今や回転寿司の店舗数は、全国で4000店を超えています!
海外までにも出店が増えて行っています。
日本の美味しいお寿司文化が、世界中の人に楽しんでもらえるのは嬉しい限りですね♪
美味しくて安い回転寿司は、家族での外食時もお財布に優しいので本当に助かります。
しかし、幾ら回転寿司が原価の安いネタを提供していると言っても一皿100円で本当に採算が取れているのでしょうか?
とくに、筆者も大好きで人気ある高級魚は、原価率が非常に高いんですよね・・・
と言う事で今回は、回転寿司の安い原価で一皿100円でも儲かっているのかをリサーチしてみました。
前回の、回転寿司ネタランキング旬に続き、お寿司の記事になりますが回転寿司の大好きなあなたと一緒に読んでいきましょう。
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回転寿司は100円で採算が取れてるの?
回転寿司は、もちろん採算は取れています!
そうですよね、採算が取れないのに全国に4000店舗以も出店するわけないですよね(笑)
ではどうやって採算が取れる仕組みになっているのでしょうか?
原価率の高い寿司ネタ上位3は、
- ウニ
- マグロ
- イクラ
です。
私もウニ、マグロ、イクラは大好きなので、必ず二皿づつは食べますし、周りを見回せば他のお客さんも必ずと言っていいほど食べています。
その三ネタの原価率は、
- ウニ85円
- マグロ75円
- イクラ70円
ぐらいが掛かっています。
やっぱり高いですね!(^^;
回転寿司店側もこの原価率の高い三ネタばかりを食べられていては、全く採算が取れずに赤字まみれで潰れてしまいます。
しかし、高くなっても目玉商品を提供しなければお客様は満足しないし、最近のお客様は目が超えていてネタの品質そのものを良くしないと客離れに繋がってしまうからです。
それをカバーしている寿司ネタが、
- タマゴ
- エビ
- ツナマヨ
などです。
この三ネタの原価率は10円~20円です。
メッチャ安いです!^^
なので、お客さんが食べれば食べるほど回転寿司店側は儲かる訳です。
すなわち、回転寿司は、本当に安い原価のネタのおかげで100円でも採算が取れる仕組みになっているのです。
★原価率の高い「ウニ」「マグロ」「イクラ」のネタは、赤字覚悟でコストを掛け、お客様に満足感を狙う。
★原価率の安い「タマゴ」「エビ」「ツナマヨ」のネタで、ファミリー層の満足度を狙う。
★原価率の安い「タマゴ」「エビ」「ツナマヨ」のネタで、ファミリー層の満足度を狙う。
この二つのネタで賢く採算のバランスを取っている訳です。
その他にも、サイドメニューのケーキや味噌汁などでも儲かる仕組みになっているのです。
ちなみに、
- ケーキの原価率は75円
- 味噌汁の原価率は10円
です。
なるほど、100円でクルクル回しても儲かる訳ですね^^
では次に私も大好きな寿司ネタ上位3がなぜ高いのかを見ていきましょう。
寿司ネタトップ3が高い訳は?
■ウニ
ウニは人力で獲らなければいけないので、一度に獲れる数も限られていて、さらに殻から身を外すのにも手間が物凄く掛かってしまいます。ウニの漁の時間が30分でも殻からの身を外すのはその何倍もの時間が必要になりますし、ウニは冷凍保存もできない為に流通では高くなってしまうのです。
ウニは人力で獲らなければいけないので、一度に獲れる数も限られていて、さらに殻から身を外すのにも手間が物凄く掛かってしまいます。ウニの漁の時間が30分でも殻からの身を外すのはその何倍もの時間が必要になりますし、ウニは冷凍保存もできない為に流通では高くなってしまうのです。
■マグロ
大間のマグロは凄く高いですよね。一度も食べたことはないので味はわかりませんが(悲)
東京築地の寿司ざんまい社長の初競りパホーマンスは有名ですよね、今年もお客様に大物のマグロを振る舞っていたのを思い出します。
回転寿司のマグロは、大間のマグロではなく養殖なので安いのでは?と思われるかもしれませんが、養殖マグロは育てるのに大変お金が掛かるんです。
鳥や豚などの家畜の餌は世界で9億トン以上を生産するトウモロコシが主に使われますが、マグロの場合は、世界の年間供給量が500万トンほどのイワシやアジなどを加工して使います。
家畜の餌代は1トンあたり5万円前後、マグロは20万円前後
養殖マグロは出荷するまでに三年以上かかり、マグロを1キロ太らすのに15キロ以上の餌さが必要になるんです。
これだけの餌代がかかれば回転寿司での原価率も高くなりますね。
貴重なマグロ養殖の動画を見つけましたのでご覧ください。
大間のマグロは凄く高いですよね。一度も食べたことはないので味はわかりませんが(悲)
東京築地の寿司ざんまい社長の初競りパホーマンスは有名ですよね、今年もお客様に大物のマグロを振る舞っていたのを思い出します。
回転寿司のマグロは、大間のマグロではなく養殖なので安いのでは?と思われるかもしれませんが、養殖マグロは育てるのに大変お金が掛かるんです。
鳥や豚などの家畜の餌は世界で9億トン以上を生産するトウモロコシが主に使われますが、マグロの場合は、世界の年間供給量が500万トンほどのイワシやアジなどを加工して使います。
家畜の餌代は1トンあたり5万円前後、マグロは20万円前後
養殖マグロは出荷するまでに三年以上かかり、マグロを1キロ太らすのに15キロ以上の餌さが必要になるんです。
これだけの餌代がかかれば回転寿司での原価率も高くなりますね。
貴重なマグロ養殖の動画を見つけましたのでご覧ください。
■イクラ
イクラもウニ同様に手間がかかり、高い加工技術が必要になりますし、筋子からイクラになるまでの工程で、人件費などの経費がかなり必要になってしまい、どうしても流通値段は高くなってしまいます。
イクラもウニ同様に手間がかかり、高い加工技術が必要になりますし、筋子からイクラになるまでの工程で、人件費などの経費がかなり必要になってしまい、どうしても流通値段は高くなってしまいます。
今まで何も考えずに、ただ美味しいとだけ思い食べていた寿司ネタですが色々な手間がかかり回転寿司店に届いていたんですね。
あなたの好きなネタの旬ならこちらで記事で分かるかも(^^♪
マグロにエビにイカなどが、くるくると回っている回転寿司は、平日も土日にも、お昼や夜はいつも満席です。
そんなお寿司は子供も大人...
まとめ
いかがでしたか?
今回、回転寿司が安い原価ネタで採算が取れているか調べてみましたが、
高いネタと上手く組み合わせているのが分かりましたね。
回転寿司店側も、私たちを満足させてくれる為に試行錯誤し、100円でお寿司を提供しても採算が取れるように頑張っているようです。
今回のことをまとめると、
★回転寿司は儲ける為に、
・原価率の高いネタは赤字覚悟!
・原価率の低いネタで黒字確保!
・原価率の高い、低いネタのバランスで利益確定!
このようになります。
これからも回転寿司で美味しいお寿司をずーと食べれるように、バランス良くお皿を取りましょね^^
今回も記事をお読みになって頂きありがとうございました。