私は、ご飯に味噌汁をかけて食べるのが大好きです^^ いわゆるねこまんまといわれているやつですね。
その味噌汁かけご飯を、行儀の悪い食べ方とか、マナー違反になるなどとよく耳にします。でもそれって「本当に正しいのでしょうか?」
私は好きな物を好きな食べ方をして、なにが悪いのだろうと思っちゃうですよね~。それに味噌汁には、野菜などの具材も多く使われているので、栄養だってあると思います。
朝食でその味噌汁かけご飯を食べれば、朝から美味しくて栄養満点の食事ができちゃうわけですね^^
だから、そんな味噌汁かけご飯を行儀の悪い下品な食べ方などと言ってほしくないのです(^^;
ということで今回は、味噌汁かけご飯についてあれこれ調べお届けいたします。
味噌汁かけご飯は行儀の悪いマナー違反な食べ方なの?
さて、その味噌汁かけご飯。本当に行儀の悪いマナー違反な食べ方なのかですが、
その答えは、
・価値観の問題
が結論になりました。
というのは、味噌汁かけご飯についての幾つかの口コミなどを聞いて感じたからです。そんな声を少し紹介すると…
以上の様な否定と肯定の意見に、同じような内容のものがたくさんあるんです。でそれを聞いても、どちらか一方が絶対に間違っているとも言えないんですよね(^^; となれば、やはりこれに関しては人それぞれが持つ価値観ということになりますね^^
で、私の味噌汁かけご飯にたいして持つ価値観を、改めてお伝えすれば「美味しいご飯と味噌汁を同時に食べられる料理であり、行儀が悪い食べ方ではない」になります(^^♪
あ!もちろん。口を空けながらくちゃくちゃと食べたり、握り箸やねぶり箸などをしながらは、行儀が悪いマナー違反にはなりますけどね(^^;
あ!そうそう。ナイスな画像がツイッターにありましたのでお借りしました。
↓ ↓
屋形船風景🍺
— nabepuro (@Orion3sta) 2016年2月7日
次から次へと揚げたての天ぷらを待って来てくれますが、結構食べつくしちゃいました‥‥‥ ガイドさんオススメのアサリの味噌汁を一口飲んだら、ご飯の上にかけると美味しいとい… https://t.co/n8FLBI8eE5 pic.twitter.com/LL2HgNB4yi
どうですか^^ アサリの味噌汁かけご飯なんて、とてもお洒落で美味しそうではないですか♪
でもそんな味噌汁かけご飯に対して、どうして行儀が悪いという価値観が生まれてしまったのかも気になり、調べてみました。すると、「へえ~」て思うことがあったのでお伝えしますね。
味噌汁かけご飯。実は、縁起が悪いと嫌味嫌われていたのです…
昔、鉱山労働者などの間では、工事現場の食事での汁かけご飯は「山崩れを想像する!」と言われ、縁起が悪いとされていた。
そして、同じく山の中に入り仕事をするマタギや、木こりの間でも味噌汁かけご飯をすると「仕事に味噌をつける!」などと毛嫌いされていた。
ということなのです。だから地方によっては「味噌汁かけご飯は縁起が悪いからやめなさい!」と言われ続け、それがのちに「行儀が悪いマナー違反な食べ方」との解釈となり、価値観ともなってしまったかもしれませんね。
それともう一つ、ねこまんまの由来にも関係がありそうです…
まず「まんま」とは、赤ちゃん語で「ご飯」の意味になるそうです。
そして昔は(1970年頃まで)、今で言うペットフードなるものがなかったんですよね~。だから残り物のご飯に、煮干しなどでダシを取った汁物をかけ、簡単で便利な餌として猫や犬などに与えていたのです。
そこから味噌汁をご飯にかける食べ物がねこまんまと呼ばれるようになったようですね(^^; また地方によっては犬飯とも呼ばれるようです。
ということなので、猫や犬がする食べ方を人間がまねをすれば下品であり、見た目も行儀も悪いとされ、そのような価値観が生まれてしまったようです。
それと、こちらのお借りしたツイッターでもつぶやいていますが、鰹節だけをかけたものもねこまんまと呼びますよ~。
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ご飯に味噌汁かけるやつをねこまんまとよんでた。
— 佐々木ノーラ (@NorahSasaki) 2018年8月27日
鰹節の方のねこまんまは食べたことないです・・・#おはガク #絵ガク pic.twitter.com/oJKULNImoy
あと、味噌汁かけご飯が、いつ頃から食べられていたのかをちょっと調べてみました。
すると…
起源は定かではないが、飢餓、戦災が多かった時代にはしばしば庶民の主食となっていた。戦国時代には関東の北条家もこれを好んでいたと伝えられ、北条氏康は息子である北条氏政が飯に汁を2回かけるのを見るや「(飯にかける汁の量すら目分量できないとは)北条家もこれまでか」と嘆息したと伝えられる。
江戸時代中期~後期には、幕府の腐敗や鎖国を原因とする食料資源の枯渇により貧富の差が広がるとともに貧民のみならず身分の低い武士でさえもが飢えに瀕し、安価で調理の簡便な「ねこまんま」が流行した。当時カツオの産地として名をはせていた静岡や和歌山、鹿児島産のカツオ節が多く使われた。その後、明治維新後の争乱期から第二次世界大戦末期まで、庶民が飢餓をしのぐ食料の中心的存在となっていた。その後、これが単に貧民の食料に終わらずに、その独特の風味から、富裕層の一部や地方の役人なども好奇心から食べるようになった
引用元:Wikipedia
どうやら味噌汁かけご飯は、すでに戦国時代から食べられていたようです。とくに北条家では好まれていたようですね^^ まあ、氏政が父氏康に汁かけの目分量ができないぐらいで、北条家が滅びると怒られたのは可哀想な話ですけど(^^;
でも実際に北条家は、氏政の代で滅んでしまいましたが…(泣)
あと、味噌汁かけご飯が、昔から食糧難の時代に庶民のお腹を満たす食べ物だったことも確かなようです。
さて次は味噌汁かけご飯の栄養について少し調べてみましたよ~。
味噌汁かけご飯には栄養がいっぱい!
先ほどの肯定の意見の中にも味噌汁かけご飯は栄養がある食べ物とありましたね。当然ですが私もそう思っています。だって使われる材料は、ご飯と大豆から作られている味噌です。
ご飯一杯分(約150g)の栄養素を見てみると、
- タンパク質:3.8g
- 脂質:0.5g
- 炭水化物:55.7g
- 亜鉛:0.9mg
- 鉄分:0.2mg
- カルシウム:5mg
- ビタミンB1:0.03mg
- 食物繊維:0.5g
などです。
これに、味噌の原材料となる大豆のタンパク質やイソフラボンなどの栄養素と、具材となる野菜などの食物繊維やカルシウムなどさまざまな栄養素が加わるわけですから栄養がないわけはありませんね。
あと、その具材も野菜のほかに肉類などを入れてアレンジすることで栄養素の取れ方も替えることができるので嬉しい限りです(^^♪
こちらのお借りしたツイッター画像のような、炊き込みご飯に大根の味噌汁をかけたら栄養満点です。
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炊き込みご飯に味噌汁をかける冒涜的なご飯 pic.twitter.com/KBKj5skVKZ
— MikamiYunaは進捗3% (@pumpkin_e5a323) 2017年10月13日
だけど、美味しくてさらさらと食べやすい味噌汁かけご飯ですが、よく噛まないと消化に悪いので気をつけなければなりませんよ~。
まとめ
今回は味噌汁かけご飯についてお届けいたしました。そういえば、この記事を書いた朝にも豆腐とネギの具材に卵を足した味噌汁を、ご飯にかけて食べましたが最高に美味しかったです(^^♪
で今回の記事のポイントをまとめると、味噌汁かけご飯は、
- 行儀が悪いマナー違反な食べ物かについては、個人の価値観の問題
- 栄養に関しては、とても高い食べ物
味噌汁もご飯も美味しいくて栄養がある食べ物です。これからも毎日のように食べて元気に過ごしたいですね♪
今回も記事をお読みになって頂きありがとうございました。
コメント
味噌汁かけご飯、ご指摘の通り美味しく栄養価も高いと思います。
自分も大好きな一品ですが、公共の場で行う食事法ではありませんね。
まず最初に指摘したいのが、味噌汁かけご飯について言及する前に、ご飯と味噌汁の正しい位置を守りましょうよ。
そんなマナーも知らない方が、偉そうに公共の場で持論を述べる事がちゃんちゃら可笑しいです。
次に味噌汁かけご飯は決して食事法としてはマナーを守っていると言う事では無いと言う事実です。
筆者の方もご指摘されていましたが、べちゃ喰いやねぶり箸などはご本人の感覚とは違い、見ている同席の方が不快になる事案です。
それで言うと、味噌汁かけご飯も同列ではないでしょうか。
少なくとも小笠原流や、築地の料亭で見かけた事はございません。
最後に、平安時代から続く配膳の基本くらい守って写真を投稿して下さい。
貴殿が気にしなくとも、見ているこちらは葬式の香典を祝儀袋で受け取ったような嫌な気分になります。
それがマナーと言うものです。
皆さま、自分の食べ易さや美味しさに拘りがあるのは解ります。
ですが、外食や公共の場に発信をするなら、最低限のマナーを身に付けないと貴殿の親が疑われますよ。
あるちゃあぼ様。記事をお読みになって頂きありがとうございました。
そして的確なご指摘ありがとうございました。
画像の方は修正させて頂きました。
返信が遅れてしまいすみませんでした。