お通しって拒否できるの?居酒屋通いのベテランが調査した結果は…!

私は出張が多いので、月に何度も居酒屋を利用します^^

居酒屋に入店するとほとんどのお店が、はじめにお通しを出してくれます。しかし、美味しいお通しを出してくれるお店もあるのですが、たまに「え~~これはないだろう~^^;」と思うお通しを出してくる居酒屋もあるのも事実です。

なので、不味いお通しは一口食べただけで残してしまうのですが、会計時にはしっかりお通し代として支払わなければいけないので勿体ないですよね。


先日も、東京で入った居酒屋のお通しが不味かったので、周りを見渡すとやはりそのお通しに手を付けていないお客が多くいるように感じたのです。その様子を見たときに、思ったのが「嫌いなお通しなら拒否できるのだろうか~?」でした。


と言うことで今回は、居酒屋のお通しが「拒否できるのか?拒否できないのか?」について調べましたのでお届けいたします。

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居酒屋のお通しは拒否できるの?


居酒屋のお通しを、拒否できるのかを調べてみると、

  • 一品料理として出される店(拒否できる)
  • 席料として出される店(拒否できない)
  • サービス料として出される店(拒否できない)

のようにお店ごとに別れていました。

なので、お店により、「拒否できるお通しもあるが、拒否できないお通しもある」ということです。

例えば全国展開している居酒屋チェーンで有名な「ワタミ」さんの場合はお通しを拒否できますが、魚民や白木屋を展開する「モンテローザ」さんでは、お通しが拒否できないという情報があります。






では、これはどういうことなのかを順番に見て行きましょう。

一品料理として出されるお通しの場合は(拒否できる)


そもそもお通しとは、ご来店のお客様を間違いなく席にお通したとの意味や、注文を聞きそれを厨房に通すという意味から使われるようになったのです。そして、お客様の注文した料理が出てくるまでの間「こちらをつまみながら一杯やっておいてくださいね~」と一品の料理として出されるものです。

要は、客が注文もしていない料理を、店側が勝手に決めたルールで出してくるわけなので、この場合はお通しが必要なければ拒否ができます。当然と言えば当然ですよね^^ しかし、気を付けないといけないのは、一口でも食べたら拒否できないことです。なので、嫌いな物であれば、その場でキッパリと拒否するようにしましょう。


では次に、拒否できないお通しについてです。

席料として出されるお通しの場合は(拒否できない)


席料とは、いわゆるテーブルチャージのことです。こちらの場合は残念ながらお通しを拒否することができません。

テーブルチャージをコトバンクさんでチェックしてみても

《〈和〉table+charge》レストランやナイトクラブで、飲食代のほかに支払う、一つのテーブルについて定められたサービス料。席料。テーブル料。カバーチャージ。

引用元:コトバンク

のようになっており、これを解釈しても席料とは、料理とは別に発生する料金であり、お店で席料というもがお通しと設定され出されるなら、拒否することはできないようになっています。なので、たとえ一口も食べていなくても、会計時にはお通し代は支払わなければなりません。

でも、そこまでして出すなら美味しいお通しでお願いしたいですよね~^^

ちなみに私がよく行く小さな居酒屋では、お通しを座席料として出してきますが、毎回違う料理で美味しいですよ~♪ 実は、そのお店でサービス料のことを聞いてきました。

サービス料としてお通しが出される場合は(拒否できない)


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こちらも席料と同じで、お通しを拒否することができません。ですが私は、このサービス料というものの意味がよく分からなかったので、行きつけの居酒屋の大将に聞いてみたのです。

大将の店はお通しを席料としてだすよね。その意味は分かるんだけど、サービス料としてだすお店のあのサービスって何?
大将
さる吉さん!それはね、店の子が料理を運んでくれたり、大きな声でいらっしやいませ!ありがとございました!て挨拶するよね。あの接客だよ!
え!そうなの?でもそれは、当たり前のことだよね。
大将
そうなんだけど、お客様に気持ちよく料理を食べてもらうためにもてなすあの接客がサービス料てことだね。
へ~そういうことなのか~
大将
さる吉さんだって、可愛い子にニコッと微笑まれて料理をだされたら悪い気がしないでしょう。
そりゃそうだ
大将
なんなら私がニコッとやりましょうか?
お勘定・・・

と会話をし、大将の微笑みは避けて帰ってきたわけです^^;

要するに、サービス料とは海外で食事のあとにチップとして支払うのと同じことですね。日本ではチップの習慣がないので、お店側はお通しをサービス料として提供し、チップ代を貰うわけです。

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以上がお通しを拒否できる店と拒否できない店の理由になりますが、冒頭でお話しした「ワタミ」さんの場合は一品料理としてだすお通しであり、「モンテローザ」さんの場合は、チャージ料又はサービス料として出されるお通しというわけです。

このように居酒屋により、お通しのルールがありますから、トラブルを避ける為にもあらかじめ確認してから入店するようにしましょう。特に、私の行きつけの様に小さい居酒屋さんではほとんど席料として出される場合が多いですね。


ではこのお通しの相場は、だいたいどれぐらいに設定されているのでしょう。

お通しの相場はどれぐらいなの?


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お通しの相場はお店により開きがあります。ワタミさんやモンテローザさんのように全国展開されているチェーン店では、だいたい300円~500円が相場になっています。ですが、ちょっと洒落た小料理屋などでは1,000円程のお通しが席料又はサービス料として出される場合もありますし、高級割烹や料亭では10,000円を超えるお通しもあります。

まぁ、気楽に入れる大衆居酒屋なら「300円~500円」と覚えておけば間違いなさそうですね。ちなみに私が行く大将のお店は400円です^^

さて、お通しのことをお伝えしましたが、もう一つお通しと同じような「突きだし」と言うものがあります。この突きだしはお通しと何が違うのでしょう。

お通しと突きだしの違いは?


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「突きだし」は、来店したお客様に「内の店ではこんなに美味しい料理がありますよ~」とお店の美味しい料理をアピールするために最初にだす料理です。そして、「他にもたくさん美味しい料理がありますから注文してくださいね♪」と思いが込めてあります。

なので、お通しの「こちらをつまみながら一杯やっておいてくださいね~」の意味とは違っていますね^^

しかし、昨今では両者も混同され、同じような意味として使用されるようになっています。実際、私が東京と大阪に出張に出かけて入る居酒屋では、東京が「お通し」、大阪は「突きだし」として呼ばれるのがほとんどです。

気になり確認してみると、一般的に関東と関西で呼び方が別れているようなので、それで正解のようですね(^^ゞ

まとめ


いかがでしたか。居酒屋でのお通しが拒否できるか、できないかの仕組みは^^

お通しを拒否できないお店ばかりではないので、嫌いな物が出されたら勇気をもってキッパリ拒否しましょうね。そして、拒否できないお店が不味いお通しをだすようなら、そのお店には二度と行かないのが良いかもしれませんね。

ではここでもう一度おさらいをしておきます。

居酒屋のお通しを拒否できるお店とできないお店は、
  • 一品料理として出される店(拒否できる)
  • 席料として出される店(拒否できない)
  • サービス料として出される店(拒否できない)
のようになっています。


今回も記事をお読みになって頂きありがとうございました。


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