カマキリの卵の育て方は?元気で大きくするコツを伝授します!

昆虫界のギャングと言えば、カマキリではないでしょうか?

子供の頃には、近くの公園で大きなカマキリを捕まえてきては、家に持ち帰り飼育していたのを思い出します。


カマキリを飼育しながら観察していて、1番カッコよかったのはエサとなるバッタやトンボを捕まえる時でしたね。

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エサが近づくと、にょきっと伸びた上半身をゆらゆらと揺らしたと思った瞬間!

目にも止まらぬ速さで、前足のカマでエサを捕らえるのですが、その姿が子供のころの筆者の目には、まさしくカッコイイギャングスターのように映っていました。



ある時は、虫かごに入っていたカマキリの卵が孵化してしまい、朝目が覚めると部屋中がカマキリの赤ちゃんで一杯という大失敗をしたこともありましたね。💦



そんな懐かしいカマキリの卵を先日見つけてしまい、子供の頃を思い出しながら、家で飼育してみようと思っています。


なので、今回はカマキリの卵の育て方や飼育方法などを、今一度調べ直しお伝えします。

カマキリの卵を育てようと思っているあなたと一緒に読んでいきましょう。

きっと、元気で大きなカマキリに育ちますよ♪

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カマキリの卵の育て方!


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カマキリの飼育は、カマキリの卵から育てるのが1番面白く楽しい飼育ができるコツです。

夏の暑い時期、林の中に探しに行き、蚊に刺されるのも大変ですよね。

ですから、できることなら冬の時期カマキリの卵を見つけに行きましょう。



カマキリの卵は、林の周りの枯れたくずや、セイタカアワダチソウの茎などで見つけられますから頑張って探してください。

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カマキリの卵を見つけたら、枝から無理にはがさずに枝ごと折って持ち帰るのがコツです。



持ち帰った枝をビンの中に入れ、ガーゼで蓋をし、輪ゴムで止めて家の外に暖かくなる春まで置いておきます。



春になり温かくなると卵が育ち、中から幼虫がわんさかわんさかと出てきますが、20~30匹ぐらいを飼育するようにして、残りは卵を見つけた場所に逃がしてあげましょうね。



ここで注意をして頂きたいことが1つ110172

家の中や玄関などは、温かい為に卵が早く孵化してしまいエサに困ってしまう恐れがあります。それに、虫かごなどに入れて家の中に置いておくと、知らない間に部屋中がカマキリの赤ちゃんで一杯!と、言う恐れもありますので気を付けましょう(^^;



飼育に用意するもの




カブトムシなどを飼う飼育のプラケース(カマキリの飼育には立てにして使います)。

虫よけシート

アブラムシが沢山付いている枝

枝を入れておくビン(卵に使っていた瓶でOK)

脱脂綿



用意した瓶にたっぷりと水を入れて脱脂綿を詰め込みアブラムシがたくさんついた枝を差し込みます。

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その瓶を、立てにしたプラケースに入れます。

プラケースにカマキリの幼虫をすべて入れ、虫よけシートをかぶせて蓋をすればOKです。

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飼育のコツ




プラケースは日が直接当たらない、明るく風通しの良い場所に置く。

枝にアブラムシが少なくなったら共食いを防ぐ為にも、アブラムシが沢山ついている新しい枝に変える。

カマキリは水を飲むので、瓶の中の水は切らさないで脱脂綿は常に湿らせておく。

飼育ケースの底がフンなどで汚れてきたなら、ティッシュペーパーなどで掃除してあげる。

幼虫が大きくなってきたら、一匹ずつ飼うようにしてエサとなる小さめの昆虫を与えてあげる。



カマキリの成長の過程は、1齢幼虫から合計6回の脱皮を繰り返し、緑色の7齢終齢幼虫までです。

幼虫は1齢、2齢ではほとんどが褐色ですが、中には3齢から緑色に変わって行く幼虫も現れます。


カマキリのエサは?



カマキリの1齢幼虫は、自分より小さいエサしか食べませんのでアブラムシやショウジョウバエ、虻のようなエサが1番でしょう。

中でもアブラムシは、夏になれば花などの植物に沢山付いていて見つけやすいのでお勧めですね。

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そして、2齢、3齢、4齢と大きくなるにつれて自分より大きなエサでも捕まえて食べだしますので、公園などでバッタやトンボなどの昆虫を捕まえ、エサとして与えてください。



公園などで見つけれなかった場合は、ホームセンターなどでエサとなるコウロギが販売していますので、それを利用してもOKです。



どうしてもエサが見つけれなかった場合は、家の冷蔵庫の中にある鶏の生肉魚の切り身などでも大丈夫ですが、カマキリの前に置くだけではなく、糸などで縛ったうえでカマキリの前で動かしてあげましょう。カマキリは基本的には生きていて動くものしか食べませんからね。


カマキリの赤ちゃんにエサについては、こちらの記事に詳しく書いてあります↓

毎年、ベランダでゴーヤを育てている私ですが、去年のある日、グイグイと伸びはじめたゴーヤの葉を眺めていると、何やら動くものが... よく...

カマキリの成虫を捕まえる。



カマキリの中でも、やはり捕まえたいのはオオカマキリです。

オオカマキリは、夏が近づく6月から7月頃から捕まえることが出来ます。

北海道から九州までの各地域で見つけれますので、至って簡単に捕まえられます。

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公園の茂みの中、林の周りの茂み、お花畑や川岸の草地などの背の高い草の上をよく見てください、大きなオオカマキリがいるはずです。

オオカマキリを見つけたら、いきなり手で持つと大きなカマを伸ばして、はさみにきますから気をつけてください。



捕まえ方は

1、オオカマキリの前に手のひらをだす。

2、もう一方の手でオオカマキリの後ろをつついてみる。

3、オオカマキリが前の手のひらに乗ってくる。

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4、手のひらに乗ったオオカマキリをゆっくりと飼育ケースに移す。

1~4の方法で簡単に捕まえる事が出来ますが、オスの場合は飛んで行ってしまう恐れがありますので、虫取り網などを使う方が確実ですね。


まとめ


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いかがですか?

今年は、カマキリの飼育に挑戦してみませんか?

成虫からでも楽しいですが、やはり卵から育てるのが面白いと思います^^

そうそう、日本のカマキリも多くの種類がいるんですよね。

その中での、代表的な物が、
・オオカマキリ
・チョウセンカマキリ
・ハラビロカマキリ
・ウスバカマキリ
・コカマキリ
・ヒナカマキリ
・ヒメカマキリ
です。

さて、あなたは何カマキリを捕まえに行きますか?(^^)/


今回も記事をお読みになって頂きありがとうございました。


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