ベランダで捕まえた赤とんぼ。可愛いので飼育することにしました。ただトンボは空高く飛び回っていた方が幸せだと思うので少ししたら逃がしてあげることに。
そして次の日にベランダから離してあげると元気よく飛んでいきましたよ^^ ただそのとき、トンボの飛ぶ姿を見ながらふっと「トンボの寿命ってどれくらいなんだろう~?」って思ったんですよね。
だって、あんなに気持ちよさそうに飛んでいるのに寿命が短かったら可哀想ですもんね(^^; だからさっそく調べてみましたよ。
ということで今回は、トンボの寿命についてお届けいたします。
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トンボの寿命はどれぐらい?
さて、トンボの寿命ですが、調べた結果、
- 卵の期間:約4ヵ月
- ヤゴの期間:約2ヵ月
- 成虫の期間:約3ヵ月
の約9ヶ月ということが分かりました。
だから成虫として大空を気持ち良く飛べる期間は約3ヵ月ほどなんですね。ただこの数字も全うできるのは超少数。ほとんどが鳥などの天敵に食べられたりして寿命が尽きてしまうようですよ。
そう言えば、公園を散歩してると、カマキリに捕食さている現場をたまに見かけることもありまね(^^;
そんなトンボの寿命のサイクルをまとめると以下のような感じですね。
↓ ↓
トンボの寿命サイクル | |
---|---|
卵 | 暖かくなる3月頃に孵化(孵化が早く幼虫で越冬するのもいる) |
幼虫 | 水田などで栄養を蓄えて5月~7月頃に羽化 |
成虫 | 8月~11月頃まで飛び回り産卵をして寿命を迎える |
それとこのサイクルは、私が一般的なトンボと呼んでいる種類。アキアカネ(赤とんぼ)やシオカラトンボなどです。
そして調べていて驚いたのですが、種類によってはヤゴの期間が長いトンボや、成虫の状態で越冬してしまうトンボもいることがわかりましたよ~。
ヤゴの期間が長いトンボは?
そのトンボですが、それは
- オニヤンマ
でした。
オニヤンマと言えば日本に生息するトンボの中で1番大きな種類。そのオニヤンマのヤゴが、成虫になるまでの期間が約5年ほどなのです。
そしてその期間の間に脱皮を15回ほど繰り返します。その脱皮の回数ですがアキアカネなどのヤゴで通常8回ほど。そうなると、オニヤンマのヤゴの脱皮回数が、期間のわりには少ないと思えますよね。
ただ私的には、1回づつの脱皮に「大きくなるぞ!」いう力強さを感じてしまいますね~^^ ちなみにオニヤンマの成虫の大きさは約9~11㎝。アキアカネやシオカラトンボが約4~5㎝ですから倍以上の大きさですね。
オニヤンマの寿命のサイクルもまとめてみました。
↓ ↓
オニヤンマの寿命サイクル | |
---|---|
卵 | 11月頃に孵化 |
幼虫 | 5年ほど越冬を繰り返し、温かくなる5月頃に羽化 |
成虫 | 6月~9月まで飛び回ってから産卵し、寿命を迎える |
ということなのでオニヤンマの寿命はトータルで約5年と3ヵ月ほどの長さになるので驚きですね。
成虫の状態で越冬するトンボは?
ヤゴの状態ならわかりますが「成虫の状態で越冬するなんて本当?」と思ったのですが、事実でした。
そのトンボは、
- オツネントンボ
- ホソミオツネントンボ
- ホソミイトトンボ
の3種類で、どれもイトトンボの仲間。
そして私は、越冬するのだから寿命もものすごく長くなるのかとも思いました。で調べたのですが、どうやら卵の期間は約2週間ほどで、ヤゴの期間が約3ヵ月。
そして成虫の期間は約6ヵ月です。だから成虫の期間は長いですが、卵の期間は短いのでトータルの寿命はアキアカネなどと同じですね。
ただ成虫として大空を飛べる期間は長いので他のトンボ達がうらやましがるでしょね。
その越冬するオツネントンボなどの寿命サイクルは以下の通り。
↓ ↓
オツネントンボなどの寿命サイクル | |
---|---|
卵 | 3月~4月頃に孵化(卵の期間は短く1~2週間) |
幼虫 | 7月~9月頃に羽化 |
成虫 | 越冬をし3月~4月頃に卵を産んで寿命を迎える |
ツイッターにオツネントンボが越冬している姿の画像があったのでお借りしました。
↓ ↓
今朝玄関にて
— 美八美 (@nanairokururu) February 20, 2020
ん??って
初めて見ました!
オツネントンボ
成虫のまま越冬する珍しい種 pic.twitter.com/Tjl6gdspkd
気持ちよさそうに眠ってそうですね^^
まとめ
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毎年夏から秋にかけて大空を気持ちよさそうに飛んでくるトンボ達。その成虫での期間が、約3ヵ月ほどの種類がほとんどでしたね。
だけど、ヤゴの期間が約5年ほどあるオニヤンマには驚かされました。それに越冬をするオツネントンボやホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボもです。
これからはそんなことを思い出しながら飛んでいるトンボを眺めていこうと思います。
あ!もし私のように、ベランダなどでトンボを捕まえ、少し飼育してみようと思ったならこちらをお読みください。
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今回も記事をお読みになって頂きありがとうございました。