夏の朝ベランダで、何やら小さな物体を発見。よく眺めてみると、それはひっくり返ったコクワガタです。もう死んでしまってるかと思い触ると、動き出したので嬉しくなってしまいました^^
だからそのまま飼育することに決定。
そして飼育ケースに移しながら「長生きしてくれるといいなぁ~」なんてつぶやいたとき、横にいた妻と、
妻
小さくて可愛いね。だけどカブトムシと同じで夏が終わるころには寿命がきちゃうでしょう。
私
そんなこともないよ。クワガタの中には長生きする種類もいると聞いたことがあるんだよね。
妻
へぇ~そうなの~。同じクワガタなのに何か謎だね~。
何て会話が^^
珍しく虫嫌いな妻が小さなコクワガタを可愛く感じたらしく、長生きして欲しと思っているらしんですよね~。それと寿命に違いがあることを言うと「謎だなぁ~」なんてつぶやいていました^^
だから私もそん妻の気持ちに答えたくなり、クワガタムシの寿命を徹底的に調べてみましたよ。
ということで今回は、クワガタムシの寿命についてお届けいたしますね。
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クワガタムシの寿命の長さは?
日本に生息するクワガタですが、調べてみると39種類もいるとわかりました。そして、卵から孵化をし、成虫になって寿命が尽きるまでの日数も
- 1年~5年程
と種類によって違うこともわかりました。
妻
だったらあのコクワガタの寿命の長さはその1年~4年の間のどれくらい?もしかして4年も生きてくれるの?
私
そう言うと思ったから代表的なクワガタの寿命を調べて以下の表にまとめてみたよ。
※成熟期間:羽化の時期によりそのまま野外に出ないで越冬すること
卵 | 幼虫 | 蛹 | 成熟期間 | 成虫(成熟後) | |
---|---|---|---|---|---|
コクワガタ | 3週間ほどで孵化 | 1年ほどで蛹 | 1ヵ月~2ヶ月の間に羽化 | 2ヵ月 | 約2年~3年 |
ヒラタクワガタ | 1ヵ月ほどで孵化 | 1年ほどで蛹 | 1ヵ月~2ヵ月の間にで羽化 | 4ヵ月 | 約1年~2年 |
オオクワガタ | 2週間ほどで孵化 | 1年ほどで蛹 | 1ヵ月~2ヵ月の間に羽化 | 6ヵ月 | 約2年~4年 |
ノコギリクワガタ | 1ヵ月ほどで孵化 | 2年ほどで蛹 | 約1ヵ月で羽化 | 12ヵ月 | 約2ヵ月~4ヵ月 |
ミヤマクワガタ | 1ヵ月ほどで孵化 | 1年ほどで蛹 | 1ヵ月~3ヵ月の間に羽化 | 12ヵ月 | 約2ヵ月~5ヵ月 |
とこんな感じだね。
妻
あ!コクワガタの寿命は長い方だったんだね。
私
そうだね。どうやらオオクワガタと同じでドルクス属に含まれるからだろうね。
妻
え!何?そのドルクス属って?
私
コクワガタのように体がぺちゃんと押しつぶされた感じの平たい種類のことだよ。
■どうしてドルクス属は長生きなのか・・・
このドルクス属のクワガタは日頃からあまり動かなく、どちらかと言うと樹木などの割れ目の部分などでじっとしているのです。
そのため、エネルギーの消費量も少なくすむので長生きするのではと言われていますよ。だから私が思うに、それが謎の理由でしょうね(^^;
その点、寿命が短いノコギリクワガタなどを飼育したことがありますが、確かによく動きますからね。(^^;
そのため、エネルギーの消費量も少なくすむので長生きするのではと言われていますよ。だから私が思うに、それが謎の理由でしょうね(^^;
その点、寿命が短いノコギリクワガタなどを飼育したことがありますが、確かによく動きますからね。(^^;
オスとメスではどっちが長生きなの?
こればかりはどちらとは言い切れないようです。私が毎年飼育してるカブトムシも、去年はオスの方が長生きしていたけど、今年はメスの方が長生きしていた。なんてこともありますしね(^^;
ただ寿命が早くきてしまう理由の一つが体力の消耗です。そうなると、メスが交尾後に卵を産むにはかなりに体力を使うことが想像できますよね。
と考えると、寿命もメスの方が早くきてしまうかもしれませんね。
あと、クワガタは寿命が尽きる前によく動くまわる行動を取るとも言われています。もしそのような様子が見えた場合は要注意ですね。
外国産のクワガタの寿命はどれくらいなの?
外国産のクワガタも、ドルクス属の場合は寿命が2年ほどと長いことがわかりました。でもやはりノコギリなどと付く名前のものは数カ月となるようですよ。
ちなみ私の好きな外国産のクワガタを例にして紹介しますね。
■スマトラオオヒラタ:寿命約1~2年(成熟後の成虫として)
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一度私も購入して飼育したことがありますが、その迫力に驚きましたね(^^;
■ギラファノコギリクワガタ:寿命約5ヶ月~12ヶ月(成熟後の成虫として)
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このクワガタが好きな理由は世界最長だからです。まだお目にかかったことはないですが、一度は飼育してみたいですね。
■ニジイロクワガタ:寿命約1~2年(成熟後の成虫として)
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とにかく綺麗なクワガタです。その輝きは表も裏もだから驚きですよ^^
クワガタを長生きさせる飼育方法は?
飼育する際に、クワガタの寿命を少しでも伸ばしてあげるには、適した環境作りが肝心。そのためには、
- 飼育数
- 飼育ケース
- 足場
- マット
- エサ
- ストレス
を気をつけましょう。
飼育数は少な目
飼育する数は多くても2匹まで。それもオスとメスの1匹づつにしましょう。オス2匹だと喧嘩をしてしまい、寿命が極端に短くなる恐れがありますからね。
ただ少しでも長生きをさせるなら、体力を消耗する交尾を避けるために1匹で飼うのがおすすめですよ。
飼育ケースは大き目
クワガタをゆったりと過ごさせてあげることで、自然環境に近い環境が作れます。ですから2匹で飼う場合なら幅30㎝×奥行20㎝×高さ21㎝ぐらいのLサイズおすすめですよ。
もし1匹なら幅23㎝×奥行15.5㎝×高さ17㎝ぐらいのMサイズか、幅17.5×奥行11.5×高さ11.5cmのSサイズぐらいは欲しいですね。
そんな飼育ケースはダイソーでも手に入りますし、このあと紹介するグッズも販売されていますよ。
↓ ↓
去年まで使っていたカブトムシの飼育ケースが壊れてしまったんですよね~。それにマットや止まり木、餌などを含めた飼育セットも揃えなければいけない...
足場を作る
クワガタもカブトムシと同じで、ひっくり返るケースがあります。そうなるとなかなか起き上がることができずに、体力を消耗し寿命も短くなってしまいます。
その予防のためにも、爪を引っ掛けることができる足場を作ってあげましょう。ホームセンターや100均などでも買える樹木や枯れ葉などの転倒防止用のグッズをたくさん入れてあげると安心ですよ。
そのためにも先ほどお伝えしたとおり、飼ケースは大きなサイズがおすすめになりますね。
マットは天然素材
マットは自然環境に近づけるためにも、クヌギやナラの朽木が配合された天然素材のものがおすすめ。
たとえばこのようなものですね。
↓ ↓
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そしてそのマットには適度の水分を与えながら飼育ケースにいれます。適度とはマットを一握りして固まるぐらいの量ですよ^^ あと飼育時も乾燥させないように定期的に水分を加えましょう。
エサは水分量が少な目
スイカなど水分量の多いエサは与えないようにしましょう。なぜならおしっこの量が増えてしまい、飼育ケース内が汚れやすくなるからです。そんな環境では衛生的にもよくないので、寿命を短くさせる原因に繋がりますね。
そのためにも、水分量も少なく栄養もあるリンゴやバナナを与えるようにしましょう。または昆虫専用に作られたゼリーなら栄養も満点ですしマットも汚しにくいのでおすすめですよ。
ちなみに私はカブトムシのエサをオリジナルで作りますが、クワガタも喜びますよ。
↓ ↓
カブトムシを飼育していて、驚かされるのがあの食欲(^^; 夜に餌となる果物やゼリーなどを飼育ケースに入れておけば、朝になると必ず綺麗になくな...
ストレスを与えない
カッコイイからと飼育ケースの外から眺めるのはいいのですが、直接触るのはNGですね。なぜならクワガタにとっても大きなストレスになってしまい寿命も短くなる可能性があるからです。
だからマットの交換などでどうしても触らなければならない以外は、そっとしておいてあげましょう。
あと飼育時の温度は、20℃~28℃の環境にしておくことでストレスを与えることなく快適に過してくれますよ。
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まとめ
カブトムシを毎年飼育していますが、秋の気配が近づく頃にはほとんどが寿命を全うしていなくなってしまいます。すると毎回ちょっと寂しい気分になるんですよね。
だから今度はカブトムシより寿命の長いクワガタを飼育してみようと思います。だけど過ごす時間が長くなる分、お別れ時は悲しみが倍増するかもしれませんね(^^;
そんなクワガタ。卵から成虫となり寿命が尽きるまでの長さは、種類により違いますが、
- 1年~5年程
でした。
今回も記事をお読みになって頂きありがとうございました。