高校野球の大記録は?甲子園で達成した選手を紹介するよ

春、夏に繰り広げられ、様々な感動を与えてくれる「高校野球甲子園」!!

毎年、その時期になると野球好きの筆者はワクワクして仕事も手につかないほどです💦

その、高校野球も100年の歴史になりますね^^

f54e395b7961146e6639eb345524a278_s
高校野球の始まりは、

1915年8月に、豊中球場(大阪府)から始まった高校野球大会です。

その当時は「全国中等学校優勝野球大会」と言われ、全国から10校が集まって行われました。



そして、1924年に開催地が兵庫県の阪神甲子園球場に移り、やがて高校野球大会は甲子園と呼ばれるようになっていきました。



その100年の歴史の中には、スーパースターと呼ばれるプロ野球選手も誕生し、又球史に残る素晴らしく感動的な大記録も誕生していますね。



と言うことで、今回は2016年までに高校野球甲子園で作り上げられた感動的大記録をあなたと一緒に見ていきたいと思います。



あの時、あの場面の感動を今一度味わってみましょう⚾


スポンサーリンク
スポンサーリンク

高校野球甲子園!速球大記録者は誰?

503347
甲子園球場での記録ではないですが、高校野球での大会において、1番速い球を投げたのは、現北海道日本ハムファイターズの『大谷翔平選手』です。



その瞬間が訪れたのは、2012年7月19日、夏の甲子園出場を決める岩手県大会での花巻東と一関学院との準決勝、6回表2アウト1、3塁の場面。

マウンドに立つのは、花巻東のエース大谷翔平選手、対するバッターは一関学院のエース鈴木匡哉選手です。



1球目は、157㌔で真ん中高めのストレートでストライク

2球目は、154㌔でアウトコースに外れる。

3球目は、157㌔で低めに外れる。

4球目は、159㌔でインコースに外れる。

159㌔が出た瞬間は、球場内からどよめきと拍手が沸き上がりました。



そして、5球目! 157㌔の内角低めで空振のストライク。

カウントは、3ボール2ストライクのフルカウントになり、バッター鈴木選手に投げた低めに突き刺さる6球目ストレート!

139941
この鈴木選手を見逃しの三振に打ち取った6球目こそ、高校野球大会での大記録になる160㌔が出た瞬間です。

試合後の鈴木選手は、「地面すれすれで、ボールと思ったけど、グンと浮きあがてきた」と答えていたらしいです。

しかし、高校野球大会の大記録を一番近くで見たわけですからこれもまた凄いですよね(^^)

鈴木選手が、この球をホームランにしていればもっと凄かったですけどね・・



この試合を制した大谷翔平選手でしたけど、次の決勝戦では盛岡大附に3ー5で負けてしまって甲子園出場を逃してしまったんでしたよね。



その大谷選手ですが、プロ野球でもビュンビュンと速球を投げ込んでいて、2016年6月の巨人戦で163㌔の球を投げ込み記録を更新続けています。



ちなみに、甲子園での速球の記録は、2007年夏の佐藤由規(仙台育英)と2013年夏の安樂智大(済美)が投げた155㌔となっています。


高校野球甲子園!通算奪三振大記録者は誰?

598889
「ドクターK」とは、三振の山を築くピッチャーを指してこう呼びますよね。

高校野球甲子園大会で、最強「ドクターK」と呼ばれ、通算奪三振の大記録を記録しているのは、PL学園(大阪)の『桑田真澄選手』です。



甲子園に5回出場して、4回も決勝に進出した桑田真澄選手の150個の三振が、ダントツ1位大記録になっています。

もともと、打たせて取るのが上手だった投手でしたが、甲子園の出場回数とコツコツと積み上げた三振が重なり記録が作りあがって行ったんですね。



筆者が印象に残っている試合は、1984年の春の甲子園大会です。

a155d5719a13e824793a453407165613_s
二年生だった桑田選手の対戦相手は、初出場の岩倉(東京)でした。

普段は、打たせて取る桑田選手が、岩倉打線を相手取り、持ち球のストレートとカーブでバッタバッタ三振の山を築いていったのを覚えています。

怖いものなしで振り回してくる岩倉バッター達を、ストレートを見せ球にして、カーブで三振を奪う戦法が見事でしたね。



試合後に岩倉のエースで四番バッターの山口選手が「狙いどおりの変化球が来て、よし!もらいと、思ったのに空振りしてしまったのは、生まれて初めて」と答えていました。

それだけ、桑田選手のカーブは鋭く曲がっていたんでしょうね。



この試合、桑田選手は7回までに全員から三振を奪い、14個奪三振ショーを見せてくれましたが、8回裏にPL内野陣の乱れにより1点を失い、0-1で桑田選手は敗戦投手になってしまったんです。



あれだけの好投を見せた桑田選手が負けてしまった試合なので、とても印象に残っているんです。

桑田選手は奪三振記録の他にも、甲子園での通算勝ち星20勝の記録も持っていますよ。



その他の選手の三振記録を見てみると、

1試合での最多奪三振記録者は、桐光学園(神奈川)の『松井裕樹選手』が2012年夏の1回戦にだした、22奪三振



連続奪三振記録者は、同じく『松井裕樹選手』が2012夏の1回戦にだした10奪三振です。



桑田選手は引退してしまいましたが、松井選手は現役で頑張っていますので、これからもプロ野球で何かしらの大記録を達成してくれるような気がしますね。


高校野球甲子園!本塁打大記録者は誰?

514220
カキィーン!と、快音との共に、スタンドに突き刺さる白球!

この「ホームラン」は、野球選手にとってもスタンドで見ている観客にとっても感動的な瞬間ですよね。



1発のホームランが試合の流れを変えてしまう。



そんなホームランの大記録を保持している選手と言えば、PL学園(大阪)の『清原和博選手』です。



清原選手は、2位に6本の差をつける甲子園通算13本のホームランを記録しています。



清原選手の甲子園初ホームランは、1年生の1983年夏、横浜商(神奈川)との決勝戦でライトスタンドに放ったホームランです。



そこから、大記録がスタートしたわけですが、そのホームランを順番に調べてみました。



1本目、1年生夏の決勝 横浜商(神奈川) 三浦将明投手からソロ

2本目、2年生春の1回戦 砂川北(北海道)辰橋英男投手からソロ

3本目、2年生春の2回戦 京都西(京都) 関貴博投手からソロ

4本目、2年生春の2回戦 京都西(京都) 関貴博投手から2ラン

3本、4本は2打席連続。

5本目、2年生夏の1回戦 享栄(愛知)  村田忍投手から2ラン

6本目、2年生夏の1回戦 享栄(愛知)  稲葉太投手からソロ

7本目、2年生夏の1回戦 享栄(愛知)  稲葉太投手から2ラン

5本、6本、7本は1試合3本

8本目、3年生春の1回戦 浜松商(静岡) 浜崎淳投手からソロ

9本目、3年生夏の準々決勝 高知商(高知)中山裕章投手からソロ

10本目、3年生夏の準決勝 甲西(滋賀) 金岡康宏投手から2ラン

11本目、3年生夏の準決勝 甲西(滋賀) 金岡康宏投手から2ラン

10本、11本は2打席連続。

12本目、3年生夏の決勝 宇部商(山口) 古谷友宏投手からソロ

13本目、3年生夏の決勝 宇部商(山口) 古谷友宏投手からソロ

12本、13本は2打席連続。



凄いですよね、この中でも筆者が1番印象に残っているのが、12本、13本のホームランを放った、宇部商との決勝戦です。

bb3649f7ae56e42ec6d645ee126c8869_s
この大会で清原選手は、準決勝までに3本のホームランを打っていました。

しかし、対戦相手の4番には、この大会で4本のホームランを打っている藤井進選手がいます。

そうです、藤井選手はその時に清原選手の1大会3本の記録を超えていたんです



その当時テレビで見ていた筆者にも、清原選手の絶対に負けられない、必ず優勝するんだ!という気持ちが伝わってきたのを覚えています。



2回表に、宇部商に先制されてからの4回裏、清原選手の第2打席、古谷投手の投げた5球目、内角高めのストレートをレフトのラッキーゾーンにたたきこんでの同点ホームラン。



これで、清原選手は藤井選手の大会4本の記録に並び、次にまわってきた第3打席は、6回表に逆転されてたその裏です。



古谷投手の投げた2球目の真ん中高めのストレートを、見事にバックスクリーンにたたき込む同点ソロホームラン!

656671
この時の実況中継のアナウンサーの絶叫が今でも耳に残っています。

「恐ろしい!甲子園は清原のためにあるのか!!」

たしかに、私と同じくテレビで観戦していた高校野球ファン全員がそう思ったのではないでしょうか(^^)/



結局、試合はPLキャプテンの松井秀明選手のサヨナラヒットでPL学園の優勝で幕を閉じ、清原選手が2度の優勝と、1大会ホームラン5本甲子園通算13本の新記録を達成させた素晴らしく感動的な試合でしたので、ものすごく印象に残っています。



そして、通算13本の記録で1位に輝く清原選手に続く2位の選手はというと、同じくPL学園の桑田選手の6本になります。

桑田選手はピッチャーとしての素質も素晴らしいですが、バッターとしてのセンスもあったんですよね。

もう一人、6本を打っているのが上宮(大阪)の元木大介選手です。



最後に

499080
今年も、高校野球甲子園では素晴らしく、そして感動的な試合を高校球児達が見せてくれると思います。

今から、ワクワクが止まりませんね。

大谷翔平選手の160㌔の記録をやぶる選手、桑田真澄選手の奪三振記録をやぶる選手、清原和博選手の本塁打記録をやぶる選手、そんな素晴らしい選手に早く会いたいものです。

さあ! 新しい大記録を目指してプレイボール!!です。


スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

おすすめ記事(一部広告を含む)