さんま塩焼きの内臓は取らない!だけど本当に食べても大丈夫?

秋刀魚(さんま)の美味しい季節になってきました。この季節には美味しい魚もたくさんありますが、やはりさんまが1番だと思っています。

そして、新鮮な刺身も絶品ですが、やはり塩焼きが最高に美味しいですよね~

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先日も妻と魚屋さんに行くと、新鮮なさんまがあったので即効で買い、夕飯に焼いてもらうことにしました。で、夜にビールを用意して焼きあがるのを待っていたときです。

焼きあがったわよ~やっぱり新鮮だから脂も凄いわね♪
どれどれ本当に美味そうだよね~♪♪
あ!そう言えば、テレビで内臓を簡単に取る方法をやっていたから今回は助かったわ♪
え!?言っている意味が分からないのだけど…
だから気持ち悪い内蔵を取ったのよ~♪
なぜに…

もともと内臓が気持ち悪いと食べない妻は、綺麗に取れたことで喜んでいたのですが、内蔵をビールのあてにと待ち構えていた私は呆然となってしまいました。


妻には前々からさんまの内臓は栄養もあるし、美味しいからと訴えていたのですが、やはり無理のようでした(^^;


ということで今回は、さんまの塩焼きの内臓が大好きな私が「さんまの塩焼きの内臓を取らないで食べても大丈夫!」ってことをお伝えします。

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さんまの塩焼きの内臓は取らないで食べてほしい!

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内臓を食べるのが大好きな私は、こんがりと焼けたさんまの塩焼きに内臓がないと分かったときは、大袈裟ではなく、気絶しそうなぐらいのショックでした(泣)

あの熱々に焼けたさんまの内臓から食べる瞬間が塩焼きの醍醐味なんですよね~ 現に私の飲み仲間も、知る限りは全員が内臓は食べるもであると豪語していますから^^


そしてなぜ食べるのかと聞かれれば、私も含めて「あの苦味が最高なんだよな~」と口をそろえて言っていますね。

ですから、美味しく食べられる内臓を取って捨ててしまうなんて当然考えられないわけです。


とはいえ、妻のように内臓が「食べられない!」「食べたくない!」という人にはそれなりの理由があるのですよね~

そのあたりを探ってみると、

  • 見ただけで気持ちが悪い
  • 魚の内臓は食べないのが当たり前
  • 赤いミミズのような虫を見たから絶対に食べない
  • 寄生虫がいるから
  • あの苦さがダメ

などの意見が多いですね。


ちなみに私の妻は、赤いミミズのような虫を見た瞬間に食べないと決めたらしいです。

そんな意見もありますから、次は「本当に内臓は食べても本当に大丈夫なのか?」を見ていきましょう。

さんまの塩焼きの内臓は食べても大丈夫?


さて、さんまの塩焼きの内臓を取らないで食べても大丈夫なのかですが、結論からすると、

大丈夫です!

そして、

栄養もメチャあります!

ということなので、順番にお伝えしていきますね。


内臓はどうして食べても大丈夫なのか?


もし私に「さんま以外の魚の内臓も食べるのか?」と聞かれれば、答えはNOです。

その理由は、魚は餌を食べると消化するまでに通常24時間以上掛かります。ですから内臓には消化物が停滞しているため、汚く生臭くなっているからです。


ですがさんまの場合は、もともと胃というものがなく、消化器官は短い1本の腸だけになっています。ですから、食べた餌は、あっというま(20分程)に消化されて外に出てしまうので、内臓が綺麗な状態を保っているのです。


なので見た目は気持ち悪いし、魚の内臓は食べないのが当たり前と言われるのは、さんまの場合は除外してほしいですね~


それと、さんまの内臓の中に鱗が見つかることがあると聞きます。それはどうやら、さんまは大量に網で漁獲されるため、中でぶつかり合い鱗が剥がれて飲み込んでしまうのが原因のようです。

とはいえ、私は内臓を食べていて鱗を見かけたことはないんですけれどね(^^;

まあ、どちらにしても、鱗が人体に悪影響を与えるわけではありませんから、あまり神経質になることはないと思いますよ~^^


次に、妻も見つけて、ひっくり返りそうになった赤いミミズのような虫について少し説明しますね。

赤いミミズのような虫の正体は?




そのミミズの正体を調べてみると…

サンマの内臓には小さく赤いミミズのような虫が含まれていることがあるが、これはラジノリンクス (Rhadinorhynchus selkirki ) という名の寄生虫である。気味は悪いが、人体に寄生することはなく、無害である

引用元:wikipedia


とあるよに、寄生虫ということになります。さんまの内臓には寄生虫がいるから食べないとの理由がありますが、あの赤いミミズのような虫こそが寄生虫でしたね。


ただ、上記にもありますが、人体に寄生することはなく、無害なのでそんなに恐れることはないのです。ですから、食べても全く問題はありませんし、見つけたなら、ポイっと捨ててしまえばOKですよ。


あと、寄生虫の中で最も恐ろしいのがアニサキスです。鯖や鮭に多く寄生しているのですが、ごくまれにさんまにもいる場合があります。ですが、60℃の熱により数秒で死滅してしまいますので、安心してください^^

アニサキスについてはこちらの記事に詳しく書いてあります↓

秋の旬の魚といえば、すぐに頭に浮かぶのがさんまではないでしょうか(^^♪ その時期に水揚げされたばかりの新鮮なさんまを刺身にして食べたら最高...

でありますので、さんまの塩焼きの内臓は食べても大丈夫なのです。


とはいえ、あの苦味がどうしてもだめならしょうがないですけどね…


では次に、もしかして苦くても食べてみようかと気が変るかもしれない、内蔵の栄養について見てみましょう。

内臓の栄養とは?

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さんまの栄養といえば…

サンマには、血液の流れを良くするといわれるエイコサペンタエン酸が含まれており、脳梗塞・心筋梗塞などの病気を予防する効果があるとされている。また、ドコサヘキサエン酸も豊富に含まれており、体内の悪玉コレステロール(LDL)を減らす作用、脳細胞を活発化させ、頭の回転を良くする効果もあるとされている。

引用元:wikipedia


と驚くほどです。

栄養分を見ると、

  • EPA
  • DHA
  • ビタミンA
  • カルシウム
  • ビタミンD
  • ビタミンE
  • ビタミンB2
  • 鉄分

なのが代表されます。そしてこの中で、内臓にも含まれているのがカルシウム鉄分ビタミンになります。

とくにビタミンは、身よりも内臓に多く含まれており、ビタミンAの1種の「レチノール」が、女性にとって、とくに喜ばれる栄養素になります。

というのも、女性が気になるしわやたるみ、目の下のクマ消しなどの効果を引き出すことができるからです。

肌のターンオーバーを促す働きをしてくれるようになるということですね。ですから、女性に限らず世の男性にも若さを保つためにも必要な栄養素になりますね(^^♪


ということですから、さんまの塩焼きを内臓と一緒に食べることで、脳梗塞などの予防ができ、脳を活性化させ、肌にもつやを与え、いつも若々しくいられそうですよね~

いかがですか?食べたくなりませんか(^^♪


やはり苦い内臓を食べるのは嫌でしょうか…(^^; ですよね~食べたくないものはしょうがないですね… と、寂しいことは言いたくないので、次は、さんまの内臓の苦みが気にならない食べ方を紹介しますね(^^♪

内臓の苦みが気にならない食べ方!


今でこそ私も、内臓の苦みを気にしないで美味しく食べていますが、はじめの頃は苦味がダメで食べなかったのです。で、食べられるようになったのが、大根おろしとすだちを使って食べ始めたからです。

この食べ方をすると、苦みが気にならなくなり、今ではなくても苦味を楽しみながら食べられるようになりました。

ですから、苦味がダメだと思うなら、内臓にたっぷりと大根おろしをのせ、その上からすだちを絞って食べてみて下さい。きっと苦味が和らいでいるはずです。

もし、それでも苦味を感じるなら醤油を少し垂らしてみるのも良いですね。すだちの他に、かぼすやレモンでもOKですよ^^


あと、おすすめが内臓を使った卵焼です。作り方は簡単で、お椀に内臓と卵を入れ、醤油と酒、塩を足し、よく溶いてから焼き上げるだけです。

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ちょっと焦げたように見えますが、内臓の色が出ているだけで、苦味が気にならなくて美味しく食べられると思いますよ~(^^♪ 

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調味料は好みで色々と試されても良いかもしれませんね。

では最後に、美味しく焼き上げる方法を紹介します。美味しく焼きあげられなければ、せっかくのさんまが台無しですからね^^

さんまの塩焼きを美味しく焼き上げるには?


まずさんまを真水で綺麗に洗い、キッチンペーパーで水気を取ります。そして、さんまの20㎝程上空から塩をまんべんなく振り掛けます(お腹辺りに多めに掛けるのがポイント)。

あとは、グリルかフライパン、七輪などを使い焼き上げればOKですが、ポイントは、

グリルの場合

網にサラダ油を塗り、2分程温めてからさんまをのせます。

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これにより、さんまをひっくり返す時に皮が網にくっつきにくくなります^^ そして、中火で表面に焦げ目がつくまで焼き上げ、ひっくり返して片面も焦げ目がつくまで焼き上げれば完成です♪

ポイントは最後まで中火を守ることですよ。


フライパンの場合

フライパン専用ホイルの「クックパー」を引き、その上にさんまをのせるのですが、はみ出してしまうようなら半分に切ってのせて下さい(/に切るのがポイント)。

そして、火加減は中火より少し弱めにしてじっくりと焼き上げ、両面にしっかり焦げ目がついたら完成です。


グリルは洗うのが大変ですが、フライパンなら簡単に片付けができるので助かりますよ♪



七輪の場合

1番美味しい焼き方が七輪だと言われますが、1番難しくもあるんですよね(^^;

炭の量は通常の半分ほどにし、あらかじめ火をおこしておきます。それと、さんまをのせる網もサラダ油を塗り温めておきましょう。炭全体が真っ赤に燃えているのを確認してから、網にのせます。

そして私の失敗例なのですが、下の画像のように3匹のせてしまうと、さんまの脂が炭に落ち、火が舞い上がりせっかくのさんまが丸焦げになってしまいます。

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ですから、のせるのは1匹か2匹までにして、網をこまめに動かしながら全体に焦げ目がつくように焼いていきます。焦げ目の確認は、さんま自体を持ち上げるのではなく、網を上に持ち上げて下から覗くようにしましょう。

網を持つときは、火傷の恐れがありますから軍手などをはめて下さいね。

そしてひっくり返し両面焼ければさんまの七輪焼きの完成です。


さんまの頭も「食べられるのかな?」と思いなら、こちらの記事をどうぞ↓

さんまが大好きな私は、旬が近づいてくると、刺身や塩焼きを食べながらビールを美味しく飲んでいる自分の姿を夢で見るほどです(^^♪ ですか...

あと、さんま以外の美味しい「秋魚」のことならこちらの記事が参考になります↓

食欲の秋です。 秋の味覚と言えば、松茸や栗、ブドウに梨、カボチャ、銀杏、サツマイモに新米! 考えるだけでお腹が空いてきます。 ...

まとめ


いかがでしたか。さんまの塩焼きの内臓は、取らないで食べても大丈夫だということは、分かりましたでしょうか(^^♪

とはいえ、無理に食べる必要もないわけですが、ちょっと食べてみようかと思われたのなら一度チャレンジしてみるのも良いかもしれませんよ^^

では今回のポイントだけまとめておきますね。

さんまの内臓
消化器官は短い1本の腸だけになっているので、消化が早く綺麗な状態を保っており、栄養もあります。そして、見かける赤い虫は人体に無害な寄生虫です。

まれにいるアニサキスにしても、60℃の熱で死滅してしまいますから安全です。

ですからさんまの塩焼きの内臓は食べても大丈夫ですよ~。


今回も記事をお読みになって頂きありがとうございました。


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