先日姪っ子から電話があり、子供達がショウリョウバッタを捕まえてきたので飼育するとのこと。だけど、どんな餌を与えればいいのか分からないと言うんですよね。
だからイネ科の雑草が好物だと教えてあげたら、すぐに公園に行って取ってくると言っていました^^
そして数日経った頃また電話があり、今度はショウリョウバッタの寿命を教えて欲しいとのこと。どうやら子供達がすごく可愛がっていて、死んでしまったら悲しむので心配しているようです。
ただバッタの寿命は約半年ほどではなかったと思ったのですが、はっきりとはわかりません。それに種類によっては差があるかもしれませんよね。
だから子供達のためにも、ショウリョウバッタの正確な寿命を調べ、教えてあげたのです。するとそれを聞いた子供達は「僕たちは絶対長いきさせるんだ!」なんて張り切っていましたよ^^
ということで今回は、ショウリョウバッタの寿命についてお届けいたしますね。
ショウリョウバッタの寿命はどれぐらい?
さて、ショウリョウバッタの寿命ですが、調べた結果、
- 卵の期間:約4ヵ月
- 幼虫の期間:約2ヵ月
- 成虫の期間:約6ヵ月
の約1年ということが分かりました。
そんなショウリョウバッタの寿命のサイクルの様子をまとめると、
ショウリョウバッタ寿命サイクル | |
---|---|
卵 | 梅雨がはじまる前の5月頃に孵化 |
幼虫 | 好物のイネ科植物を食べながら夏のはじまる7月頃に羽化 |
成虫 | 秋の11月頃に産卵をし寿命を迎える |
な感じです。だから成虫の状態では越冬できないが、卵ですることになりますね。
それと、姪っ子に幼虫と成虫の違いを聞かれたときに「大きさ!」と答えたのですが、幼虫には翅(はね)がないが正解のようですね。もちろん大きさだって違いますけど^^
あと成虫の6ヶ月の寿命は、厳しい自然界においての平均。もし家庭で飼育環境に恵まれれば、寿命を伸ばすこともできるかもしれません。現に調べてみると、見た目がショウリョウバッタに似ているオンブバッタが、大切に育てたら越冬して春まで生きたなんて情報もありますからね。
まあ、オンブバッタとは個体からして違いますから比べる物ではないと思うのですが、大事に育てればそれだけ長生きしてくれるわけですね^^
その他のバッタに関しても、やはりショウリョウバッタと同じサイクルの寿命になるようです。ただ夏と秋に卵を産むトノサマバッタだけは違うので少し紹介しておきますね。
越冬した卵が春に孵化⇒成虫となり夏に卵を産む(寿命が尽きる)⇒約30日で成虫となる⇒秋に卵を産む(寿命が尽きる)
のように年に2回成虫になるので、それぞれの寿命が約2~3ヶ月と短いんですよ。
では次に、ショウリョウバッタの寿命を伸ばしてあげる飼育方法について見ていきましょう。
ショウリョウバッタを長生きさせる為に飼育で気をつけること
私が子供の頃飼っていたショウリョウバッタは、やはり秋が過ぎたころに寿命が尽きていたように思います。ただここ最近、カブトムシやカマキリなどを飼育して、かなり寿命を伸ばせてあげることができています。
だからショウリョウバッタに関しても、正し飼育方法をすれば寿命を伸ばしてあげることができるはず。
でそのために調べわかったことをまとめると以下の4点を気をつけること。
- 飼育ケース
- 温度
- 餌
- 水
では順番に見ていきましょう。
<飼育ケース>
国内に生息するバッタの中で1番おおきなバッタがメスのショウリョウバッタです。それにジャンプ力も半端なくあります。そんなショウリョウバッタを、小さな飼育ケースに入れてしまうとストレスがたまり寿命が短くなってしまいますよね。
だからショウリョウバッタのサイズにあった、大き目な飼育ケースで飼ってあげましょう。
まあ、そうは言っても限度はありますがせめてこてぐらいのサイズがおすすめですね。
↓ ↓
ちなみにこちらのお借りしたツイッター画像は、立派な体格からしてメスでしょうね。
↓ ↓
こいつはショウリョウバッタ
— トノサマバッタbot (@locust_hopper01) September 9, 2019
オンブバッタではない pic.twitter.com/9E1k6HIVew
このサイズだと、先ほどの飼育ケースでも小さいかもしれませんね(^^;
<温度>
温度は低すぎても高すぎてもよくありません。だから基本的に飼育ケースは、直射日光のあたらない涼しい場所においてあげましょう。
ただ寿命を伸ばしてあげるには、紫外線を浴びさせてあげるのも必要です。それにもともとショウリョウバッタは、日光浴が大好きな昆虫なんですよね^^
だから時間をみつけて、1日1時間ほど日が当たる場所に飼育ケースを移動してあげましょう。そうすることで喜び、ストレスも溜まりにくくなるので長生きしてくれるはずですよ。
ただ長時間日に当てるのは危険なので注意しましょうね。
<餌>
餌となるイネ科植物の葉を枯らせないように注意することが肝心。ただ公園や野原、河川敷で取ってきたものをそのまま与えないようにしましょう。
なぜなら農薬など、ショウリョウバッタに害をあるものがついてしまってる恐れがあるからです。だから水で洗ってから与えることが大切。あとすぐに枯らせないためにも、水が入ったコップなどの容器に入れてあげましょう。
それと、手元にどうしてもイネ科植物の葉がない場合は、キャベツやレタスなどを与えると食べてくれますよ。
ただあくまでも応急処置なので、早めにイネ科植物の葉を用意してあげてくださいね。
餌に関してはこちらに詳しくまとめてありますよ。
↓ ↓
<水>
人間が水がなければ生きては行けないように、ショウリョウバッタも当然水分補給は必要です。だから日に1回、餌となるイネ科植物の葉に霧吹きなどで水を吹き付けてあげましょう。
ちょうどお借りしたこちらのツイッター画像のような感じですね。
↓ ↓
おはようさんでございます。
— ABG (@sakurahappy5181) August 6, 2019
朝一はほんまに涼しい風が吹いて
犬と散歩はちょうどいい。
久しぶりにライバル犬と遭遇。
犬って不思議やな、喋った訳でもないのに会っただけで吠え合う💨
朝からご近所さん、すんません。
いつもここにいるショウリョウバッタ?
水やりでびっくりした?
かんにんね。 pic.twitter.com/qCUp3RIwP0
そうすれば餌と一緒に水分補給もしっかり摂ってくれます。
あと、土も乾かさないよに注意が必要。なぜならメスは土の中に卵を産みますが、乾き過ぎていると産まなかったり卵の環境に悪い場所で産んでしまうからです。
卵を産む動画がありましたのでお借りしました。ご覧なってください。
↓ ↓
ちゃんと土の中に卵を産んでましたよね^^
そもそもショウリョウバッタはオスとメスではどちらが長生き?
はっきりとした答えはないようです。しかし私の経験上、毎年のように飼育するカブトムシや、カマキリの場合は必ずというほどオスの方が早く寿命がつきます。
まあ、カマキリの場合はメスに食べられるケースもあるんですけどね(^^; ただやはりメスは産卵をするため、オスより長生きする確率が高いのではないでしょうか^^
それとオスとメスの見分け方ですが、小さいのがオスで大きいのがメスといわれています。ただ両方がいない場合は比べられないですよね。
そんなときは、お尻をみてください。お尻の先が縦に割れていればメスで、割れていなければオスですよ~^^
まとめ
ショウリョウバッタは比較的に捕まえやすく、飼育もしやすい昆虫です。それと飼育方法を頑張れば、寿命を伸ばしてあげられるかもしれませんね。
姪っ子の子供達も越冬させると頑張っていますよ^^
ではもう一度おさらいをしておきます。
今回調べて分かったショウリョウバッタの寿命は、
- 卵の期間:約4ヵ月
- 幼虫の期間:約2ヵ月
- 成虫の期間:約6ヵ月
でした。
ただその成虫の寿命も
- 温度
- 飼育ケース
- 餌
- 水
を正しく管理して飼育すれば伸ばせてあげることができるかもですよ。
今回も記事をお読み頂きありがとうございました。