アイスに賞味期限がない理由!10年前のも食べられるって本当?

先日、焼肉を食べるので冷凍庫から肉を取り出していると、奥の方にアイスを発見しました。

よく見てみると、私の大好きなハーゲンダッツのアイスクリームです(^^

aisu2

で、「お!これは焼肉を食べた後のデザートに最高♪」と喜んだのですが、「ちょっとまてよ~このハーゲンダッツっていつ買ったものだろう?」と、思ったのです。


というのも、最近アイス自体を買った記憶もないですし、このハーゲンダッツにしても、賞味期限がどこにも書いてないのです。


日持ちが長い缶詰でも、賞味期限はちゃんと記載されているのに、何故アイスには…と思い、妻にも聞いてみたのです。


で、その時の会話がこちらです。

アイスを発見したけど、いつ買ったものかな~?

私は知らないわよ~ 自分で買って置いてたんじゃないの!

全然記憶がない!だいぶ古そうだけど食べられるのかな~?賞味期限も書いてないからさ~

何言ってるの。アイスには賞味期限なんてないのよ。それにあなたのお腹なら100年前のアイスを食べたって全然平気だと思うわよ~♪
・・・・・

という会話があったのですが、さすがに私のお腹でも100年前のものには勝てないと思います(^^;

しかし、賞味期限がないってことは、もしかして食べられるかも・・ていうか、なぜアイスに賞味期限がないの???


そんな疑問を抱いた私は、さっそく調べてみました。

ということで今回は、アイスの賞味期限についてお伝えいたします。


スポンサーリンク
スポンサーリンク

アイスに賞味期限がないって本当なの?


妻は、アイスには賞味期限がないと自信満々に言うのですが、信じられないのでハーゲンダッツのお問い合わせフォームで確認してみました。

すると…

ハーゲンダッツアイスクリームは賞味期限を記載していません。
-18℃以下で保存されていれば、保管期間の長さによる品質変化は極めて少ないからです。法律でもアイスクリームは製造日や賞味期限表示の省略が認められています。
しかし、保管状態が悪いと、製造からの期間に関わらず品質が変化し、なめらかさが失われてシャリシャリとしたおいしくない状態となります。ご家庭の冷凍庫に長く保管された場合、冷凍庫の開閉などで起こる庫内温度の変動による影響を受ける可能性がありますので、なるべく早くお召し上がりいただくことをお勧めします。

引用元:ハーゲンダッツお問い合わせ


ということになっていました。これを読むと、ハーゲンダッツに限らずアイスクリーム類は、日にちが過ぎても美味しく食べられるということです。やはり、妻が言うとおりに賞味期限がないというのは本当のようですね~


要するにその理由は、-18℃以下にある冷凍庫などで保管さえすれば、細菌が減少することはあっても増殖することはないので、品質に悪影響を与えることもなく安心。そして、法律でも「長期保存できるものは、賞味期限を書くことは省略してもいいよ」と、なっているのです。


しかし、保管状態が悪いと食べられることはできても、あまり美味しくはないということなので、アイスクリーム類には、賞味期限が記載はされていないのですが、注意事項として「要冷凍(-18℃以下保存)」と記載がされているのですね。

aisu11

ではもし、家庭の冷凍庫で10年前や100年前のものが、見つかった場合、美味しく食べられるのでしょうか(^^; まぁ、100年前のアイスは現実的ではないとして、私が先日見つけたハーゲンダッツが、もし10年前のものならどうなんでしょうね。


そのあたりを探ってみました。

10年前のアイス!美味しく食べられるの?


ハーゲンダッツのお問い合わせのページに、「冷凍庫の開閉などで起こる庫内温度の変動による影響」とあります。


これはどういう事かというと、ドアの開閉によりおこる温度の変動で、アイスの表面が少しづつ溶けてしまいます。そして、再冷凍をするのですが、それにより氷の結晶が大きくなってしまいアイス本来の味が壊されてしまうということなのです。

melting-155936__340
たとえば、アイスを店頭で買った場合、家に持ち帰る移動中だけでも温度の変化が生じてしまいますよね それに、10年間となれば、冷凍庫のドアなんて1万回以上の開け閉めをするのでは…(^^;


なので、何度も何度もアイスの表面が溶けては、再冷凍を繰り返してしまうので、家庭の冷凍庫で10年前のアイスクリームを発見しても、食べられはしますが、残念ながら美味しく食べることはできないということです。


では、「10年間完璧な保管状態なら美味しく食べられるのか?」と思いますよね。私も凄く気になります。


で、そんなアイスはどこにあるのかといえば、やはり製造メーカーではないでしょうか…ということで調べてみました^^

billboard-953689_960_720
すると、残念ながら製造メーカーでは、アイスを長く保管しておくと、冷凍保存のコストもかかるために、ある一定の期間が過ぎてしまうと、処分してしまうとのことでした。


ですから、10年間一度も温度の変化がない完璧な状態で保管されているアイスは中々見つけられないかもしれませんね~

しかし、私的な考えになりますが、完璧な保管状態でさえあれば10年経っても結構美味しく食べられるのではないでしょうか…(^^;


で、そんなアイスですが、家庭で美味しく味わうのなら、やはり購入してすぐに食べることだと思います。とはいえ、スーパーなどではまとめ買いをすると、安く買えてしまったりするのでついつい買いすぎてしまう事もありますよね(^^♪


そんな場合、保管する時に気をつけなければならないことを見ていきましょう。


アイスを保管する場合に気をつけること!


スーパーに行くとよく見かけますよね。「○個買うと○○円」という文字。でついつい大量に買ってしまう(^^ゞ



そんな場合、なるべく美味しさを保つために気をつけることが、

  • 冷凍庫の温度
  • ビニール袋を使う
  • アイスの表面は平らに

の3つのポイントです。

では順番に見ていきます。


冷凍庫の温度


やはりこれが一番のポイントにはなります。アイスの袋にも記載されていますが、冷凍庫では-18℃以下での温度でかならず保管することです。

まぁ、一般家庭にある冷凍庫の温度なら問題ないと思いますが、もし可能ならアイス専用の小さな冷凍庫などがあれば完璧ですね♪


たとえば、こんな冷凍庫ですね↓


ビニール袋


アイスは乾燥しやすく、匂いもつきやすい食べ物です。なので、それを防ぐためにも冷凍庫の中では、ビニール袋に入れて保管するのがおすすめです。もう少し用心するのなら、ビニール袋に入れる前にサランラップで包んでおくと完璧です。

さらに、密封性の高いタッパなどに入れておけば怖いものなしですね(^^♪


アイスの表面は平らに


これは食べかけのアイスの場合になります。たまにありませんか、大きなカップのアイスを食べきれなくて、冷凍庫に戻す時って^^ その場合の保管方法がアイスの表面を平らにすることです。

なぜなら、アイスは空気に触れることにより、味が落ちてしまうからです。食べかけのアイスの表面は、このように凸凹なっていますよね↓

aisu5
その分、空気に触れる面積が多くなってしまいます。

なので、表面を平らにし、なおかつ上からラップをアイスに付けるようにしてください↓

aisu8
それにより、空気が触れる面積が小さくなり、風味を保つことができるのです。

私などは、小さなハーゲンダッツでも勿体ないので二回に分けて食べることがあるのですが、この方法を知ってからは助かっています。

で、こちらが約1ヶ月後に冷凍庫から出した食べかけのアイスです↓

aisu10
食べてみましたが、味の変化は全く感じることなく美味しく食べられましたよ(^^♪


それに今は、カチカチに冷凍されているアイスなども楽に食べられ、表面も簡単に平らにできるスプーンもありますから便利ですよね~


たとえば、こちらなどです↓



最後に手作りのアイスについてふれておきますね。

手作りアイスの賞味期限は?


私は作ったことはないですが、家庭でアイスを作る方もいらっしゃると思います。その場合の賞味期限って気になりますよね。

ですが、手作りアイスの場合も市販のアイスと同じく、-18℃以下で保管してあれば賞味期限の制限はないと考えて大丈夫です。とはいえ、何日も冷凍保管していて、せっかく作ったアイスの味が落ちてしまったら勿体ないですよね。

ですから、手作りアイスを作る場合は、当日に食べられる量、もしくは1週間以内で食べきれる量に決めて作られるのがおすすめですね。


まとめ


いかがですか。アイスに賞味期限がない理由がお分かりになりましたでしょうか(^^♪

私は、子供の頃から食べていたアイスに、賞味期限がないなんて全然知りませんでした(^^; そして、冷凍庫で保管する場合もちょと気をつけることで美味しさを長持ちできますね♪

あ!でも最中(もなか)アイスは、しばらく保管しておくとアイスの水分が最中に移ってしまい、あの「パリッ!」と感がなくなってしまいますから注意ですよ~


では今回の記事のおさらいですが、アイスに賞味期限がない理由は、

アイスは、-18℃以下にある冷凍庫などで保管さえすれば、細菌が減少することはあっても増殖することはないので、品質に悪影響をあたえることもなく安心して食べられる。

ということでした。

でも、美味しいアイスを味わうためにも購入したら、なるべく早く食べちゃいましょうね♪


今回も記事をお読みになって頂きありがとうございました。


スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

おすすめ記事(一部広告を含む)