帽子の臭いの取り方!強烈な悪臭も綺麗さっぱり除去できた!

帽子が大好きな私は、休日には必ずかぶって外出しています。その数も知らない間に増えていき、古い物は処分しているのですが、タンスの中には20以上入っています(^^;

お気に入りはキャップですが、夏の暑い日には麦わら帽子(ストローハット)もかぶりますし、冬には耳まで隠れるニット帽が多いですね。そんな大好きな帽子ですが、困るのはかぶったあとにつく嫌な臭いです。とくに夏場には、1日で鼻をそむけたくなるほどの強烈な悪臭がつくこともあります。

そんな臭いを何とかしたくて臭い取りに挑戦してみたら、ビックリするほどの効果をだすことができました^^

ということで今回は、帽子についた嫌な臭いの取り方をお届けいたします。

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帽子の臭いをスッキリ取りたい!


帽子の代表的なデザインといえば、キャップやニット帽、ハットではないでしょうか。それに使われている素材も多くあり、例をあげると、

  • 綿
  • アクリル
  • ウール
  • ベロア・スエード
  • 天然素材(パナマ・ストロー)

などがあります。

そのため臭い取りも、その素材にあった方法でおこなわなければいけません。そうしないと、せっかく臭いが取れても帽子にダメージを与えてしまう恐れがあるからです。

では、私が素材別におこなった帽子の臭い取りを順番に見ていきましょう。

綿素材の帽子の臭い取り


私が多く持っているのがこの綿素材のキャップです。ですから臭い取りも気合を入れてやりましたよ^^ その甲斐もあり全てスッキリ臭いが取れました。ではその取り方を紹介します。

用意する物
・固形石鹸
・真水
・お湯(50℃)
・酸素系粉末漂白剤
・洗面器


①洗面器にお湯を溜めて帽子を浸します。
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洗面器にお湯を溜めて綿素材のキャップ帽子を浸す

②固形石鹸を泡立てるようにしながら全体を手洗いします。
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固形石鹸で帽子をこする

③しっかり洗い終えたら、真水でよく濯ぎます。
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帽子を濯ぐ

④洗面器に新しいお湯を溜め、酸素系粉末漂白剤を大さじ3杯入れよくかき混ぜます。
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真水に酸素系粉末漂白剤を入れて混ぜる

⑤帽子を④の洗面器に浸し、1時間程放置します。
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帽子を洗面器に浸す

⑥帽子を洗面器から取り出し、真水でよく濯ぎます。
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帽子を真水で濯ぐ

⑦風通しのよい場所で乾かせば完成です。
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帽子を干す

ニット帽はそのまま干して構わないですが、キャップの場合は型崩れしないように、乾いたタオルを詰めて干すのがポイントですよ~。そのあとしばらくしてから水分を吸ったタオルを取り除き、しっかり乾くまで干してくださいね。


アクリル素材の帽子の臭い取り


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私の持っているニット帽は、ほとんどがアクリル素材です。そして、耳まで隠れるニット帽は冬場には欠かせない帽子なんですよね~。でもかぶっているとよく汗もかくので、臭いもしっかりついてしまいます(アクリルは吸水・吸湿性が悪い為)。そんな臭いを取るためには、以下の物を揃えるだけでOKですよ。

用意する物
・液体石鹸(おしゃれ着洗剤でも可)
・柔軟剤
・洗面器
・洗濯ネット
・真水


①真水を溜めた洗面器に、液体石鹸をキャップ2杯入れてかき混ぜ溶液を作ります。
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洗面器の真水に液体石鹸を入れる

②溶液が入った洗面器に帽子を10分程浸けこんだ後に優しく手洗いします。
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アクリル素材の帽子を洗面器の中に浸す

③帽子を取り出し、真水でよく濯ぎます。
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帽子を真水で濯ぐ

④濯ぎ終えたら手で優しく絞ります。
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帽子を手でしぼる

⑤洗面器に真水を溜め、柔軟剤をキャップ半分程入れます。
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洗面器の真水に柔軟剤を入れる

⑥帽子を⑤の洗面器の中に5分程浸けこみます。
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帽子を柔軟剤を入れた真水に浸ける

⑦洗濯ネットに入れて脱水し、干して完成です。
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帽子を脱水する

アクリルは熱に弱いと聞いた事があるので、私は念のためにお湯は使いませんでした。そしてこの方法で洗った後のニット帽は、メッチャ良い香りがして大満足でした(^^♪


ウール素材の帽子の臭い取り


私はウールの帽子を持っていなかったのですが、妻がかぶっているニット帽にウール素材がありました。で、嗅いでみると臭いがしたので取ってあげましたよ~^^ 

用意する物
・液体石鹸(おしゃれ着用洗剤でも可)
・柔軟剤
・セスキ炭酸ソーダ
・洗濯ネット
・ぬるま湯(30℃)


①洗面器にぬるま湯を溜め、そこに帽子を浸します。
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ウール素材の帽子をぬるま湯に浸す

②洗面器に液体石鹸をキャップ半分程とセスキ炭酸ソーダを小さじ1杯程入れます。
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ぬるま湯に液体石鹸とセスキ炭酸ソーダを入れる

③帽子を優しく手洗いします。
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帽子を優しく手洗い

④手洗いが終わったなら、ぬるま湯で濯ぎます。
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帽子をぬるま湯で濯ぐ

⑤洗面器にぬるま湯溜めて帽子を浸し、柔軟剤を入れて5分程置きます。
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柔軟剤が入ったぬるま湯に帽子を浸す

⑤洗濯ネットに入れて脱水し、干して完成です。
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帽子を洗濯ネットに入れて脱水

縮ませたりしたら文句を言われるかもしれないと心配しましたが、綺麗に臭いを取ることができました。ウールは熱いお湯を使うと縮む恐れがありますから、30℃のぬるま湯で洗うようにしましょうね^^


革素材の帽子の臭い取り


1つだけ持っている革のキャップです。自慢ではないですが1度も洗ったことはありませんでした(^^; でも革はゴシゴシ洗うことはできませんよね~。だけど、以下の物を揃えるだけで臭いを取ることができますよ。

用意する物
・重曹
・ビニール袋(帽子が入る小さなサイズ)
・真水
・中性洗剤
・歯ブラシ


①ビニール袋に帽子を入れます。
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革素材の帽子をビニール袋に入れる

②ビニール袋の中の帽子に重曹をたっぷり掛けます。
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帽子に重曹を振りかける

③ビニール袋の口をしっかり結び、そのまま2~3日放置します。臭いの取れ具合によっては延長して下さい。
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ビニール袋の口をしっかり結ぶ

④臭いのチェックをして取れていれば、重曹をしっかり払います。
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帽子の臭いが取れているかチェック

⑤汗取り部分を、歯ブラシに水で薄めた中性洗剤をつけてこすり、乾いたタオルで拭きあげ完成です。
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汗取り部分を洗う

臭いが取れるまでには時間が掛かってしまいますが、重曹を振りかけるだけでスッキリと臭いが取れてくれます。今までもいろいろな臭い取りをやっていますが、本当に重曹には助けられていますよ~。でも、重曹は殺菌効果があるわけではありません。どうしても綺麗に洗いたいのであれば、専門のクリーニング店にお願いするのがいいですね。


ベロア・スエード素材の帽子の臭い取り


革と同じで水に弱いため、洗うことを避けたい素材ですね。でもこちらも重曹を使って臭いを取ることができましたよ^^

用意する物
・重曹
・ブラシ(歯ブラシでも可)
・ビニール袋(帽子が入る小さなサイズ)
・真水
・中性洗剤
・歯ブラシ


①帽子の表面をブラッシングして、表面についているほこりなどの汚れを除去します。
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スエードの部分をブラッシング

②ビニール袋に帽子を入れ、重曹を振りかけ30分程置きます。
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帽子に重曹を振りかける

③帽子を取り出し、表面を軽くブラッシングしながら重曹を払います。
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ブラッシングして重曹を払う

④完全に重曹を取り除いたなら、もう一軽くブラッシングして表面の毛を整えます。
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スエードの帽子をブラッシング

⑤汗取り部分を、歯ブラシに水で薄めた中性洗剤をつけてこすり、乾いたタオルで拭きあげます。
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汗取り部分を洗う

⑤風通しの良い場所でしばらく干して完成です。
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帽子を干す

重曹を振りかけ、長い時間ビニール袋に放置しておくと、湿気で毛の奥の方で固まる恐れがあります。だから早い段階でビニール袋から取り出し、ブラッシングするのがポイントですね。この方法で臭いをスッキリ取り除くことができましたよ。ただし、革と同じく綺麗に洗いたいのであれば、こちらも専門のクリーニング店にお願いしましょうね。


それとこの帽子にマジックテープが使われていて、そのくっつきが悪かったのです。そのときに、こちらの方法をおこなうと見事に復活しましたよ。
 ↓            ↓
腰を痛めやすい私は日頃から腰痛コルセットを利用しています。先日も掃除をするときに巻こうとしたのですが、使われているマジックテープのくっつきが...

マジックテープのつきが悪くなったら参考にしてみてくださいね^^

天然素材の帽子の臭い取り


夏の暑い日に重宝するのが、天然素材を使った麦わら帽子やカンカン帽などですね。でも汗の臭いもたくさんついてしまいます。ではその臭いを取っていきましょう。

用意する物
・中性洗剤
・酸素系漂白剤
・真水
・綺麗なタオル


①洗面器に真水を溜め、中性洗剤と酸素系漂白剤を小さじ一杯分程入れて混ぜます。
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真水に酸素系漂白剤と中性洗剤を足す

②綺麗なタオルを①の洗面器に浸します。
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タオルを酸素系漂白剤と中性洗剤を入れた真水に浸す

③タオルを固く絞り帽子を拭いていきます。
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固く絞ったタオルで帽子を拭く

④汗取り部分を、歯ブラシに水で薄めた中性洗剤をつけてこすり、乾いたタオルで拭きあげます。
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汗取り部分を洗う

⑤風通しの良い場所に干せば完成です。
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帽子を干す

汗を多くかく時期にかぶる帽子です。その分臭いもつきやすいですよね~(^^; とくに汗取り部分は強烈な臭いを発する部分なので、要注意です。あと、天然素材ではなくペーパーを使っている帽子もありますが、同じ臭い取り方法でOKですよ。



以上が帽子の臭いの取り方でした。次はその臭いをつきにくくする対策を少し紹介しますね。


あ!それと、作業をするときに敏感肌の方はゴム手袋を使用するのをおすすめしますが、ゴム手袋の臭いって気になりますよね。その場合はこちらの記事を覗いてください⇒ゴム手袋の臭い消し!あの悪臭を退治した方法を大特集

帽子の臭い対策


帽子の臭いの原因は、ほとんどが頭皮からでる汗です。その他には、焼肉などを食べに行ったときに油やタバコの臭いがついたりもします。その臭いをついたままの状態で放置するのではなく、毎日かぶったあとに必ずひと手間かけるようにしましょう。

その方法とは…

■重曹水スプレーを使う

重曹水を、かぶたあとの帽子に拭きかける方法です。重曹水スプレーの作り方は簡単で、200ccの水に重曹大さじ一杯加えてよくかき混ぜ、スプレー容器に詰めればOK^^

帽子をかぶった後にスプレーし、風通しのよい場所で干してあげましょう。ただし、水気を嫌う革やスエードなどは直接ではなく、乾いたタオルに一旦スプレーしてから拭くようにしましょう。でもその前に、色落ちの心配がないかを目立たない箇所で確認してからおこなってくださいね。

あと重曹水の替わりに、ファブリーズなどの消臭剤を使っても効果がありますよ~^^


帽子の臭いが取れても、髪の毛がくさかったらダメですよね(^^; もし臭うのなら、美容師から聞いたこの対策をお読みくださいね⇒髪の毛の臭い消しに効果絶大!やはり美容師に聞くのが正解だった!


あ!それと、夏場にたくさん汗を掻いてしまうと、シャツなどに頑固な臭いがついてしまうことがあります。また、脇汗染みも困りものですよね。その防止策としては、こちらの記事にまとめておきました^^
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まとめ


帽子の臭い取りについてお届けいたしました。夏の日射病対策には欠かせないですし、ファッションの小物としても大活躍してくれますよね。そして、帽子をいつまでも綺麗に使うためにも、日頃からのお手入れが大切です。ですから今回の記事が少しでもお役にたてれば幸いです。

ではここで少しおさらいをしておきますね。帽子の臭い取りですが、素材別に気をつけなければならないポイントがありました。

それは以下のとおりです。

  • 綿:使うお湯は50℃。固形石鹸と酸素系粉末漂白剤を使う
  • アクリル:熱に弱いので真水を使う
  • ウール:使うお湯の温度は30℃(縮を防ぐため)
  • 革:重曹を振りかけてからの時間は、臭いの取れ具合によって延長
  • ベロア・スエード:ブラッシングは優しく
  • 天然素材(パナマ・ストロー):汗取り部分は要注意


今回も記事をお読みになって頂きありがとうございました。


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