明日から初めて韓国旅行に行く初心者だけれど心配なのがタクシー。
言葉が通じないから安全に利用できるかとても心配。
それと、タクシーを捉まえる時は日本と同じなのだろうか?
料金だって日本より安いと聞いてはいるが、ぼったくるタクシーもいるらしい・・(-_-)
そんな事をお考えではないでしょうか?
そうですね。旅行の移動手段でもっとも便利なのはタクシーです。
沢山買い込んで重くなる荷物や歩き疲れて棒になってしまう足を休める為にも、タクシーを上手に利用できるかどうかで、韓国旅行はかなり楽になります。
しかし!安心して乗ったはずなのに高額料金を請求されてしまうと、楽しいはずの旅行も台無しになってしまいます。
このようなトラブルを避ける為にも、予め現地のタクシーの種類や、評判、ぼったくり事例なども知っておくことも大切です。
と言うことで、今回は韓国で何十回とタクシーに乗った私が、タクシーを安全に利用する方法をお伝えします。
韓国旅行に初めて行かれるなら是非お読みになってください。
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韓国でタクシーを安全に利用しましょう!
楽しい韓国旅行になるつもりが、タクシーを利用したばかりに最悪な旅行になってしまったと言う話を幾つか耳にした事があります。例を上げると、
- メーター料金の3倍もの金額を請求された
- 2㌔程しか走ってないのに35万ウォン請求された
- 1万ウォンでOKと言われて乗ったら結局10万ウォン請求された
- 行きは10分程だったのに帰りは遠回りされて1時間掛かった
- 明洞から東大門までの3㌔程の距離に15万ウォン請求された
- 乱暴な運転をされて首が痛くなった etc・・
怖いですよね(^^;
ソウル市も2015年4月から専門チームを設けて取り締まりを強化し始めたのですが、依然観光客を狙ったぼったくりなどの犯罪は中々減らないようです。
そんな被害に遭わずに旅行を満喫する為には、いかにタクシーを安全かつ快適に利用できるかに寄ると思います。それには、
- タクシー種類
- タクシーの料金
- タクシーの乗り方
- 目的地の正確な伝え方
この4つをしっかりと把握しておかないといけません。
では初めにタクシーの種類と料金からお伝えします。
韓国タクシーの種類と料金は?
韓国ソウル市内を走っているタクシーは四種類あります。一つずつ特徴を説明していきます。
・一般タクシー
韓国ソウルの街中を何台も走っています。
目印はオレンジ、シルバー、白の三色で、私が頻繁に利用するのがオレンジ色になります。
韓国のタクシードライバーの態度が悪いと旅行客からよく聞くことがあります。たしかに私もそのようなドライバーのタクシーに乗ったことはありますが、全てがそうではありません。
中にはとても親切にして頂いたこともありましたし、片言の日本語で「日本が大好きです!」
と言ってくれるドライバーもいます。
で、よくよく考えてみるとオレンジ色のタクシードライバーが一番親切と感じたので、なるべくオレンジ色のタクシーを捉まえるようにしています。
どうしても捉まえられなかった場合は、シルバー、白の順にしていますが、これは私に限ったことでありまして、シルバーや白のドライバーも親切な方はいますからね^^
ただし、どのドライバーも少々荒っぽい運転をしますから、シートベルトは忘れずに締める事をおすすめします。私が思うに、遊園地のジットコースターより韓国のタクシーの方が何倍もスリルが味わえちゃいますから。
■料金
・初乗り 3.000ウォン(2㌔まで)
・距離料金 142mごとに100ウォン
・時間料金 35秒ごとに100ウォン
・深夜料金 20%アップ(24時~04時)
私は明洞から各場所に移動する事が多いです。
参考までに大体の目安を書いておきます。
・明洞~南大門 3.000ウォン
・明洞~東大門 4.200ウォン
・明洞~仁寺洞 3.300ウォン
・明洞~梨奏院 5.000ウォン
・明洞~大学路 5.700ウォン
・明洞~梨大 7.000ウォン
・明洞~弘大 8.700ウォン
・明洞~江南 9.300ウォン
・明洞~東大門 4.200ウォン
・明洞~仁寺洞 3.300ウォン
・明洞~梨奏院 5.000ウォン
・明洞~大学路 5.700ウォン
・明洞~梨大 7.000ウォン
・明洞~弘大 8.700ウォン
・明洞~江南 9.300ウォン
・模範タクシー
一般タクシーより料金が高くなりますが、サービスが良く、日本語が通じると言われるタクシーです。
色は黒色で一般タクシーより少し大型になります。
特徴は黒色のほかに屋根の上に黄色い表示灯が付いています。
私ももちろん利用したことはありますが、一般タクシーより絶対的にサービスが良いとは思いませんでした。
たしかに、日本語が喋れる運転手もいますが、中にはよく分かっていないドライバーもいたのは事実です。
また、街中では中々捉まえにくいかもしれません。
なので、どうしても一般タクシーを利用するのに抵抗があるのなら、ホテルから呼んでもらい利用するのが間違いないですね。
■料金
・初乗り 5.000ウォン(3㌔まで)
・距離料金 164mごとに300ウォン
・時間料金 39秒ごとに200ウォン
・深夜料金 アップなし
・インターナショナルタクシー
韓国旅行者が安心して利用できるようにと、ソウル市が公式に認定したタクシーです。
基本的に日本語、英語ができるドライバーがいますから韓国旅行初心者にはおすすめですね。
タクシーの色は一般タクシーのオレンジと一緒になりますから見分けにくいかもしれませんが、
車体横の「Internatinal Taxi」のロゴが目印になります。
私がなるべくオレンジ色の一般タクシーを捉まえようとするのもインターナショナルタクシーに当たるかもしれないからです。
料金は一般タクシーより20%割増だけなので、捉まえれたらラッキーと思っています。
ただし、インターナショナルタクシーだから絶対に安全だと決めつけないようにしてください。実際にぼったくりの被害にあったと言う報告もあるようです。
■料金
・初乗り 3.600ウォン(2㌔まで)
・距離料金 142mごとに120ウォン
・時間料金 35秒ごとに120ウォン
・深夜料金 20%アップ(24時~04時)
・ジャンボタクシー
ドライバーを含めて9人が乗れる大型のタクシーです。
5~8人での旅行時に利用すると便利ですが、ぼったくりの被害が一番多いのもこの大型タクシーです。大型タクシーに似ているコールバンには要注意してください。
コールバンとはバンタイプの貨物自動車で、この車両を使ったグループが観光客を狙って空港や街中に潜んでいますから気を付けてくださいね。
悪質コールバンの見極め方は、ナンバープレートです。
韓国のタクシーナンバーは3から始まっています。悪質コールバンは8から始まりますので覚えておきましょう。
■料金
・初乗り 5.000ウォン(3㌔まで)
・距離料金 164mごとに300ウォン
・時間料金 39秒ごとに200ウォン
・深夜料金 20%アップ(24時~04時)
大切な事がもう一つ!
それはドライバーから声を掛けてくるタクシーに注意する事です。
ジャンボタクシーに似たコールバンに限らず、一般タクシーでも声を掛けてきて乗車を勧めるドライバーがいます。
例えば、ホテルからキャリーケースを持って出たところを狙って声を掛けてくるドライバー、バス停で待っていると「○○ウォンで空港までどうですか?」などと言い寄って来るドライバー、この様に向こうから積極的に声を掛けてくるタクシードライバーは怪しげですから、極力乗車を避けるようにしましょう。
トラブルを未然に防ぐポイントになりますから覚えておいてください。
ちなみに私は絶対に乗車しませんよ。(-“-)
さて、韓国タクシーの種類と料金などをお伝えしましたが、いかがですか?
やはり料金は日本と比べてずいぶんと安いですよね。
後は、その安い料金のタクシーを安全かつ快適に利用しないといけません。
その為にも知っておかなければならないのが、乗り方や目的地までを正確に伝える方法です。
とくに目的地を曖昧に伝えてしまうと、行きたい場所と全然違ったり、遠回りをされて高額な料金を請求される恐れもありますから要注意です。
タクシーの乗り方
韓国のタクシーの乗り方は日本と変わりありません。走ってくるタクシーに向かって手を上げるだけで止まってくれます。もちろんお客さんが乗っていなければですけどね^^空車の見分け方は、フロントガラスに赤文字で빈차(ビンチャ=空車)が点灯してるかいないかです。こちらに向かってくるタクシーに赤文字が点灯していたら手を振って捉まえてください。
それからタクシーを止めて気を付けなければならないのが、日本と違いドアが自動で開かない事です。ドアが開くだろうと待っているとタクシーは走り出してしまいますので、タクシーを止めたら素早くドアを開けて乗り込んでください。もちろん降りる時も同じです。
私が初めの頃よくやった失敗が、降りた時にドアを閉め忘れる事です。
ドライバーから大きな声で閉めるようによく怒られました(^^;
目的地までを正確に伝える方法
さて、タクシーに乗り込んだのはよいですが、次なる難問が目的地の説明です。私も始めの頃はドキドキしたものです。
そこで、私が実際におこなった方法を紹介いたします。
それは、日本語の分かる韓国人にメモを渡して目的地を記入してもらう事です。
例えば、
・ホテル
・デパート
・エステ店
・化粧品店
などで働いている韓国人です。
こんな感じで
↓ ↓
ホテルのフロントやデパートのインフォメーションカウンターにいる人なら日本語ができる人が必ずいますし、地下の食料品で試食をやっているアジュマ(おばさん)の中でも日本語ができる人もいます。試食を食べてあげて商品を一つでも買ってあげればとても親切な対応をしてもらえます。
あと、よく明洞の化粧品店の前で呼び込みをしている女性の店員さん達。彼女達の中にも日本語がとても上手な子がいますし、エステ店で働いている女性達の中にもいたりします。
私が通うよもぎ蒸しエステには日本人がいますしね^^
みなさん気持ちよくメモに書いてくれますから是非試してください。
美味しいお店などを聞くと地元の人しか知らない穴場なども教えてくれたりもします。
私は、今まで書いてもらったメモをスクラップにして韓国に行く時は持ち歩いていますがとても重宝しています。
しかし、メモがどうしても手に入らない事もあるかもしれません。
その場合は、あらかじめ主要個所のホテルの電話番号を調べておいてください。
明洞に行くにしても、東大門、南大門、江南に行くにしても近くにホテルは沢山あります。
もしタクシーに乗り、目的地を上手く伝えれない場合は、行きたい場所近くのホテルに電話をしてください。
そうすれば、必ず日本語ができる従業員がいますので、どのようなタクシーに乗っているかをまず伝え、次にそこまでのルートをタクシードライバーに説明してくださいとお願いし、ドライバーに電話を変わってもらってください。
タクシーの情報をホテル側に伝えたことで、ぼったくりなどの抑止力にもなります。
後は、ホテルの前で降ろしてもらい、目的地に向かえばOKです。
最後にタクシーで利用できる簡単なフレーズを少し覚えておきましょう。
ドライバーに韓国語が喋れることを示す事でぼったくりの抑止力に繋がる可能性も出てきます。
役に立つ5つのフレーズ
・ヨギ カジカ ジュセヨ。
ヨギ(ここ)カジ(まで) カ(行って) ジュセヨ(ください)
・オㇽマ チョンド ナワヨ?
オㇽマ(いくら)チョンド(くらい)ナワヨ(しますか)?
・キリ マッキョヨ?
キ(道)リ(が)マッキョヨ(込みますか)?
・パㇽリ カジュセヨ。
パㇽリ(急いで)カジュセヨ(ください)
・ヨギソ ネリョ ジュセヨ。
ヨギ(ここ)ソ(で)ネリョ(降ろして)ジュセヨ(ください)
ヨギ(ここ)カジ(まで) カ(行って) ジュセヨ(ください)
・オㇽマ チョンド ナワヨ?
オㇽマ(いくら)チョンド(くらい)ナワヨ(しますか)?
・キリ マッキョヨ?
キ(道)リ(が)マッキョヨ(込みますか)?
・パㇽリ カジュセヨ。
パㇽリ(急いで)カジュセヨ(ください)
・ヨギソ ネリョ ジュセヨ。
ヨギ(ここ)ソ(で)ネリョ(降ろして)ジュセヨ(ください)
最後のヨギソネリョジュセヨは覚えておくと便利ですよ。
私も、あ!ここで降りたいと思ったらよく使っています。
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まとめ
韓国でタクシーを安全に利用する為に、私が実践してた事などを含めてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?
読んで頂き、初めての韓国旅行で少しでもお役に立てて頂ければ幸いです。
最後にもう一度、確認しておいてください。
- インターナショナルタクシーもしくは一般タクシーのオレンジ車に乗る。(もしくはシルバー、白の順)
- 空車の確認はフロントガラスの赤い文字
- 止まったらドアは自分で開ける。降りる時も同じ
- 声掛けのタクシーには乗らない(8から始まるナンバーは要注意)
- 目的地はメモに書いてもらう
- 目的地近くのホテルTEL番号を事前チェック
- タクシーで使える5のフレーズを覚える
今回も記事をお読み頂きありがとうございました!