バッグの寿命は何年?経験から素材別に数字をだしたよ

かなりお気に入りのバッグに寿命が来たのか表面がボロボロ状態。韓国旅行でも毎回活躍してくれたのに大ショック(^^;

バッグや雑貨を仕入、小売店に卸す仕事をやっている私です。だから自分用に数点のバッグは持っているのですが、ちょっと残念でしたね。

そんなことを思っていたとき、

そろそろ私のバッグも寿命がきたみたいだから新しいのが欲しいなあ~

そのバッグの寿命はかなり長いはずだから絶対大丈夫だよ!

そんなことないよ~かなり傷んでいる感じがする・・・

それは汚れているだけ。綺麗に磨けばまだまだ使えるよ。

え~そうかなぁ~・・だけど新しのが欲しいなぁ~

寿命がきたら買ってあげるさ

だったらあと何年ぐらい??


と、そんなやりとりがあったんですよね~。

だからそのあと、妻が持っている全てのバッグの寿命を素材別に教えてあげると納得しているようでしたよ。

ということで今回は、バッグの寿命についてお届けいたしますね。

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バッグの寿命ってどれくらい?


バッグによく使われる素材と、その寿命を先にお伝えすると以下の通り。

  • 革:10年以上
  • 合皮:1~3年
  • ナイロン:3年以上

我が家にある数点のバッグ。仕事で取り扱ってるのも上記の素材がほとんど。

それと寿命の数字ですが、私が使用してきた経験なども含めて出してみました。ただ、やはり使い方や日頃からの手入れにより違いはあるでしょうね。


ではその点も含めて3素材のバッグの寿命を順番に見ていきましょう。


あとから妻に言われて気がついたのがエナメル素材。それについてはこちらにまとめておきました(^^;
 ↓            ↓
バッグなどの仕入をし、販売する仕事をしています。だから今までいろいろなデザインの物を扱ってきました。そして素材についても同じです。 そ...

革素材のバッグの寿命はかなり長いよ


寿命は10年以上とありますが、革の種類により差がでるもの。代表的な生地と、寿命をまとめましたよ~^^

牛革バッグ


牛革の特徴としては生地が厚く耐久性に優れていること。だから牛革で作られているバッグの寿命は使い方や手入れにより10年以上はあると言われています。

ちなみに私が使っているこちらのバッグ。
 ↓          ↓
牛革バッグ

もう30年は使っているんですよ。もちろんお手入れの方も定期的におこなっていますよ。


ただ、そんな寿命が長い牛革バッグですが、ファスナー等の付属品が悪くなる場合があります。でも素材自体が何ともなければ修理をすれば全然問題なく使えますよ。


ちなみに先ほどの私のバッグ。ファスナーの噛み具合悪くなりメーカーで修理に出したことが一度あります。でもそれ以外は全く問題ないですね。


あと丈夫な革の1層目ではなく、その下の2層目の部分を使った床革バッグがあります。10,000円程のお値打ち価格ですが、耐久性に劣るので1層目を使ったバッグよりは寿命が悪いようです。

馬革バッグ


馬革も牛革と同じく耐久性に優れています。ですから寿命としても手入れ次第では10年、20年、30年、それ以上と使うことができますよ。

私も小学校のときのランドセルが馬のお尻の革でできたものでした。それはコードバンと言われるのですが、本当に丈夫に使うことができましたね^^


あと中学生からはコードバンのベルトを好んで使っていましたが重宝しました。今でも実家のタンスにあるはずですよ(^^

豚革バッグ


ピッグスキンと呼ばれる豚革。牛革ほどの厚みはありません。だから耐久性も若干お劣るので寿命も短くなるかもしれません。


ただ豚革の特徴は通気性が良い点です。ですからカビ等も生えにくいので、お手入れ次第では10年くらいや、それ以上も期待ができそうですよ。

ラム革バッグ


豚革よりも厚みがないラム革。ですから耐久性も、他のものと比べると一番悪くなりますね。そのため寿命も10年はもたないかもしれません。

ただ豚革と同じくお手入れ次第では寿命を伸ばすことはできる可能性はあります。


ちなみにバッグではないのですが、こちらのラム革の財布。もう10年は使っていますよ(^^
 ↓          ↓
ラム革の財布

財布の汚れが気になりだしたらこちらが参考になりますよ^^
 ↓          ↓
お金が貯まらないな~とつぶやきながらテレビを見ていると、「汚れた財布にお金を入れておくと金運が下がり、お金が逃げて行く!」と話していました。...

あと革バッグのお手入れ方法をお伝えすると以下の通りです。

■お手入れ方法

使う頻度にもよるのですが、基本的には月に1回ほど革専用のクリームでお手入れしてあげましょう。

  1. 柔らかい布でバッグ全体を乾拭
  2. 革専用のクリームを綺麗な布に取ります
  3. 2の布でバッグ全体にクリームを薄く伸ばしながら磨きます
  4. 磨き終わったら風通しの良い場所に数時置く
  5. もう一度柔らかい布で乾拭きして完成です


こちらのクリームを使っています。
 ↓          ↓



合皮バックの寿命は短命


天然の布地に合成樹脂を塗布して作る合皮。それで完成したバッグは、見た目や触った感じも革ではないかと錯覚してしまいます。

ただ残念ですが、本革に比べると寿命が短くなってしまいますね。その寿命は私の経験上からも平均で3年。長くて5年くらいと感じています。

ちなみにこちらのバッグが冒頭でお伝えした私のお気に入り。
 ↓          ↓
傷んだ合皮のバッグ

このバッグはショルダーやリュックにもなる、とても使いやすい優れものでした。ですから大切に使っていたのですが、約3年で上の写真でも分かるように表面がボロボロになってしまったんですよね~。

これは使い始めてから徐々に始まる加水分解が原因と言われています。


加水分解とは合皮に添付されている合成樹脂のポリウレタン等。これらが空気中の水分と反応して起きる劣化ですよ。



あと合皮バッグのお手入れですが、月に2回ほど固く絞ったタオルで全体を拭きます。そのあと風通しの良い場所で乾かしてあげればOKです。


ナイロンバッグの寿命は革に負けないくらいだよ


洗うこともできてしまう丈夫なナイロンバッグ。その寿命は長いと考えてOKです。ただ生地の強度さにより変わってもきます。


強度が弱ければ3年ほどでダメになってしまったり、強ければ10年以上も使うことができます。私の経験でもその通りなんですよね~(^^;


例をあげると、3,000円ほどで購入したバッグは1年目でファスナーの引っ張りが取れてしまいました。修理をしたのですが、そのあと2年ほどで生地が裂けて完全に使えな状態に。


また強度性があると言われるナイロンツイルが使われていたバッグは、10年以上使うことができています。

こちらのナイロンツイルが使われているポーターのバッグ。修理をしたこともなく、もう15年使っていますよ。
 ↓            ↓
ポーターのバッグ

あと私の仕事仲間が使っているTUMIのバッグ。こちらには軍事目的で開発されたバリスティックナイロンが使われています。


彼はそのTUMIをもう20年以上使っていると言っていましたよ^^ 私も次回はTUMIのバックを購入したいですね。




ナイロンバッグのお手入れ方法は合皮バッグの要領でOKですよ。


バッグの臭いやカビが生えたときの対処法は以下の記事がおすすめですよ^^
 ↓            ↓
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韓国や中国からバッグや小物を仕入れています。そして最近はないのですが、以前はたまに届いた段ボールからバッグを取り出すと ...

まとめ


気に入ったバッグならずっーと使いたいものですよね。もしそんなバッグに出会ったのなら大切に使い、1日でも寿命を伸ばしてあげましょうね^^

そんなバッグの寿命。私の経験からも、もう一度お伝えすると、

  • 革:10年以上
  • 合皮:1~3年
  • ナイロン:3年以上

でした。

ただ使い方、お手入れの仕方により変わってくると思います。

型崩れにも要注意ですよ。
 ↓          ↓
バッグが入荷してすぐに整理をすればいいのですが、ちょっと油断すると以下の画像のような山積み状態に(^^; もちろん合皮や革...

今回も記事をお読みになって頂きありがとうございました。


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