aedの使い方と注意点!知っていれば安心間違いなしです

先日、妻と大型モールで買い物中の出来事。

凄い人だかりが出来ており、何事かと思い覗いてみると、年配の女性が倒れて意識が無い状態でした。

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救急車の到着を待っているようでしたが、誰かが「aedは何処だ!?」と叫び、私も含め周りの人達で探し始めました。


しばらくすると、モールの関係者らしき人が慌てて持ってきたのですが、使い方が分からないのか手間取っている様子。

ちょうど救急車も到着して彼女は搬送されていきましたが、その後、女性がどうなったのかは分かりません。


無事であって欲しいと心から思います。

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そして、その時に思ったのですが、aedの場所を皆が知っている事と、使い方を把握していなければならない事です。

そうであれば、もっと早くに女性の救助が出来ていたはずです。

きっと1分でも早くaedを装置して救助手当をしていればその場で意識も回復していたかもしれません。


人命救助は時間が勝負です!


と言うことで今回は、いつ来るか分からない救助の為にaedの使い方と注意点を調べてみました。

その結果をあなたにもお伝えいたします。

いざという時の為に、一緒に読んでいきましょう。


その前にaedとは何なのかの簡単な説明です。


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そもそもaedとは?


さて、aedですが、

頭文字の、

  • aは(自動化された)

  • eは(外部の、外側の)

  • dは(除細動器)


  • の意味になります。

    これら頭文字から、aedと名前が付けられ、日本語訳は「自動体外式除細動器」と言います。


    心臓が何らかの原因で心停止した場合に、心臓に電気ショックを与えて正常なリズムに戻す医療機器であり、2004年から一般市民でも使用できるようになりました。


    心室細動などの不整脈の場合には電気ショックが必要です。しかし、状況により電気ショックが必要ではない場合もあり、その判断をaedは正確に掴むことができます。


    そのような素晴らしい装置ならやはり使い方をマスターしておいたほうが絶対によいですよね。


    ではそのaedの使い方を見ていきましょう。


    aed使い方は


    意識を失い、心停止になった場合に1分経過ごとに生存率が下がっていきますし、心臓が血液を脳に送らなくなると約3分で脳の回復が困難になって行きます

    119に連絡しても救急車の到着に平均で8分ほど掛かってしまいます。その前にaedを装置し応急措置をすると、その生存率はグンと上がると言われています。


    では、その使い方です。


    まずは急病人を発見したなら、

    1.反応の確認

    周囲の安全を確認して声をかけ続けて下さい。

    その時は肩を優しく叩きながら「大丈夫ですか?」と声をかけましょう。


    2.呼吸の確認

    仰向けにして10秒以内で胸やお腹の動きを確認します。普通の呼吸をして否そうであれば、胸骨圧迫を開始しましょう。


    3.胸骨圧迫

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    胸の真ん中を約5cmの深さで圧迫し、1分間に100~120回の速さで絶え間なく圧迫します。


    4.人工呼吸

    気道を確保して、胸骨圧迫と人工呼吸の回数を30対2の割合で繰り返します。


    この時に重要なのは、
    ・あせらない事
    ・急病者の様子の確認
    です。


    次にaedです。

    1.電極パットの装置

    すぐに電源を入れます。

    アナウンスが流れますので焦らずに聞いて下さい。

    はじめに2枚の電極パットを、直接傷病者の肌に貼り付けるようにアナウンスが流れますので指示に従ってください。

    位置は上部(鎖骨の下)左胸の下部(脇の下5㎝から8㎝)です。電極パットを装置している間も胸骨圧迫は続けます。


    2.心電図の解析

    アナウンスで心電図の解析が始ったら胸骨圧迫を中止し、傷病者に触れないようにしてください。


    3.電気ショック

    アナウンスで「電気ショックが必要です!」と流れたら傷病者を触れていない事を確認して、点滅しているショックボタンを押します。


    4.胸骨圧迫

    電気ショックの後、又は「電気ショックが不要です!」とアナウンスがあった場合は胸骨圧迫を開始して下さい。


    この流れで使い、救急車が到着するまで頑張って続けましょう。


    aedの使い方の動画がありましたでお借りしました。ご覧下さい。


    これを本番で出来るよう日頃からイメージトレーニングをしておきたいですね。

    aedトレーニングキットは役に立ちますよ↓
    アクトキッズ AED+CPR トレーニングキット

    次にaedの注意点について見ていきましょう。

    aedの注意点は


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    aedを使用する時の幾つかの注意点をまとめてみました。

    ■貼り付ける場所に金属製の物が無いか確認

    金属製の物が電気パットに接触している場合は電気ショックの効果が半減しますし、スパークしてしまう危険性もあります。

    女性が着けているブラジャーも金属部分が使われていますが、AEDパットに触れていなければ取り外す必要は有りません。以前は危険性も疑われて外すのが一般的でしたがブラジャーを外すという動作がAEDの使用を遅らせてしまいます。


    ■安定した場所で使用する

    aedは基本的には揺れているような不安定な状態では、心電図の解析が正しく行われない可能性が有ります。


    ■ペースメーカーを避けて電極パットを貼る

    ペースメーカーの確認は、胸にポッコとしたこぶの様に膨れた物があります。そのこぶを避けて電極パットを貼り付けてください。


    ■胸部が濡れていないか確認する。

    電極パットを貼り付ける場所が濡れている場合は、綺麗に拭き取ってから電極パットを貼り付けてください。濡れている状態でaedを使用しても電気が体に付着した水分に伝わり電気ショックの効果が現れません。


    ■胸に沢山の毛が生えてたら

    aedをしっかりと貼る為にも沢山の胸毛が邪魔になります。aedの中にはカミソリも入っており、それを使い胸毛を剃ることも出来ますが、急を要する時などはむしり取る(痛そうですが仕方がないです)方法を取ってください。


    最後にaedがどのような場所に設置してあるかを調べてみました。


    aedの設置場所は?


    推奨されているaedの設置場所は人が集まる、

    • 駅や空港
    • 飛行機や電車などの長距離移動機関
    • 学校(小学校、中学校、高等学校、大学、専門学校)
    • スポーツジムやスポーツ関連施設
    • ホテル、市役所などの公共施設
    • デパートやスーパーなどの大規模商業施設
    • パチンコ店や競馬場などの大規模遊興施設
    • 人口密集地にある交番、消防署
    • コンビニやドラッグストア
    • 工場や作業場、会社

    などです。全国のaedマップはこちらからどうぞ!



    まとめ


    以上aedについて調べてみました。

    私もあなたも、いつ緊急事態に遭遇するか分かりません。

    とくに昨今は、自然災害も増え続けています。

    あの東北での惨劇、九州での痛ましい災害、まだ記憶に新しいですよね。

    aedの使い方を覚えて「助かる命を救いましょう!!」


    今回も記事をお読みになって頂きありがとうございました。


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