そうなんですね。
胃カメラを飲まなければいけなくなったのですね。
健康診断で、引っかかりましたか?
それとも胃に、アニサキスがいるとでも言われましたか?
困りましたね。
胃カメラ検査って、苦しいですものね~
実は私も何年か前に、鯖を食べて胃が痛くなった時、アニサキスがいるかもしれないからと、胃カメラ検査をしたことがあるのです。
もちろん口からカメラを入れたのですが、もう苦しくて苦しくて涙は出るは、鼻水は出るはの悲惨な経験をしましたので、あなたが胃カメラ検査を嫌がっている気持ちがよ~く分かります。
そして今、あなたは、「胃カメラを鼻から入れると苦しみが無い!と聞いたけど本当なんだろうか・・」「口からと鼻からではそんなに違うものだろうか?」などと思われているかもしれませんね。
そんな時はですね。胃カメラを鼻から入れたことがある経験者から話を聞くのが一番です。
でも、身近に鼻から胃カメラを入れた経験者はいないし・・
大丈夫です!
実は、その経験者こそが筆者であります^^
以前胃カメラを飲み、悲惨な経験をした私は、もう二度と、胃カメラなんて飲むものかと思っていたのですが、
悲しい事に数年後、またもや胃カメラを飲まなくてはいけない羽目になってしまったのです。
健康診断のレントゲンに何やら影があると言われたからです。
そして病院に行き、先生に鼻からの胃カメラを勧められ、思い切って実行したんですよ。
なので、そんな二つの貴重な経験をした筆者が、
今回は、「胃カメラを鼻から入れたら苦しいのか?」について記事をお届けしたいと思います。
是非、一緒に読んでいきましょう!
胃カメラを鼻からって苦しいの?
実際、胃カメラを鼻から入れて検査した私の感想は、
「え!こんなに楽なの~」でした。
固唾を飲まれて答えをお待ちだったあなたには肩透かしな答えだったかもしれませんが、胃カメラを鼻からの検査は非常に楽で、苦しいなんてことは全くありませんでしたよ(^^♪
最初はもちろん、ドキドキ連発でベットから逃げ出したくもなりましたが、終わってみたら上記の感想です。
でも、初めに先生に「すごく楽なので、鼻からカメラを入れたらどうですか?」と勧められた時は、馬鹿じゃないのか?
口から入れてあの苦しみだったのに、鼻から入れたら恐ろしい事になってしまうだろう~!
て、思ってしまったんですけどね(^^;
だって鼻、鼻ですよ!想像するだけで恐ろしいです💦
まぁ、やってみたら先生の言われた通りの結果でしたのでとても感謝をしていますが(^^♪
あ!こちがらその時の写真です。
綺麗に撮れていると思います。
検査費用は三割負担で五千円程掛かりましたが、五千円で安心を買ったと思えば安い物です。
結局、暴飲暴食がたたり胃が荒れていただけだったので良かったのですが、なによりあの口から検査の悲惨な苦しさが無かったのが一番嬉しかったですね。
なので、あなたが口から胃カメラか、鼻から胃カメラかを迷っているのであれば、私は苦しくない鼻からをお勧めしたいと思います。
でも、なぜ胃カメラを鼻から入れても苦しくないのかと思われているかもしれません。
ですので、次にそのあたりを説明させて頂きたいと思います。
胃カメラを鼻から入れるとなぜ苦しくないの?
咽頭反射って聞いたことがありますか?
思い出してください、風邪を引いて病院行き、診察してもらった時にも、先生に「はい、あ~んして」と、言いながら靴ベラのようなへらで舌の奥を押さえられると「おえっ」ってなりますよね。
あの症状が咽頭反射って言うのです。
そもそも「おえっ」の咽頭反射は、物が舌の根元に触れると起こります。
風邪を引いた時のへらでの「おえっ」は、一瞬の事なので我慢ができますが、口から胃カメラの場合は違います。
カメラが入っている内は、ずっ~と舌の根元に胃カメラのチューブが触れているのです。
それりゃぁ~辛いです。涙も出ます、鼻水だって出ちゃいます。
ところが、
鼻からの場合はカメラもチューブも舌の根元に触れる事がないのです。
咽頭反射が起きる事がないのだから「おえっ!」がなく楽ちんに検査が出来てしまう訳ですね。
下の画像でもお分かりかと思いますが、右の鼻からの場合は舌の根元を完全に避けていますよね。
それともう一つ、カメラのサイズが全然違うのです。
・口から入れる胃カメラのスコープは約10mm
・鼻から入れる胃カメラのスコープは約5mm
ね、鼻からの方が半分の細さになっていますよね。
このカメラの細さと咽頭反射が起きないのが、胃カメラを鼻から入れても苦しくない最大のポイントになります。
どうですか?
少しでも気が楽になったのなら、是非チャレンジしてみてくださいね。
と言いたいのですが、
先生が言われるには、鼻からの検査の時に痛い思いをされる人や、出血してしまう人がいるそうです。
残念ながらそのような事に該当しやすい人は、
・鼻腔が左右両方ともに細い人
・風邪気味で鼻がつまっている人
・鼻炎気味の人
・花粉の時期に一時的に鼻腔が細くなっている人
だそうです。
なので、上に該当してしまう人は、検査を受けると痛い思いをしたり、鼻からの出血があるかもしれませんので、検査の前に先生と良く相談されるのが良いと思われます。
誰しも苦しいのも嫌ですが、痛い思いや血を見るのも嫌ですものね。
そして私の場合は、何も該当することなく無事に検査を受ける事ができたのですが、その日に一緒に検査を受けたオジサンが二人いたのです。(二人は私よりはオジサンでした(^^;)
その中の一人は結局、両鼻腔が細すぎて口からの胃カメラ検査になり、検査後はぐったりとしてしまい声を掛けるのも気の毒になってしまう程だったのを覚えています。
私は左右の鼻腔を大きく産んでくれた両親に、感謝、感謝しましたね。(^^♪
そして、この鼻からの検査が、いったいどの様な感じで進んでいくのだろうと思われているかもしれません。
そこで私が、実際に体験した検査を思い出しながら説明したいと思います。
鼻から胃カメラ検査の流れはこんな感じ!
胃の中の検査ですから当然ですよね。
あ! でも薬を飲むのを忘れて、「どうしても寝る前に飲まないといけない!」と言うケースがあるかもしれませんよね。
と言うか、私がその張本人なのですが・・💦
検査前の夜、私は薬を飲まなければいけなかった訳ではなかったのですが、風呂上がりにリラックスしてテレビを見ていたら、テーブルの上にあったコップのお茶をなんの躊躇もなくグビグビと飲んでしまったのです。
もちろん飲んだ後に気づきましたよ。明日が検査なのは”(-“”-)”
しかし、心配はしましたが、その次の朝は無事に検査を受けることができました。
と言うのも、病院の飲食禁止なる時間帯は余裕をもって出してくれているからなんです。
だいたい、1番消化が悪いと言われている揚げ物や、お肉の消化時間は4時間以上。
フルーツや野菜なら2時間程で消化はできてしまいます。
そう考えると、寝る前にうっかりお茶やお水を飲んだとしてもそんなに神経質になることはないと思いますよ。
なんせ私が、ちゃんと検査ができたのですからね。
とは言え、病院が立てたスケジュールに従うのは当然ですから、守るように心がけてくださいね。私の場合はあくまでも運が良かっただけかもしれません。
あ!それから喫煙だけは絶対にダメですからね!肝に銘じていてください!
空腹に関しては、緊張のせいもあり食べたいという欲求が起きませんでしたね。
ただし、飲み物に関しては糖分を含んだジュースなどはダメですが水か白湯なら検査2時間前までに摂るのはOKです。
もちろん喫煙はNG!
もちろん美味しいものではありませんでしたね(笑)
クシャミが出そうになりましたが、なんとか堪えることができましたね。
別に、しちゃってもいいので我慢できなければしちゃってくださいね^^
誰しも鼻の穴の大きさって左右違うんですよね。それに詰まっている場合もあるのでその辺りを先生がしっかりと確認してくれます。
私はチョット気持ちが悪かったと記憶していますが、これぐらいは我慢しないとね。
麻酔をして、しばらくしてから(約5分程)鼻にカメラの挿入が始まりました。
苦しくはないと聞いていてもやはり緊張していましたね。
胸に手を当てれば間違いなく手が弾けるぐらいの鼓動でしたでしょうね。(笑)
だけど緊張もすぐほぐれましたよ。
テレビ画面に映る自分の胃の中を、先生と一緒に会話をしながら見ていけたのです。
その時は興味津々で画面を見つめていたのを覚えていますね。
自分の胃の中が映る画面を見ながら検査ができるなんて、口からの場合には絶対に不可能な事ですね。
検査に掛かった時間は20分ほどでしたが、楽に検査ができたおかげでもっと短い時間に感じましたね。
さすがに食いしん坊の私でも、検査終了直ぐには何も食べたくなかったですけどね^^
あと、鼻からの出血を防ぐ為にその日は鼻を強くかまないようにと言われましたし、直ぐの車の運転もしないように言われました。
私は車で来ていなかったので問題なかったですが、もしあなたが検査に行かれるなら交通機関がお勧めですよ。
私の検査は、この様な流れになっていました。
ただし病院により若干の違いはあるかもしれませんね。
まとめ
いかがですか?
少しは、鼻からの胃カメラ検査の悩みが和らいだでしょうか?
この記事を書くことにしたのは、先日会社の後輩が健康診断で引っかかり、胃カメラを飲まなくてはと悩んでいた時に、私の経験を話したところ、鼻からの胃カメラ検査を受ける事にしたんですね。
そして検査を受けた彼が、とても楽で全く苦しくないと喜んでくれ、その笑顔を見た時に記事を書いてみようと思ったのです。
なので、胃カメラ検査で悩まれているあなたのような方の参考になれば嬉しく思います。
検査頑張ってくださいね!!
今回も記事を読んで頂きありがとうございました!