとサシが多い肉が好きな私は、この三角バラは良く食べますね。そしていつも、サシの多さと濃厚なとろける旨さに感動して、「バラの王様!」と呼んでいます(^^♪
■ブリスケ
このブリスケが三角バラのもとになる肩バラになります。そして、正確な位置は、両足の間・胸に当たる部位になり、肉質は締まっていて脂肪分が多い肉になりますね。
食べれば、赤身のうま味が強いのがよく分かりますよ(^^♪
さて、牛肉の部位の名称について見てきましたが、次はこれまた焼肉では欠かせない、内臓について見ていきましょう。
美味しい内臓ならこれ!
今回は以下の、
- タン
- サガリ
- ミノ
- シマチョウ
- ギアラ
- レバー
- ハチノス
- ハラミ
- ハツ
9つの内臓を紹介します。
■タン
牛の舌になります。一度私は、加工する前の牛タンを見たことがあるのですが、あまりの大きさにビックリしました! きっと私の腕より長かったのではないでしょうか(*^^)v
しかし、焼肉屋などで綺麗にスライスされてだされる牛タンは、噛むほどに味があるとても美味しくてヘルシーなお肉です。
■サガリ
牛の横隔膜中心、肋骨の近くの部位です。このサガリは、ほどよい脂分があり、とても柔らかい肉になります。あと、とてもヘルシーなので女性にも人気がある部位ですね。このサガリも希少部位の1つですよ。
■ミノ
牛の第一の胃になります。肉厚でコリコリし、歯ごたえがある美味しい部位ですが、歯の悪い人は残寝ながら食べるのに苦労しそうですね^^;
私も歳を取ってもこの美味しいミノが食べられるように、歯のメンテナンスは欠かさないようにしなければと思っていますよ~(^^♪
■シマチョウ
牛の大腸になり、別名「テッチャン」とも呼ばれます。私は、内臓の中ではこのシマチョウが大好きですね。脂が多いので、網の上に乗せると火が舞い上がることもありますが、とっても美味しい部位ですね。大阪に出張に出かけて鶴橋で入る焼肉屋では、必ずこのシマチョウを3人前は食べていますよ~♪
■ギアラ
怪獣の名前のようなこのギアラは、牛の第四の胃になり、別名「赤センマイ」とも呼ばれています。とくに大阪で入る焼肉屋のメニューでは、ほとんど赤センマイと書かれているのではないでしょうか。
脂はありますが、シマチョウよりはさっぱりとしていて、コリコリ感を楽しみながら美味しく食べられますよ(^^♪
■レバー
牛の肝臓ですね。鉄分やビタミンが多く栄養のバランスが良いとても柔らかい部位です。ヘルシーであり、美肌効果もあるとのことから、女性にも人気がある部位になります。
■ハチノス
牛の第二の胃になります。ハチの巣に似ているためにこの名称になったようですね。味の方はさっぱりとし、何とも言えない柔らかい食感があります。
ただ焼き過ぎてしまうと、硬くなってしまうので気をつけないといけません。
■ハラミ
横隔膜の両サイドの部位になります。ヘルシーで女性にも人気があるとても柔らかい部位です。私も内臓の中では、シマチョウの次に好きな部位になります。
とても美味しいのに、値段が安いところもグッドです♪
■ハツ
牛の心臓になります。脂は少ないですが、コリコリとした食感が楽しめ、噛めば噛むほどうま味を感じられます。私は塩コショウを多めに振りかけて食べるのが大好きです。
あと、豚や鶏のハツも美味しいですね(^^♪
焼肉も美味しいですが、すき焼きも美味しいですよね♪ すき焼きに使う肉ならこちらの記事が参考になります↓(^^♪
すき焼きがたまらなく好きで、毎日でも食べたいと思っている私ですが、以前はあることで悩んでいました。そのあることとは、
・肉の部位の選び...
まとめ
いかがでしたか。今回紹介した牛肉の部位の名称は?私も知ってた部位はもちろんありましたが、半分以上がどこのあたりに位置しているかは分からなかったですね。
今回調べてよく分かりましたので、これからは美味しさ倍増で焼肉が食べられそうです(^^♪
ではもう一度おさらいをしておきます。
今回紹介した部位は、
- サンカク
- 肩ロース
- サーロイン
- リブロース
- ザブトン
- イチボ
- ミスジ
- カルビ
- カイノミ
- ランプ
- 外モモ
- トモサンカク
- ウデ
- トウガラシ
- シンシン
- 三角バラ
- ブリスケ
の以上17の肉になります。
そして、内臓はというと、
- タン
- サガリ
- ミノ
- シマチョウ
- ギアラ
- レバー
- ハチノス
- ハラミ
- ハツ
の以上9つでした。
今回も記事をお読みになって頂きありがとうございました。