夏になると、子供も大人も大好きなカブトムシがやってきますね。
筆者も、子供の頃からカブトムシが大好きであります。^^
この時期、我が家のベランダには、卵から孵化したカブトムシの幼虫が夏を待ちわびながら毎年待機しています。
今年もあと少しで成虫になって元気な姿を見せてくれるでしょう。
そんなカブトムシを、最近ではホームセンターで買って飼育している子供が多くなっていますが、やはり山の中で採集したカブトムシとは元気さが違います。
とは言っても、ただ山の中に行けば簡単に捕まえることが出来るわけでもありません。
だけど、ちょっとしたコツさえ分かれば、カブトムシをガッツリ捕まえることもできます。
と言うことで今回は、カブトムシを簡単にゲットできる採集方法をお伝えいたします。
一緒に読んで今年の夏は元気なカブトムシを飼育しましょう。
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カブトムシ採集に出かけましょう!!
まず、カブトムシ採集に適している時期は、7月初めから8月中旬がベストです。
6月の後半から活動するカブトムシもいますが、中々見つけるのは難しいかもしれませんね。
ちなみに幼虫を捕まえるなら9月~5月に落ち葉が腐った腐葉土の中やシイタケ栽培に使われたほだ木の下で見つけられます。
カブトムシは何処にいるの?
カブトムシは山の中でしか採集出来ないと思われるかもしれませんが、街中の公園の雑木林でも見つけることが出来ます。
ただし、雑木林の中にカブトムシの大好きなクヌギやコナラ、ミズナラ、クリの木がないとダメです。
この中でもクヌギとコナラからあふれ出る樹液が、カブトムシの大好物です。
マツの木やスギの木、ヒノ木にはカブトムシはいませんので覚えておきましょう。
カブトムシ採集の時間は?
カブトムシを捕まえられる時間は、
夜なら19:00~22:00
朝なら05:00~07:00
カブトムシ採集のコツは、昼間にカブトムシが休んでいる雑木林に下見に行き、トラップを仕掛ける事です。
トラップの作り方は、とても簡単ですから是非作ってみてくださいね。
用意する物
・ パイナップル 五切れ程
・ バナナ 1本
・ 砂糖 1カップ
・ 酒 2カップ
・ ストッキング 1枚
・ バナナ 1本
・ 砂糖 1カップ
・ 酒 2カップ
・ ストッキング 1枚
パイナップルとバナナ1本をぶつ切りにして瓶の中に入れ、砂糖と酒を足して良くかき混ぜます。
かき混ぜたら、そのまま太陽が沈むまで当てて発酵させます。
これで、カブトムシの大好きな魔法の蜜の出来上がりです♪
でき上がった魔法の蜜をストッキングの中に入れ、夕方にカブトムシが休んでいる雑木林の木に吊るせば、完璧なトラップの完成です。
カブトムシ採集に必要な道具は?
カブトムシ採集に出かける時の服装は、長袖、長ズボンで出かけてください。暑いですが虫に刺されない為にも必要なスタイルです。
その他に帽子と軍手をして、できれば長靴を履くのもお勧めします。
持ち物は、バンドエイド(擦り傷などをした場合)、虫よけスプレー、虫とり網、虫かごは持っていきましょう。
ペットボトルの水も持参すれば、喉の渇きにも助かりますし、擦り傷をした時に傷を洗い流す事も出来ます。
採集したカブトムシの飼育方法
ここでは、捕まえたカブトムシの飼育方法を紹介します。
カブトムシ飼育に用意する物は?
・飼育ケース
カブトムシの数にもよりますが、二匹から三匹なら幅が30㎝程の飼育ケースで大丈夫です。
我が家では、数が多いのでホームセンターで衣装ケースを購入して使っています💦
そのまま幼虫を飼育できるので便利です
・発酵マット
クヌギやコナラの木を、細かくして作ったものです。ホームセンターなどで販売されていますね、メガ発酵マットがお勧めです。
マットの中には、カブトムシにダニが付かないようなマットも販売していますが、カブトムシの幼虫が育たない成分が配合されてる場合もありますのであまりお勧めはできません。
・とまり木
カブトムシは、よくひっくり返ります。
とまり木があれば、すぐに起き上がることができるので必ず入れて置きましょうね。
とまり木の他にも、雑木林で小枝を取って来て飼育ケースに入れてあげれば、カブトムシがより起き上がる事ができやすくなります。
ただし、取ってきた小枝は水で洗って太陽消毒して上げて下さい。
・ エサ
ホームセンターなどで販売しているカブトムシ、クワガタ用のゼリーです。栄養もありカブトムシも喜んで食べてくれます。^^
しかし、ケチってしまってあまり安いゼリーを買うとカブトムシが食べてくれないので注意して下さい。 筆者が経験しました💦
スイカなどはカブトムシがお腹をこわすので、あまりお勧めはしません。
・ エサ台
ゼリーを置くための台です。
・霧吹き
発酵マットを湿らせるための物です。
カブトムシは乾燥が嫌いですから、マットの表面が乾いて来たらシュッと吹きかけてください。
・虫よけシート
小バエの進入を防止できる以外に、昆虫マットの乾燥を防いだり容器の嫌な臭いを抑えてくれる優れものです。
以上用意したもので飼育ケースを作りましょう!
1、ケースに発酵マットを底から5㎝程入れます。この時にマットを手で握ると軽く固まるぐらいに霧吹きで湿らせてください。
2、マットの上を押さえて固めます。
固まった部分にカブトムシは卵を産みます。
3、固めたマットの上に残りのマットを足します。
固めなくてそのまま入れます。
4、とまり木とエサを入れます。
1~4の用意が出来たら、カブトムシを入れて飼育ケースの本体とフタの間に虫よけシートを挟めば完成です。
コーナンさんのカブトムシ飼育動画がありましたこちらも参考にどうぞ。
カブトムシの寿命を伸ばす方法は?
せっかく捕まえたカブトムシですから、長生きしてほしいですよね。
頑張ってカブトムシの寿命を伸ばしてあげましょうね。
寿命を伸ばすコツは、上の方でも少し触れてはいますが、ここでおさらいも兼ねて説明します。
・カブトムシはひっくり返ったままだと寿命が縮むので、とまり木を必ず入れてあげる。
・乾燥が嫌いなので、マットが乾いたら忘れずに霧吹きで湿らせてあげる。
・スイカなどカブトムシがお腹を壊すものはあげない。
・温度が21℃~24℃の日陰に置いて上げる。
※直射日光に当てるとすぐに死んでしまいます。気を付けましょうね。
・幅が30㎝程のケースには。オス1匹とメス2匹で飼育する。
オス2匹入れると喧嘩して寿命が縮みます。
沢山飼育したいなら、数に合わせてケースも大きくしてあげましょう。
まとめ
いかがでしたか?
カブトムシをガッツリ捕まえられそうではないですか^^
私は、去年のカブトムシ採集の時、今回紹介したトラップでカブトムシのオスを8匹、メスを6匹、ノコギリクワガタのオス2匹、コクワガタのオス3匹、メス2匹捕まえることができました。
あなたも今年の夏は、自然のカブトムシをガッツリ捕まえてきてください!
今回も記事をお読みになって頂きありがとうございました。