突然ですが、あなたは地震災害時の備えリストがしっかりとできていますか?
とつぜん襲ってくる地震災害です。その備えは大切な事ですよね。いままでも、いくつかの地震に襲われてきた日本ですが、
これからも必ずやってくるのが地震です。
阪神淡路大震災や東日本大震災、熊本、鳥取、本当に悲しくて辛い出来事でした。それら悲しい震災の後には、防災の対策がいかに大切なのかを思い知らされたのではないでしょうか?
しかし、時間が過ぎてしまうと震災に対する防災の気持ちが薄れていくのも、事実ではないでしょうか?
と言うことで今回は、いつ襲ってくるか分からない地震災害に対応できる備えリストを調べましたのでお届けいたします。
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地震災害の備えリストは?

水の備え
人間が生きていくうえで、絶対に欠かせないのが水です。
飲料水としても大切ですが、震災後の場合は怪我の治療や衛生管理面などでも水は必要になってきます。
防災備えのグッズの中でも、水の確保は基本中の基本です!
常日頃から沢山の水を備えて置く方法は?

・ミネラルウォーター
市販されているミネラルウォーターなら長期の保存が可能です。中には5年間の長さで保存できる物もあります。ミネラルウォーターを常飲しているのであれば、常日頃から数箱のミネラルウォーターをストックしておけば安心ですね。
・ポリ容器
飲料用のポリ容器を利用します。
ホームセンターなどで販売している、灯油用ではなく飲料水用の大き目の容器を購入してください。
ポリ容器の使い方は、初めに漂白剤で中を綺麗に除菌してから干して乾燥させましょう。
そして、ポリ容器に水を入れる場合の注意点ですが、
空気が入るのを防ぐ為にちょろちょろと少しずつ入れるようにしてください、空気を入れない様にすることにより水が長持ちします。
最後は、水が口元まで溢れるまで入れ、空気が入らないように蓋を閉めればOKです。
ポリ容器に入れた水道水は、保存期間(常温で3日程度、冷蔵で10日程)が過ぎても沸かして飲めば問題ないので安心してください。ただし、ポリ容器の水は洗濯で使用したり植木に使ったりして定期的に交換しましょうね。
水の次は、食料のグッズリストです!
非常食の備え

震災直後に救援物資が届くにも時間がかかるのが予想されるので、家庭で保存の利く食品を備蓄して起きましょう。
備蓄食料として適している物を見ていきましょう。
主食になる物
・インスタントラーメン
・お餅
・お米
お米は、水が貴重になるので無先米にしましょう。
日持ちする野菜
・ジャガイモ
・ニンジン
・たまねぎ
・ゴボウ
・漬物
漬物は梅干がお勧めです。
お湯で簡単にできる物
・カップラーメン
・粉末スープ
・レトルトパウチ食品
簡単に食べれる物
・缶詰
・乾パン
・ビスケット
難しく考えずに、これらの備蓄食品を普段からの食事に組み入れるようにし、賞味期限を確認しながら切れそうなものから食べていきましょう。
そして、食べた物から又補充するようにすれば増えすぎる事もなく、捨てる無駄もなくなります。
※備蓄食品は家族で生き抜く為にも最低1週間分は確保しておきたいですね。
非常時に役立つ備えリスト

非常時に役立つグッズをカバンに詰め込んでおきましょう。
非常時に持ち出すカバンは、両手が空くリュックサックにするのが基本です。
リュックサックの中身
・携帯ラジオ
・小型懐中電灯
・家の鍵
・ペンとメモ用紙
・笛
・小銭
・軍手
・防災マスク
・タオル
・マッチ、ロウソク
・救急用品(バンドエード、消毒液など。。)
・保険証、免許証のコピー
その他にも、あなたがこれはと思う物を入れておきましょう。
ただし、詰め込み過ぎは重くなり、逃げる時に負担になります。詰め過ぎには注意しましょう。
ちなみに、リュックの重さは男子が8㌔、女子が6㌔、子供が3㌔が標準とされています。
それでは、地震災害時の備えリストの次は、突然地震が襲って来た時にどのような行動を取れば命が守られるのかを見てみましょう。
突然の地震に対する行動とは?

人間は突然におとずれる災害やアクシデントに見舞われると、心も体も固まってしまい思うような行動ができなくなってしまいます。
常日頃から、震災が襲ってきたらどのような行動に移ればよいかを考えておきましょう。
台所
台所で危険なのは火を使っていることですね。

火が消せるようなら真っ先に消すようにして、火にかけている鍋や、やかんなどは火傷の恐れがあるので気をつけて行動しましょう。
包丁や食器類なども危険な凶器に変わります。十分に気をつけるようにしましょう。
入浴中
良い気分でお風呂に入っていたら、ぐらぐら!! その場合は一番怖いのがドアの変形です。
ドアが変形して外に出れなくなったら大変です!
ぐらぐらっときたら真っ先にドアを開けてください。服やタオルは手に取り、安全なところに移動してから身につけましょう。
トイレに入っていた場合でも同じ行動をしてください。
ビルの中
デパートや会社のオフィスにいた時に、ぐらぐら!!と大揺れがきたら、窓際から離れて出口の確保です!
高層ビルでは揺れが特に大きいので、しっかりとした物につかまりパニックにならないように慎重に行動してください。
スーパーやコンビ二
こちらも、まずは出口を確保です。
棚の商品などが飛び出してきますから、店内のカゴで頭をかばって速やかに外に出ましょう。
エレベータ
エレベータの中の密室に閉じ込められ場合は、パニックに陥りやすいです。このようなケースこそ冷静に落ち着き行動しましょう。
ぐらぐら!!っときたら、すべての階のボタンを押し、早く止まった階から脱出してください。
完全に止まり閉じ込められた場合は、非常用の電話を使い外に連絡です。
つながらない場合は、大きな声で救助を求めてもいいですが疲れてしまいます。長期戦になる場合も想定してドアや壁を叩ける物があれば、叩いて大きな音を出して救助を待ちましょう。
エレベータの中は機密性が低く酸欠になる恐れはないので、長期戦になっても心が折れないように頑張りましょ。
市街地
街中で大きな震災が来た場合に気をつけないといけないのが、上から降ってくるさまざまな凶器です。
ガラスの破片やコンクリートの塊など、大変危険です。
手に持っているカバンなどで、頭や首筋などをカバーして早く安全そうな建物の陰に避難するよにしましょう。
地下街
地下街で怖いのはガス漏れです。
それが原因で火災が起きる可能性もあります。
とにかくパニックにならないようにして出口、非常口の確保に頑張ってください!

停電になった場合でも壁に沿って移動すれば出口に当たりますので冷静な行動をしましょう。
車
車を運転中に周りの景色が、ぐらぐら!!ときたらびっくりですよね。
この場合も慌てずに車を左側に寄せて、停車してください。
揺れがおさまったら、安全な広い場所に移動してください。
この時に車を置いていかなければいけない状況なら、緊急車両の邪魔にならないように端に寄せ、鍵はつけたままにしておきましょう。
海岸
海水浴や釣りなどで海岸にいた時に大きな震災がきたなら、とにかく真っ先に走って高いところに非難です。
車での移動は大渋滞に巻き込まれるので、とにかく早く走って高いところに非難しましょう
山間部
山で怖いのは、雪崩や土砂崩れです。

沢や谷にいたなら直ぐに避難してください。姿勢を低くして荷物などで頭を守り冷静な行動で対処しましょう。
突然の地震にやったらいけない行動とは?
大きな地震があった後に怖いのが津波ですが、火事もものすごく恐ろしい物です。
ただ、火事は津波と違い、我々が気をつければ防げる火事もありますので震災が襲ってきたときにやってはいけないことを覚えておきましょう。

震災のときに起きるガス漏れ!
ガスが何処で漏れているか分からないので、火をつけるのはNGです。
又、電気器具のスイッチなどを入れると火花が飛び爆発の危険性もあります。

震災の時に1番多いのが電気火災とも言われていることからも分かるように、震災後は電気器具のコードはコンセントから抜き、ブレーカーが落ちていなければ必ず落としましょう。
とにかく電気をつけるのはNGです。
まとめ

いかがでしたか?
防災の準備や、震災時の心構え、行動などを簡単に説明させて頂きましたが、お役に立てそうですか?
怖い震災は、本当にいつ襲ってくるか分かりません。
今、この記事を読んでいる最中にも突然やってくるかもしれませんよね💦
もし、あなたが防災の準備がまだしていないのであれば、早速明日から準備をして行きましょう。
いや、今から直ぐに取り掛かりましょう!!
大事な命を守るためです。頑張りましょうね!!