幼稚園で遊ぶ我が子を眺めていて、思い心配することがあります。
他の子供と比べて「さ行」が上手に発音ができていない・・
どうしても「さ行」が「ちゃ、ちぃ、ちゅ、ちぇ、ちょ」になってしまう・・
このような子供の滑舌の悪さに悩まれていませんか?
普通は、幼稚園や保育園で多くの友達と接するれば自分の発音がおかしいと気付き、自然に治っていくものです。
ですが、確かに小学校に上がっても「さ行」の発音が良くならないケースもあります。
もしかして、「自分の子供が他の子どもより発育が遅いのか?」
「どこかが悪いのでは?」と考えてしまいますよね。
でも、「心配しないでください!」
滑舌の悪い発音「さ行」は必ず治ります。
綺麗な「さ、し、す、せ、そ」と発音出来るようになります。
と言うことで今回は、滑舌の悪い「さ行」の原因と治し方についてお伝えいたします。
可愛い子供の為にも一緒に読んでいきましょう。
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「さ行」の発音が悪い原因は?
そもそも滑舌が悪い原因は、
- 口唇
- 舌
- 上あご
の使い方です。
いわゆる『発語器官』の使い方が充分ではないと言う事です。
子供の滑舌が悪く「さ」行が上手に発音できない原因として、ほぼ間違いないと言われているのが発語器官の使い方です。
とくに「さ行」の発音は発語器官の口唇と舌、上あごの動きがとても複雑なのです。
では、お母さん試してみてください!
一度「さ」を発音してください。
「舌と上あごの間を狭めて息を出さないといけなくないですか?」
そして、「さ行」の他にも「ら行」も口の中の動きが複雑です。
こちらも一度試してください。
「上あごに舌を付けて弾く動きをしませんか?」
「さ行」も「ら行」も舌の使い方だとても大切な事が分かりますね。
舌の筋肉が弱かったり、不器用だったりする事が発音の悪い原因なんです。
ですが、この原因を正しく訓練することにより、改善できますので頑張ってみましょう!
滑舌の悪い「さ行」の治し方!
さて、滑舌の悪さの治し方ですが、子供の発音を治そうと、いきなり言い直しをさせたりするのは止めましょう。
なぜなら、子供はできないからそういう発音になっているのに、無理に何度も言い直しさせられると心理的に追い込まれてしまい、
ストレス⇒喋るのが怖くなる⇒何も喋らなくなる
こういった状況に陥ってしまう恐れがあるからです。
なので、悪いからと言って言い直しさせるのではなく、子供には正しい発音を聞かせてあげるのがベストです!
「正しい発音を聞かせるのは非常に大切だからです!」
例えば「ちゅみき(積み木)」と子供が言ったならば、
お母さんは「そうですね、積み木だね」と正しい発音を聞かせてあげてください。
子供はお母さんの話し方を聞きながら言葉を獲得していきますので、たくさん話したり歌を一緒に歌って上げるようにして上げて下さい。
とくに、楽しく笑顔で歌ってあげると子供は喜んで付いてきてくれますよ。
音痴でも気にしないでくださいね(笑)
こちらで楽しく練習できます。↓
滑舌「さ行」の練習動画が有りましたので参考にして下さい♪
口周りの筋肉も鍛えてあげましょう
この訓練も、子供が楽しく出来る環境を作ってあげることが大切です。
例えば、子供の好きな飴を使います。
棒の付いた飴を唇に付くぐらいの所で舌を出して舐める練習をさせてあげてください、舌の筋肉を鍛えるのにとても効果があります。
その他に、風船を膨らませる、シャボン玉を吹かせる、笛を吹かせるなどがあります。
このように子供が笑顔で楽しく訓練させてあげるのが、早く滑舌の悪い「さ行」を治してあげるポイントです。
言語聴覚士に相談して滑舌を治す
お母さんと一緒に訓練しても治らないのであれば、言語聴覚士に見てもらう事をお勧めします。
年齢は四歳半~五才ぐらいが目安になります。
小学校に上がると授業中に教科書を読まされることや、自分の意見を発表させられる機会があります。
そこで上手に出来なく、からかわれたりして本人が傷つく恐れもありますから遅くても入学前までに言語聴覚士に相談しください。
言語聴覚士が息の出し方や舌の動かし方など、その子供に合ったリハビリ方法を指導してくれます。
まとめ
いかがでしたか?
「さ」行の発音が悪い原因と治し方は?
我が子が他の子より発音が悪ければ当然心配になってしまいますよね。
しかし今回お伝えしたように、お母さんが子供と一緒に頑張れば必ず発音は改善されます。
明日から早速行動してください。
では最後にもう一度おさらいです。
★滑舌の悪い原因
・発語器官(口唇、舌、上あご)の使い方
★滑舌の治し方
・正しい発音を聞かせる
・正しい発音でゆっくり一緒に歌を歌う
・飴、風船、シャボン玉、笛を使い口周りの筋肉を鍛える
です。
今回も記事をお読みになって頂きありがとうございました。