これまでいろいろな臭いや、汚れ落としの記事を書いてきましたが、その中に注意事項として「敏感肌の方はゴム手袋を使用しましょう」と明記しています。
そして妻がそれらの記事を読んでいたときに
妻
そうそう私もだけど、手荒れが酷い人にはゴム手袋は必需品なのよね~。でもあの臭いだけはなんとかならないかなぁ~
私
うん?ゴム手袋ってそんなに臭かったっけ?
妻
使いはじめはゴムの臭いが気になるぐらいだけど、しばらく使っていると手袋の中や、手につく臭いも最悪なんだよね。
私
そうなんだ。あまり気にしていなかったなぁ~。
妻
あなたは記事を書くために新品をおろしてちょこっとはめるだけだからね。あ!丁度いいわ。そこのキッチンにあるもう買い替えようと思っているゴム手袋をはめてお風呂掃除をしてみて~^^
私
まじ・・・
と指示されて、実際はめて風呂掃除をしたあとの臭いは最悪でした(^^;
しかしゴム手袋がこんなに臭くなるなんて、ほんとうに気がつきませんでした。冒頭にも書きましたが、私はこのブログ内の臭い取りなどの記事の中で、肌が弱い方はゴム手袋は必須としています。
そのためにもこのゴム手袋の臭いはなんとかしなければと思い、あれやこれやと臭い消しの作業をしたのです。そして結果は、見事に解決をすることができました^^
ということで今回は、ゴム手袋の臭い消しについてお届けいたします。
あ!その前に、ゴム手袋の中がどうして臭くなってしまうのかを少しお伝えしますね。
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ゴム手袋の中がくさくなる原因は?
その原因は
・雑菌の繁殖とゴム独特の臭い
です。
人は手汗を掻きますよね。私なんて超汗かきなので、その手汗の量は半端ないですけどね(^^; だけど、実はそんな汗自体には臭いがありません。ですがその汗や皮脂、垢などを雑菌が餌として繁殖し、くさい臭いを発生させてしまいます。
そして密封性の高いゴム手袋をはめることで蒸れてしまい、汗の量も多くなります。そうなると当然雑菌の大量発生に繫がり、それがあのゴム独特の臭いと混ざり合って、鼻も曲がりそうな悪臭の誕生になってしまうのです。
とそんな原因がわかったとこで、早速
- ゴム手袋の中の臭い
- 手についた臭い
の消し方を順番に見ていきましょう。
ゴム手袋の中の臭いの消し方
今回臭いを消すゴム手袋は、先ほど風呂掃除に使ったものの他に、私の会社で日頃から使っているトイレ掃除とキッチン用です。会社から持ってきたこの2組もかなりの悪臭を放っていましたよ~(^^;
こちらがその3組のゴム手袋です。
↓ ↓
そしてその悪臭に対して、私の臭い消しグッズの中から選んで使ったのは、
- 酸素系漂白剤(オキシウォッシュ)
- 重曹
- 中性洗剤+柔軟剤
の4点です。
どれが一番効果があるかと作業をおこなったのですが、微妙な差で酸素系漂白剤(オキシウォッシュ)の勝ちでした。だからその酸素系漂白剤での消し方から見ていきましょう。
酸素系漂白剤(オキシウォッシュ)での消し方
液体より粉末タイプのが強力と分かっているので、粉末であるオキシウォッシュはピッタリだと思ったのです。
私は100均で買いましたが、amazonや楽天からでも購入できますよ。
↓ ↓
リンク
<準備する物>
- 漂白剤(オキシウォッシュ)
- 洗面器
- ぬるま湯(約40℃)
- 真水
※注意する事:敏感肌の方はゴム手袋を使用しましょう。
①ゴム手袋をひっくり返し、真水でよく濯ぎます。
↓ ↓
②洗面器にぬるま湯をたっぷり溜めます。
↓ ↓
③ぬるま湯に酸素系漂白剤(オキシウォッシュ)を大さじ2杯加えてよくかき混ぜます。
↓ ↓
④ゴム手袋をひっくり返したまま③の洗面器の中に浸けこみます。※内側に水を入れてなるべく浮いてこないようにしましょう。
↓ ↓
⑤そのまま1時間~2時間ほど放置します。※臭いの落ち方によっては延長。
↓ ↓
⑥時間が経過したらゴム手袋を真水でよく濯ぎます。
↓ ↓
⑦風がよく通る場所でピッチハンガーなどに吊るして乾かせば完成です。
↓ ↓
私
1時間の浸け込みをした段階では、若干臭いが残ってるように感じたのです。だからもう1時間延長したところ、臭いが気にならなくなりましたね。
そして干して乾かした後は臭いは完璧に消えていましたよ~^^
そして干して乾かした後は臭いは完璧に消えていましたよ~^^
重曹での消し方
いつも頼りになるこの重曹が、あの強烈な臭いにどう立ち向かってくれるかわくわくしながら使ってみました。
↓ ↓
<準備する物>
- 重曹
- 洗面器
- ぬるま湯(約40℃)
- 真水
※注意する事:敏感肌の方はゴム手袋を使用しましょう。
①ゴム手袋をひっくり返し、真水でよく濯ぎます。
↓ ↓
②洗面器にぬるま湯をたっぷり溜めます。
↓ ↓
③ぬるま湯に重曹を大さじ2杯加えてよくかき混ぜます。
↓ ↓
④ゴム手袋を③の洗面器の中に浸け込みます。※内側に水を入れてなるべく浮いてこないようにしましょう。
↓ ↓
⑤そのまま1時間~2時間ほど放置します。※臭いの落ち方によっては延長。
↓ ↓
⑥時間が経過したならゴム手袋を真水でよく濯ぎます。
↓ ↓
⑦時間が経過したら風がよく通る場所でピッチハンガーなどに吊るして乾かせば完成です。
↓ ↓
私
酸素系漂白剤(オキシウォッシュ)と比べると若干臭いが残っいる感がありました。
ただ今回、浸け込み時間を酸素系漂白剤(オキシウォッシュ)と同じく2時間で切り上げてしまいました。だからその時間をさらに延長していれば完璧に消せていたかもしれませんね。
ただ今回、浸け込み時間を酸素系漂白剤(オキシウォッシュ)と同じく2時間で切り上げてしまいました。だからその時間をさらに延長していれば完璧に消せていたかもしれませんね。
中性洗剤+柔軟剤での消し方
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キッチンや洗濯でいつも使っているものでOKですよ~。
<準備する物>
- 中性洗剤
- 柔軟剤
- 洗面器
- ぬるま湯(約40℃)
- 真水
※注意する事:敏感肌の方はゴム手袋を使用しましょう。
①ゴム手袋をひっくり返し、真水でよく濯ぎます。
↓ ↓
②ゴム手袋に中性洗剤を拭きかけます。
↓ ↓
③中性洗剤を拭き終えたらよく揉み洗いします。
↓ ↓
④真水で中性洗剤をよく濯ぎ落とします。
↓ ↓
⑤洗面器にぬるま湯を溜めます。
↓ ↓
⑥洗面器のぬるま湯に柔軟剤をキャップ1杯入れてよくかき混ぜます。
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⑦ゴム手袋を⑥の洗面器の中に入れます。※内側に水を入れてなるべく浮いてこないようにしましょう。
↓ ↓
⑧そのまま1時間~2時間ほど浸けおきします。※臭いの落ち方によっては延長。
↓ ↓
⑨時間が経過したら風がよく通る場所でピッチハンガーなどに吊るして乾かせば完成です。
↓ ↓
私
柔軟剤の良い香りがしてなかなかの仕上がりでしたよ。ただ臭いの元を完璧に消せていなかったようで、少し時間が経つと臭いが戻ってきているようにも感じてしまいました。
では次に、ゴム手袋の臭いが手についた場合の消し方を見ていきましょう。
手についたときの臭いの消し方
私も臭いがついた手を鼻に近づけたときは、悪臭の凄さにビックリでした。
そしてその悪臭を簡単に消せる方法はと思い、いろいろ試してみると、
- 柑橘類
- サラダ油
- 歯磨き粉
- お茶の出がらし
- コーヒーカス
で効果を感じることができました。
柑橘類で手の臭いを消す
我が家では以前から柑橘類の果物の皮を消臭グッズとして使い、トイレや下駄箱中などには必ず置いています。
だから手についた臭いにも、きっと効果があると思い試してみたら大正解でした^^
<やり方>
①柑橘類の皮を手で強く握り汁を絞り出します。
↓ ↓
②そのまま皮を手の中でよく揉みほぐします。
↓ ↓
③皮を捨てて石鹸で手を洗えばOKです。
↓ ↓
サラダ油で手の臭いを消す
灯油を手につけたときに試したことがあります。だからやってみたら効果はバッチリでしたよ。
<やり方>
①サラダ油を小さじ1杯ほどを手のひらにのせます。
↓ ↓
②そのまま手をこすりながら、よく揉みほぐします。
↓ ↓
③しばらくしたら石鹸で手を洗えばOKです。
↓ ↓
歯磨き粉で手の臭いを消す
歯磨き粉にも消臭成分が使われているので、試してみたらこちらも効果を感じられました。
<やり方>
①手のひらに歯磨き粉を1㎝ほど出します。
↓ ↓
②そのまま握りしめて手の中でよく揉みほぐします。
↓ ↓
③しばらくして石鹸で手を洗えばOKです。
↓ ↓
お茶の出がらしで手の臭いを消す
お茶っ葉の出がらしは、バッグの臭い消しなどに使ったことがありますが、今回手の臭いにも効果がありました。
<やり方>
①お茶の出がらしを手のひらにのせます※出がらしは冷ましてから使いましょう。
↓ ↓
②そのまま握りしめて手の中でよく揉みほぐします。
↓ ↓
③しばらくして石鹸で手を洗えばOKです。
↓ ↓
コーヒーカスで臭いを消す
消臭効果があるコーヒーカスも効果はバッチリでした^^
<やり方>
①ドリップコーヒーを入れたあとのカスを手のひらにのせます。
↓ ↓
②そのまま握りしめて手の中でよく揉みほぐします。
↓ ↓
③しばらくして石鹸で手を洗えばOKです。
↓ ↓
以上がゴム手袋の中と手についた臭いの取り方でした。では次に、ちょとした工夫でゴム手袋の中を臭くさせにくくする方法をお伝えしますね。
ゴム手袋の中に悪臭を発生させない方法は?
その方法は、手袋の2枚重ねです。ただゴム手袋を2枚はめるわけではなく、1枚目に綿の手袋をはめてから2枚目にゴム手袋をはめましょう。
これにより手汗は、綿素材の手袋が吸収してくれます。そして、そのおかげでゴム手袋の中には汗が溜まらなくなり、臭いがしたとしても鼻を背けてしまうような悪臭にはならなくなります。
あと手汗を掻きにくくするために、シッカロールや制汗剤を手のひらに塗るのもおすすめ。実際こちらの2つを使って脇汗の対策に成功していますよ⇒Tシャツの6つの脇汗防止策!徹底比較したら驚いた!
それと、妻が現在使ったあとに毎回中性洗剤で軽く洗って濯ぎ、一晩干すようにしています。それでも臭いがつきにくくなっているようですよ~^^
実は今回臭いを消したゴム手袋の1組を、風で飛ばし紛失してしまいました。慌ててダイソーに買いに行ったのですが、その種類の多さにちょっとビックリしましたね。
そんなダイソーのゴム手袋をこちらの記事で紹介しています⇒ダイソーのゴム手袋!使い捨ても含め全てを徹底検証したよ
まとめ
手の肌が丈夫な私には、今までゴム手袋をはめる機会があまりありませんでした。だからゴム手袋の中のあの悪臭や、手につく嫌な臭いも気がつきませんでしたね(^^;
でも今回妻の一言もあり、その臭いを経験することができ、また臭いの消し方にも貢献できたのはよかったです。
ではもう一度おさらいをしておきます。
ゴム手袋の中の臭いを消すなら、
- 酸素系漂白剤(オキシウォッシュ)
- 重曹
- 中性洗剤+柔軟剤
がおすすめ。中でも、酸素系漂白剤(オキシウォッシュ)が一番効果を感じられました。
そして手についた臭いを消すには、
- 柑橘類
- サラダ油
- 歯磨き粉
- お茶の出がらし
- コーヒーカス
のどれかを使えばOKです。でも私的には、柑橘類が一番消臭効果があるように思いますよ~^^
今回も記事をお読み頂きありがとうございました。
コメント
ゴム手が臭い、僕の場合い、薄手でないことが多く、茶色の、 冬季寒くて凍えそうなときですら、水でぬれるからか? 1週間も使うと、まだゴムから漏水することも無いのに。ですねー、 熱湯、やかんで、かんかん沸騰した熱湯を、中に注ぎ、3回 給・排水、 そして乾かすと、 においとれました。 ただゴムに何の影響が出ないか?わかりませんが。 とりあえず農協で買ったものでは、だいじょぶ、みたいでした。 ただやはり使い込むほどゴム面の 切損があり、 怪我から守る大切な機能でありますが、もれるようになると、ボンドなどで修正できると良いかともおもいますが。
シライシエイイチ様。記事をお読み頂きありがとうございます。
熱湯を中に注ぐと効果があるんですね^^ 一度試してみます。
貴重な情報ありがとございます。
返信が遅れてしまいすみませんでした。
ゴム手袋の中の臭い対策に大変参考になりました。
私は手荒れ予防に厚手のゴム手袋を使う機会が多いので蒸れた時の
臭いが気になって何か良い方法があると良いなって思っていたのです。
早速試してみました、そして私の場合は漂白剤に浸けたあとに
柔軟剤で香りをつける方法に落ち着きました。
桃香様。記事をお読みになって頂きありがとうございました。
ほんとゴム手袋のきつい臭いは最悪ですよね(^^;
今回少しでもお役にたてて何よりです。
コーヒーのカスそのまま流さないでください…
K様 コメントありがとうございます。
了解いたしました。