カブトムシを飼育していて嫌なのが、カブトムシにつくダニです。そもそも飼育に使うマットの中や、止まり木などにも潜んでいるので、どうしてもついてしまうのですよね。
ですが、見た目も気持ち悪いし、カブトムシが死んでしまいそうでいつも不安な気持ちで一杯です。
それに、部屋の中で飼育しているので、部屋中にダニが発生してしまうのではないかと心配ですし、寝ているときには、ダニに襲われる夢で飛び起きたこともあったんです。
そんなダニにですが、あるときを境にピッタリとカブトムシの体に付着することもなくなり、飼育ケースの中にも見当たらなくなりました。
それは色々な対策を調べて実行したからです。
ということで今回は、私が調べて効果があったダニ対策についてお届けいたします。
もし、あなたもダニでお困りなら、その中から参考になるものがあれば幸いです。
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カブトムシのダニ対策ならこれ!
さて、あの嫌なダニがカブトムシつかないようにするためには、まずダニが潜んでいるマットをどうにかしなければなりません。
その対策として、
- マットを煮る
- マットを日干し
- マットを電子レンジ
- マットを冷凍
- マットのダニ取りグッズ
- マットの交換
以上6つのおすすめがあります。
では1つづつ順番に見ていきましょう。
<1>マットを煮る
25℃~28℃の温度が大好きなダニですが、さすがに60℃以上を超える温度の中では生きてはいけません。なので、熱湯を使ってマットを煮沸消毒してあげましょう。
やり方としては、まずマットをいらない鍋などに入れてしまいましょう。
そして、やかんで沸かした熱湯を上からかけながらスコップでかき混ぜ、1分ほど放置します。これでしぶといダニもマットから全滅します。
あと、止まり木などもあれば、それにも熱湯をかけてやりましょう。
あとは、綺麗に洗った飼育ケースにお湯を切ったマットと、止まり木をいれれば完成です。簡単な作業でできてしまいますが、火傷には気をつけてください。とくに、小さな子供さんが近くにいる場合は要注意です。
<2>マットを日干し
マットを天日干しして、中にいるダニを退治しましょう。ただし、マットを飼育ケースに入れたまま外に置くだけではだめです。
お布団を干した場合なども、ダニは日に当たらないように奥のほうに入り込んで逃れようとします。なので、ダニが隠れることができないように、新聞紙などの上にマットをたいらにのばして引き、全体に日が当たるようにしてください。
太陽が照りつく暑い日なら2時間ほど置いておけばダニをやっつけることができます。
<3>電子レンジ
こちらは電子レンジのマイクロ波でマットを加熱する方法です。熱湯を使わないので、火傷の危険性は減りますが、お母さんの怒りにふれないようには気をつけないといけませんよ。
私も、妻にばれて、
妻
なにやってるの(`´)!どうしてご飯をつくるところにそんな汚い物をいれるの!もう、カブトムシを飼うのは禁止!
なんて凄い剣幕でしかられたことがあります(:_;) などでお母さんの許可を得られるのなら試してみてくださいね。もしダメなら電子レンジでの消毒は諦めましょう。
さて、やり方ですが、これも簡単です。レンジ対応の容器にマットを入れて1~2分ほど加熱するだけです。これでマットにいるダニは消滅してくれますよ~
ちなみ、私は食事用の大皿にマットを入れ、その上にサランラップをかけて「チン!」したのです。妻に怒られるのも当然ですね(^^;
<4>冷凍
こんどは、熱ではなく冷気でやっつけましょう。
ダニは60℃以上の高温では生きていけませんが、マイナス10℃以下でも生きていけません。みじかでそんな温度があるといえば、冷蔵庫の中の冷凍庫ですね。
一般の家庭にある冷蔵庫の冷凍庫なら、マイナス20℃~18℃に設定されているのがほとんどです。なので、マットを入れた容器を冷凍庫の中に1日以上入れておけばダニをやっつけることができてしまいます。
ただし、この作業もお母さんの許可をもらいましょうね(^^ゞ
<5>ダニ取りグッズ
お金が少し掛かってしまいますが、ホームセンターなどで手に入るダニ取りグッズも便利ですよ。
今では、マットに混ぜるだけでカブトムシにつくダニを寄せつけないようにし、消臭予防もかねそなえているグッズも多く販売されています。
飼育ケースの中の嫌なにおいや、汚れも落としてくれるので衛生面でも安心ですよ。
例えばこんな商品があります↓
<6>マットの交換
腐葉土ではなく、針葉樹(しんようじゅ)ベースのマットに取り替えます。
針葉樹は、腐葉土のようにダニのえさになるものが含まれていませんし、ダニが好むような環境なマットではないので、ほとんど寄ってくることはありません。
それに、腐葉土のような嫌なにおいもしないし、抗菌や消臭効果もあるので部屋の中で飼育していても快適ですよ。
ただし、腐葉土を餌にして育つ幼虫には針葉樹マットは不向きなので覚えておきましょう。私の失敗ごとですが、メスが産んだ卵をそのまま針葉樹のマットに入れておいたら、卵も幼虫もなくなったことがありました。
卵から孵った幼虫が食べる餌がないので死んでしまい、土に返ったようです。可愛そうなことをしてしまいました。
では既に、カブトムシにダニが付着している場合に、どのように除去すればよいのかを見て行きましょう。
カブトムシに付着しているダニの除去方法は?
マットのダニ対策をするまえなら、カブトムシには既にダニがついてしまっていると思いますので、その除去方法を紹介します。
それは、以下のやり方です。
- 水で洗い流す
- スプレーで洗い流す
この2つのどちらでも、嫌なダニを退治できますよ♪
<1>水で洗い流す
いたってシンプルな方法ですが、ブラシを使い水でダニを洗い流してしまいましょう。そのときに気をつけないといけないのが、カブトムシの持ち方です。
オスもオスも、下の画像のように側面から持つのですが、手足のとげが当たると痛いですよね(^^;
その場合おすすめするのが軍手をはめて持つことです。そうすると、痛い思いもしなくてすみますよ。
あと、あまりおすすめはできませんが、オスの場合に限り、どうしても持ちにくいのなら角の短い方を持つようにしてあげましょう。
そして、綺麗に洗い流したと思っても、翌日になると羽の中に潜んでいたダニが出てきているかもしれません。その場合は、ダニが増える前にもう一度すぐに洗い流すようにしてあげてください。
あと、使うブラシは柔らかめのものがおすすめです。
このような専用ブラシがありますよ↓
ミタニ 昆虫用 抗菌 ダニとりツインブラシ 昆虫 防ダニ ブラシ 関東当日便 |
<2>スプレーで洗い流す
ホームセンターで手に入る、カブトムシのダニを除去する専用のスプレーです。
カブトムシについているダニにめがけて直接スプレーするだけで手軽に除去できますし、スプレーをしたあとはダニが寄りつかないので安心です。
代表的なのがこちらです↓
この二つの方法でダニを無事に除去したあとは、飼育ケースの中やマットとなる腐葉土のダニ対策もしっかりやってあげて下さい。
では次に、ダニがカブトムシにどのような悪影響を与えてしまうのかを見てみましょう。
そもそもダニはカブトムシに悪影響をあたえるの?
さて、カブトムシにつくダニですが、どのような悪影響をカブトムシに与えるのだろうかと調べてみました。
で、そのダニですが、カブトムシの体につく理由は付着しているゴミや、雑菌、分泌物を食べるためにつくだけです。なので、カブトムシを噛むような直接に悪さをするわけではありません。
ただし、そのままついている状態を他っておき、ダニの数が増え過ぎてしまうと、カブトムシが呼吸するのに大切な穴である、気門がふさがれてしまい、カブトムシが弱り最後には死んでしまう可能性もあります。
なので、やはりついていてもカブトムシには得することは何もないですし、我々人間にとってもアレルギーの原因にもなるダニは、できることなら退治してあげるのが正解ですね。
あと、蚊取り線香ってカブトムシに害があるかもって考えたことありませんか^^; その場合はこちらの記事をどうぞ↓
夏になると、どこからともなく漂ってくるのが、蚊取り線香の香りです。蚊取り線香といえば、もちろん、あの蚊を退治するための夏の必需品です。
...
まとめ
いかがでしたか。カブトムシのダニ対策は(^^♪
今回ご紹介した対策は、私がすべて試したものです。どれも効果がありましたので、「おっ!これならいいな!」というものがありましたら一度試してみてくださいね。
ではもう一度おさらいをしておきます。
カブトムシのダニ対策は、
- マットを煮る
- マットを日干し
- マットを電子レンジ
- マットを冷凍
- マットのダニ取りグッズ
- マットの交換
今回も記事をお読みになって頂きありがとうございました。