え!「飛行機が欠航!」飛ばないの?
急にそんな事になってしまったら、楽しい空の旅が台無しになってしまいますよね。
楽しみにしていた旅行当日の欠航、旅行を楽しんだ帰りの便の欠航。
どちらに起きても最悪な日になるのは間違いありません。
そして、私がそんな最悪な日を韓国旅行で味わってしまいました。
パックツアーではないのでもちろん添乗員もいません。
何をどうしたらよいのか分からずに夫婦二人で慌てふためいてしまいましたが、色々な経験をして何とか無事に帰ってこれました(^^;
と言う事で今回は、飛行機で欠航になった場合、どうすればよいのかを私の経験を踏まえ、ズバリお伝えいたします。
いざというときに焦らない為にも一緒に読んでいきましょう。
飛行機の欠航の場合の対処方法は?
飛行機の欠航の原因は、台風などの悪天候や機材のトラブルなどがあり、その原因によっても対処方法が若干違います。
そして、
- 往路便(行きの便)
- 復路便(帰りの便)
でも違ってきます。
では、それぞれを順番に見ていきましょう。
往路便(行きの便)が欠航の場合は?
■旅行会社からのツアーや航空券+宿パックの予約の場合
せっかく楽しみにしていた旅行ですが、台風などの悪天候の場合は、どの便も欠航になる確率が高くなります。
その場合は、旅行ツアーが催行中止になり旅行代金も全額払い戻しされます。
機材トラブルの場合も同じで、旅行代金は全額払い戻しされます。
■個人で直接航空会社に予約した場合
個人で直接航空会社に予約したチケットも、悪天候や機材トラブルで欠航になれば、代金は全額払い戻しされます。
■別便で行けないのか?
時間の経過で天候が改善されるようであれば、航空会社の判断で別の便(同一航空会社の同一区間のみ)に手数料無料で振替えができる可能性もあります。
ですが、悪天候の場合はその確率はかなり低くなります。
ただし、機材のトラブルで欠航の場合はトラブルの内容により、手数料無料で他社便にも振替ができる為、可能性は高くなります。
そう考えると、催行中止になり次の旅行の計画を立てたほうが良いかもしれませんね^^
復路便(帰りの便)が欠航の場合は?
行きの便の欠航は、キャンセルをして代金の払い戻しで終わるのですが、帰りの便の場合はそういう訳にはいきません。
誰もがとにかく帰らなければならないのです。
その為、代替便の席の確保は競争となり早い者勝ちになります。
私が経験したケースも、この帰り便の欠航でしたので本当に大変でした。
代替便の確保はどうする?
今回の私のように、個人で航空会社からチケットを購入したなら、代替便の確保は空港に出向き直接航空会社のカウンターで手続きをしなければなりません。
添乗員さんがいるパックツアーの場合は、添乗員さんが旅行会社とやり取をし、指示を出してくれるかもしれませんが、どちらにしても航空会社との直接のやり取りになります。
なので、代替便の席の確保を多くの人との争奪戦になるわけです。
その戦いに勝つには、
- 欠航の情報を早く掴む
- 早く空港に行く
です。
飛行機の欠航は、ほとんどの航空会社がギリギリでないと決まりませんが、台風などの天候悪化による欠航は早めに確定することがあります。
なので、天候が怪しくなるかもしれないと思ったなら、航空会社の情報をいち早く調べるようにしましょう。
その為にも、自分の持っているチケットの航空会社のホームページは事前に確認しておきましょう。↓ ↓
そして、欠航の情報が入ったら即空港に向かい、航空会社の受付カウンターで代替便の手続きをします。
航空会社に寄っては積み残しを運ぶために機材を大きくします。(翌日以降になるのがほとんど)
また、欠航になった後に飛ぶ便があるようならば、空席待ちの申し込みもしておきましょう。キャンセルが出れば早く搭乗ができる可能性があります。
航空会社によっては受付カウンターで空席待ちの整理券を配る場合があります。
代替え便の確保ができなかった場合は?
台風などの悪天候が原因となると、通常どの便も欠航になってしまいます。
その場合、現地でもう一泊しなければなりませんが、ホテルの確保も競争になる恐れがあります。
実際私も経験しましたが、空港の近くのホテルはすぐに満室になります(^^;
なので、当日に代替便もないし、空席待ちも当てにならないと思ったなら、すぐにホテルの予約をしてください。
下手したら泊まる部屋がなくて空港で一夜を明かさなければならなくなりますよ(^^;
宿泊費は航空会社から出るの?
旅行でお金をたくさん使ったのにもう一泊するなんて・・と思ってしまいますね。
しかし、残念ながら悪天候が原因の場合は旅行会社や航空会社に責任がないので、その日に掛かる交通費や宿泊費は実費になってしまいます。
こういった場合を考えて余分にお金を残しておくか、クレジットカードは持参しておきましょう。
ただし、機材トラブルが原因の場合は航空会社により、
欠航便の振り替えに伴う交通費・宿泊費
他の定期公共交通機関への振り替えに際して発生した運賃差額や、振り替えに際して発生した交通費・宿泊費をANAが定める範囲においてお支払いたします。
振替方法やお持ちの航空券の種類によって、お支払い上限額やご精算方法が異なります。
到着遅延に伴う到着空港から先の交通費
ご搭乗便の遅延により到着空港への到着が深夜になる場合など、到着空港からお客様の目的地まで定期公共交通機関が利用できない場合に発生したタクシー代などの交通費をANAが定める範囲においてお支払いいたします。※上限額15,000円
引用元ANA航空券
上記の様に保証がある場合もありますので、航空会社の方に確認をしましょう。
さて、欠航になった場合どうするかをお伝えしました。
次に、実際私が欠航に遭い、どうやって無事に帰ってこれたのかを参考になるかもしれないのでお伝え致します。
アシアナ便が台風でまさかの欠航!
日本に台風が近づいていたことは知っていましたが、まさか飛行機が欠航になるとは思ってもいませんでした。
そんな欠航の情報をアシアナ航空のホームページから確認した私達夫婦は、真っ先に空港に向かいました。
そんな早い行動のおかげで無事に飛行機の席を確保する事ができた訳ですが、その様子を順番に紹介します。
空港に到着!
1.まずは、欠航になった航空会社の受付カウンターに!
■航空会社の受付カウンター
私は、空港に09:00に着きアシアナ航空のカウンター行きました。
あちらが言うのは「はい、台風で16:00発のOZ124便は欠航です。」と、あっさりとした返事。
午前中の便は飛ぶと言うので、空席を訊ねてみると「満席です!」こちらもあっさりした返事。
しかも明日の便も全て満席と言う事です。
ただし、本日の午後便の東京行きなら空席があるとの事です。
ここで迷いましたが、車が中部国際空港においてある事や、東京に夕方についても名古屋まで新幹線が動く保証はありませんし、二人分の新幹線料金を考えてもここは他の航空会社で名古屋行きの便がないのかを探す事に決めました。
それと、航空会社のカウンターでやる事が、もう一つ 払い戻しになった場合に欠航証明書が必要になりますので、必ずカウンターで貰うよにしておきましょう。
後からでも、各航空会社の方で欠航の確認はできるとは思いますが、念のために貰っておくのをお勧めします。
私が発行してもらったのはこれ↓
2.次に、他の航空会社に行き日本に飛ぶ便がないかを調べました
■他の航空会社のカウンター
日本行きの便があるANA(全日空)、JAL(日本航空)、KE(大韓航空)のカウンターの順場に回ってみました。
すると、
アシアナ航空とのコードシェア
・JAL
KEとのコードシェア
・KE
仁川19:00発 中部国際空港20:50着のKE-751便の空席があり。
KEで飛ぶ便があるようなのですが、飛ぶかどうかは15:00にならないと分からないとの事です。
しかし、一縷の望みをかけて予約を入れておくことにしました。
ちなみにKE-751便の中部国際空港までの航空券の料金は一人三万円です。
今回、アシアナ航空往復の料金は一人三万円でしたのでメッチャ高くなりますが、悪天候が原因での他社便振替はこれぐらいの金額差がでてしまいます。
※私がアシアナ名古屋営業所に電話で確認すると、機材トラブルでアシアナ航空側に完全なる不備があった場合は他社便へは無料と言う事でした。
航空会社に連絡しました!
早く日本語が通じるアシアナ名古屋営業支店に電話をしなければと思いましたが、早朝で営業時間外だった為、空港に着いてからになりました。
それでも営業時間すぐに繋ぐことができました。
そして電話では、まず状況を説明してから、明日の代替便がでるかどうかの確認です。
私が電話をすると、翌日に積み残しを載せる為に機材を大きくするかもしれないとの事です。
しかし、その機材の飛行が決まているならばその場で予約が出来るのですが、いまの段階では明日の朝6:00に直接空港で確認するしかないそうです。
このような機材の変更があった場合も、席の確保は早い者勝ちになってしまいます。航空会社の方にも電話が殺到して繋がらないケースがあるとの事なので、いかに早く航空会社に連絡をする事が大切だと言う事です。
さて、ここで迷いました。
この時点で11:30です。
KE-751便が飛ぶのが分かる15:00まで空港にいるか、明日の朝6:00のアシアナ航空に望みを託すかです。
そして、ここで決断した事が運命の分かれ道でした^^
それから直ぐに航空券の予約が出来たのです♪
空港近くのホテルを探す!
結局KE-751便はキャンセルしてホテルを探す事にしました。
なぜなら15:00まで空港で待ってて「欠航です」となった場合に、そこからホテルを探しても見つかる可能性があるかどうかわからないからです。(案の定KE-751便は欠航)
しかし、明日朝6:00に空港に来るとして、今夜泊まるホテルをどうするかです(^^;
ソウルに戻ったとしても仁川空港に朝6:00に来るとなると、早朝に電車が動いているのかも分かりません。
となると、仁川空港の近くのホテルを探さなければなりませんが、このようなケースの場合は近くのホテルは直ぐに満室になってしまうようです。
で、早速スマホでホテル探しです。
やはりどのホテルも満室が多くなっていましたが、車で10分程の距離のホテルを確保できることになりました。
※空港近くのホテルは大体が送迎がありますからある程度距離が離れていても安心です^^
ちなみに今回のホテルはこちら↓ 田舎です(^^;
田舎ですが海の真ん前なので、夕食は美味しい海鮮バーベキューが頂けました(^^♪
そんな海鮮バーベキューを食べてる場合じゃないと思うかもしれませんが、実はその前に明日のアシアナ航空の予約が出来たのです。
さて、どうして予約が出来たのかですが、
それは、ホテルに着いてから何度か名古屋のアシアナ航空支店に電話を入れていたのです。
先程の段階では明日の朝6:00にならないと分からないと言う事だったのですが、もしかして、もっと早く代替便の決定が決まるのではないかと思っていたからです。
で、16:00過ぎたあたりで電話を入れてみると機材が大きくなることが決定し、席の予約ができるとの事でした。
もし、ここで電話を入れておかなければ明日の朝6:00に空港に行っていても既に満席と言う可能性もあったと言うことです。
それで海鮮バーベキューを美味しく頂けた訳であります。
航空会社には時間とタイミングをみて諦めずに電話を入れる事。これは本当に大切です。
と言う事で、次の朝午前の便にて名古屋中部国際空港に無事帰ってこれました。
さて、ここでもう一度私がした事をまとめます
■台風になどにより欠航になるかもしれないなら、
★まめに航空会社のホームページを確認
■欠航がきまったなら、
★航空会社に直ぐに電話
・状況の説明、代替便の有無の確認をし、まだ決まっていないようでも何度か電話をする
★空港に向かう
・航空会社のカウンターを回り、日本に飛ぶ飛行機がないか探す
★ホテルを探す
・ホテルは早い段階で、空港近くのホテルを予約する
最後に
今回は、台風で痛い目に遭いましたが、私達夫婦は次に日に無事に名古屋に帰ってこれる事ができ一安心でした。
ですが、帰る日空港に行くと、行きの便で一緒だったカップルを見かけ声を掛けたのですが、まだ代替便が決まっていないとの事でとても気の毒でした。
そして今回私は、掛け捨ての保険に入っていましたので、欠航の為に掛かったホテル代や食事代など全てが保証されました。
使う事はないだろうと思っていた保険でしたが本当に入っていて良かったと思いましたので、掛け捨て保険おすすめですよ(^^♪
この保険については、又別の記事で紹介いたします^^しばらくお持ちくださいね。
あ!韓国も含めて頻繁に旅行に出かける私は、スーツケースがよくダメになり買い替えていました。ですが、レンタルするようにしたら、部屋での置き場も気にしなくて済むし、金銭面なども助かっていますよ~(^^♪
たとえばこちらなどです。その時の気分で色も変えられるのもいいですよ♪
↓ ↓
今回も記事をお読みになって頂きありがとうございました。