韓国にはもう何十回と訪れているので、市内での移動などは安心してできるようになりました。ただはじめの頃は、どの交通機関を使うにもドキドキの連続でしたね~(^^;
とくに2回目の訪韓のときに、1人で仁川空港から明洞までバスでの移動は超緊張です。言葉も全然わからないし、韓国のバス自体がはじめての経験。
だから走るバスの車窓をながめながら「本当にちゃんと明洞まで行けるのかなぁ~」と心細く座っていたのを思い出します。
まあ、そんな経験などがあったから、今では仁川空港から明洞までも含め、市内どこにでも簡単に移動できるようになったんですけどね。
ということで今回は、仁川空港から明洞まで、私が実際使ったことがあるバスや電車、タクシーでのアクセス方法を分かりやすくお伝えしますね。※記事内の運賃などは記事作成時のレートで計算しています。
仁川空港から明洞までのアクセス方法
さてそのアクセス方法ですが、仁川空港には第2と第1の二つのターミナルがあります。今回はそのどちらからでも分かるように説明していきますね。
まず仁川空港と明洞がどれくらい離れているかをこちらの地図で確認です。
↓ ↓
①が第1と第2ターミナルがある仁川空港で②が明洞です。パッと見てわかりますが、大きな漢江を超えて行くことになりますね。そして上の地図上で直線距離を測ると約50㎞ありました。
では
- バス
- 電車
- タクシー
のアクセス方法を順番にお伝えしていきます。
ただ、先に運賃や所要時間が比較できる方がいいと思い、以下に表を作りました。あとからも詳しく紹介しますが、取りあえず目を通してみてくださいね。
↓ ↓
第2ターミナル~ | 運賃 | 所要時間 | 第1ターミナル~ | 運賃 | 所要時間 |
---|---|---|---|---|---|
バス | 15,000w(約1,500円)※T-moneyで10%程の割引有 | 約90分 | バス | 15,000w(約1,500円)※T-moneyで10%程の割引有 | 約90分 |
電車:直通列車使用 | 9,000w(約900円)※T-money:割引なし+地下鉄料金1,350w(135円) | 約60分 | 電車:直通列車 | 9,000w(約900円)※T-money:割引なし+地下鉄料金1,350w(135円) | 約54分 |
電車:一般列車使用 | 4,850w(約485円)※T-money:4,750w(約475円) | 約76分 | 電車:一般列車 | 4,250w(約425円)※T-money:4,150w(約415円) | 約70分 |
タクシー | 49,100w(約4,910円) | 約80分 | タクシー | 49,100w(約4,910円) | 約80分 |
※T-moneyとは日本の「Suica」や「PASMO」の様な交通ICカードです。バスや電車などの料金が割引されますよ。駅にある販売機やコンビニで購入ができます。
ではバスの行き方から順番に見ていきましょう。
バスでは乗り換えなしで明洞まで行けちゃいます
はじめて利用したときは本当に緊張してしまいましたが、覚えてしまえば超簡単。それに乗換もないので明洞まで迷うこともありません。
あと大きな荷物がある場合は目的地の近くまで行けるので助かりますよね^^
でそのバスも一般車両と高級車両の2種類があるのですが、仁川空港から明洞までは「6001番」か「6015番」の高級リムジンを利用します。
6015番の車内がツイッター画像にありましたのでお借りしました。
↓ ↓
仁川国際空港から空港バス6015番に乗車。運賃が13000ウォンと高い代わりに3列席。空港鉄道一般列車よりはるかにグレードが高い pic.twitter.com/9fjtgCcPu8
— 市野川 (@irsaitama) September 21, 2019
やはり広くて高級感がありますよね^^
そしてバス停留所の場所ですが、第2ターミナルは1階到着ロビーから地下1階に降りて外に出た場所。第1ターミナルは1階到着ロビーから外に出た場所にあり、停留所番号は、
■第2ターミナル
- 6001番:29番
- 6015番:28番
■第1ターミナル
- 6001番:5B番
- 6015番:5B番
で、運行間隔はそれぞれ約10~20分です。
そしてどちらのバスも第2ターミナルから第1ターミナルに向かい、明洞がある市内へと出発して第2ターミナルへ戻ってきます。
その主な経由地は、
ソウル駅、東大門歴史文化公園駅、忠武路(チュンムロ)駅、明洞入口駅、東横イン東大門など
■6015番
孔徳(コンドク)駅、ソウル駅、南大門市場、イビスアンバサダー明洞、明洞駅など
となっています。
だから明洞で下車する停留所は、6001番の場合は明洞入口駅停留所。6015番はイビスアンバサダー明洞停留所か明洞駅停留所ですね。
■乗車から下車までの手順券方法は・・
- 停留所近辺の窓口か自動券売機で乗車券を購入(T-moneyはコンビニか専用販売機で)
- バスの乗り場番号に向かう(乗車券にも記載されています)
- 荷物を預ける(係員に預けて引換券を受け取ります。※なくさないように要注意)
- 下車するときはブザーをならす。
- 荷物を受け取る(運転手に引換券を渡して預けていた荷物をもらう)
でOKですよ^^
リムジンバスを利用する模様の動画がありましのでお借りしました。
↓ ↓
あと大ざっぱになりますが、明洞までのルートだけを以下の地図上に示しておきました。
6001番のルート:①が仁川空港で②が明洞入口駅停留所です。
↓ ↓
6015番のルート:①が仁川空港で②がイビスアンバサダー明洞停留所。③が明洞駅停留所です。
↓ ↓
そして以上のルートでどちらも
- 運賃:15,000w(約1,500円)T-money:10%ほどの割引有
- 時間:約90分
※子供料金:11,000w(約1,100円):6歳から小学生までが対象
で明洞まで行くことができます。
ただし、時間の方は交通状況によっては遅れる可能性があります。
ですが、昼前後に利用したときは時間にほぼ正確に到着できていましたよ。
だからあくまで参考ですが、バスでの移動はその時間帯を目安にするのがいいかもしれませんね。
あと始発と最終の時間を空港リムジンのホームページで調べると以下の通りでした。※2019年12月現在
↓ ↓
6001番 | 第2ターミナル | 第1ターミナル | 6015番 | 第2ターミナル | 第1ターミナル |
---|---|---|---|---|---|
平日 | 始発:05:30 最終:22:45 | 始発:05:30 最終:23:05 | 平日 | 始発:05:25 最終:22:55 | 始発:05:45 最終:23:15 |
土日祭日 | 始発:05:55 最終:22:45 | 始発:05:40 最終:23:05 | 土日祭日 | 始発:05:45 最終22:55 | 始発:06:05 最終:23:15 |
明洞入口停留所 | イビス明洞停留所 | 明洞駅停留所 | |||
始発:04:45 最終:20:16 | 始発:04:20 最終:20:00 | 始発:04:35 最終:20:15 |
市内から空港に向かう時間帯は平日も日曜祭日も同じようです。
電車なら明洞まで時間に正確に行けちゃいます
仁川空港からの電車は、直通列車と一般列車の2種類がある「空港鉄道 A・REX」を利用します。そしてソウル駅で地下鉄4号線に乗換て明洞駅に向かうルートです。
ただ2種類の列車には停車駅や時間などに違いがあり、
■直通列車
↓
仁川空港第1ターミナル駅
↓
ソウル駅(地下鉄4号線に乗換)
↓
会賢(フェヒョン)駅
↓
明洞駅
のルートで
★<第2ターミナル出発時>
- 運賃:直通列車9,000w(900円)+地下鉄1,350w(135円)
- 時間:約60分(仁川空港からソウル駅までは51分)
※直通列車の子供料金:満6歳以上から満13歳未満は7,000w(約700円)。満6歳未満は無料
★<第1ターミナル出発時>
- 運賃:直通列車9,000w(900円)+地下鉄1,350w(135円)
- 時間:約54分(仁川空港からソウル駅までは43分)
※直通列車子供料金:満6歳以上から満13歳未満は7,000w(約700円)。満6歳未満は無料
■一般列車
↓
仁川空港第1ターミナル駅
↓
空港貨物庁舎駅
↓
雲西(ウンソ)駅
↓
永宗(ヨンジョン)駅
↓
青蘿(チョンナ)国際都市駅
↓
黔岩(コマム)駅
↓
桂陽(ケヤン)駅
↓
金浦国際空港駅
↓
麻谷(マゴク)ナル駅
↓
デジタルメディアシティ駅
↓
弘大入口(ホンデイック)駅
↓
孔徳(コンドッ)駅
↓
ソウル駅(地下鉄4号線に乗換)
↓
会賢(フェヒョン)駅
↓
明洞駅
のルートで
★<第2ターミナル出発時>
- 運賃4,850w(約485円)T-money:4,750w(約475円)
- 時間:約76分(仁川空港からソウル駅までは66分)
※子供料金:満6歳未満は無料(保護者1名に対し3名まで)
★<第1ターミナル出発時>
- 運賃4,250w(約425円)T-money:4,150w(約145円)
- 時間:約70分(仁川空港からソウル駅までは59分)
※子供料金:満6歳未満は無料(保護者1名に対し3名まで)
約10分ほど直通列車の方が早く到着する感じですね。でも、料金的には約500円ほどの差。だったら貧乏性の私としては、とくべつ急いでいなければ一般列車を使ってちやいますね。ちなみに一般列車しか使ったことがないですが・・・(^^;
空港列車の始発と最終の時刻表はこちらです。※2019年12月現在
↓ ↓
出発駅 | 直通列車 | 一般列車 |
---|---|---|
第2ターミナル | 始発 05:15 最終 22:40 | 始発 05:18 最終 23:32 |
第1ターミナル | 始発 05:23 最終 22:48 | 始発:05:25 最終:23:39 |
さてその空港鉄道の乗り方ですが、第2も第1も到着ロビーに着くと電車マークの案内板があるのでそれに沿って向かいましょう。
ちなみにこちらは第2ターミナルの案内板。
↓ ↓
案内板に沿ってエスカレーターで地下1階に降ります。
↓ ↓
フードコートなどを眺めながら進んで行きます。
↓ ↓
すると空港鉄道の場所(交通センター)に着くので自販機で切符を購入しましょう。
↓ ↓
あとは改札を通り列車に乗車すればOKです。※一般列車ブルー改札・直通列車オレンジ改札
↓ ↓
こちらには第1ターミナルの空港鉄道に向かう様子が画像付きで詳しく書いてあります。それと、もし次回江南へ行かれる予定があるなら必読ですよ~^^
↓ ↓
タクシーなら迷うことなく明洞まで行けちゃいます
「明洞までお願い!」と伝えれば、あとは到着するまで座っているだけ。道中は寝ててもいいですし、街並みを楽しく眺めながら移動ができます。
もちろん荷物があっても便利ですし、雨降りなどでも本当に助かってしまいます。そんなタクシーですが、第1も第2もタクシー乗り場から乗車して明洞へ向かいましょう。
ただタクシーも種類があり、「一般」と「模範」、「ジャンボ」の3つに分けられます。一般は初乗りが3800w。模範、ジャンボは6,500wとかなり差があります。
だから私は、いつも一般タクシーの利用をしていますが、ほとんど毎回、
- 運賃:約49,100w(約4,910円)※別途6,600wの高速料金が必要
- 時間:70分
で明洞まで行くことができています。もし模範かジャンボを利用したとしたら時間は変わらないと思いますが、運賃は倍近くになるはずですよ(^^;
そしてタクシー乗り場は第1も第2も1階到着ロビーの外にあり、それぞれの乗り場番号は、
- 一般:5C、4D、3C、3D
- 模範/ジャンボ:5D
- 一般:5C、6C、6D
- 模範/ジャンボ:7C,8C
となっています。※2019年12月現在
あとこちらの記事にはタクシーを安全に利用する方法。それと、3種類のタクシーの特徴なども書いてありますので覗いてみてください。
↓ ↓
あとここ最近、お値打ち価格での韓国旅行も増え、LCCなどの格安航空会社の便が深夜に仁川空港に到着なんてこともあります。
私もそのお値打ち価格に魅力を感じ、一度LCCを使ってみたいと思っています。ただ、そこで気になるのが深夜に着いた場合の対処法です。はたして明洞までの交通手段が、あるのかないのかも気になりますよね。
だからその辺りを今後の為に調べてみましたよ~。
仁川空港に深夜に到着!その場合はどうするの?
調べてみてわかったのが、
- 深夜割増料金を払いタクシーでの移動
- 深夜リムジンバスでの移動
- 空港内で過ごし始発での移動
方法です。
深夜割増料金を払いタクシーでの移動
タクシーなら先ほどタクシーの章で記載した、20%割増料金で明洞まで行くことはできます。だから第1も第2も、ターミナルのタクシー乗り場から乗車し、明洞までと伝えればOKです。
ただ、運賃は約60,000w(約6,000円)ほどは掛かるはず。と考えると、ちょっともったいない気もしますよね(^^;
それに女性だったら、深夜に1人でタクシーを使うのは心細いかもしれません。そんなことを思い調べてみると・・・
深夜リムジンバスでの移動
深夜00:00以降にソウル駅まで行くリムジンバスがあることがわかりました。そのバスは、第2ターミナル発のN6002番と、第1ターミナル発のN6001番深夜リムジンバスです。
ちなみにこちらが2車両の出発時間とソウル駅到着予定時間。※2019年12月現在
↓ ↓
N6002番 | 第2ターミナル出発時間 | ソウル駅到着予定時間 |
---|---|---|
01:20 | 02:30 | |
04:40 | 05:50 |
N6001番 | 第1ターミナル出発時間 | ソウル駅到着予定時間 |
---|---|---|
00:15 | 01:25 | |
01:05 | 02:15 | |
02:00 | 03:10 | |
02:55 | 04:05 | |
03:45 | 04:55 | |
04:40 | 05:50 |
そして、
地下1階の25番乗り場から乗車。
それで、
・第2ターミナル⇒仁川空港第1ターミナル(降車のみ)⇒松亭駅(ソンジョン)⇒塩倉駅(ヨムチャン)⇒ソウル駅
のルートで、
- 運賃:9,000w(約900円)
- 時間:約70分
※子供料金:7,500w(約750円)
1階6A-4乗り場から乗車。
・第1ターミナル⇒松亭駅(ソンジョン)⇒塩倉駅(ヨムチャン)⇒ソウル駅
のルートで、
- 運賃:9,000w(約900円)
- 時間:約70分
※子供料金:7,500w(約750円)
で行くことができますよ~。
実際、深夜01:00に仁川空港に到着して深夜バスでソウル駅に向かう様子の動画がありましたのでお借りしました^^
↓ ↓
ただ、ソウル駅から明洞まで行く地下鉄4号線の最終が、平日:00:48で土日23:15です(2019年12月現在)。だから明洞まではタクシーか徒歩になってしまいますね。
タクシーの場合は、ソウル駅から明洞までは約4,200w(約420円)です。それに割増料金20%足すことになります。あと、歩くとなると、その距離は約1.5㎞。私も昼間に歩いたことがありますが、その時間は約20分ほどでしたよ。
ちななみに実際に私が歩いたおすすめルートはこちらに紹介しています。
↓ ↓
空港内で過ごし始発での移動
ちょっとお金はかかりますが、仁川空港内には快適に泊まれるカプセルホテルがあることがわかりました。
■カプセルホテル:ダラク・ヒュ(DARAKHYU)
私も日本では、出張先でよく使いますが、仁川空港内にカプセルホテルがあるとはビックリです^^
そのカプセルホテルの「ダラク・ヒュ(DARAKHYU)」の場所は、第1ターミナルは1階交通センターの中央。第2ターミナルは地下1階東側のバス乗車券売り場近くです。
ツイッターを覗くと画像がありましたのでお借りしました。
↓ ↓
本日のお宿
— May???? (@may66669) September 2, 2019
仁川空港 第2ターミナル ??? (ダラクヒュ)
明日は早朝便なので空港内のカプセルホテル。実は初めて??お部屋はこじんまりだけど綺麗?シングルは個室内シャワー無し、受付で申請したらシャワールーム使えるそう。空港鉄道の改札出てすぐだし手前に24hコンビニあるし便利かも?! #Maylog pic.twitter.com/on7xiYYtw6
見た感じもとても綺麗ですよね。
値段は1泊、(20:00~翌日06:00)56,000w(約5,600円)~77,000w(約7,700円)となっていました(2019年12月現在)。予定として、深夜に明洞まで行かなくてもよければ、こちらで休んでから移動するのもいいかもしれませんね。
実際そのダラク・ヒュ(DARAKHYU)を利用した様子の動画がありましたのでお借りしました。
↓ ↓
動画でも分かりましたがほんと快適そうですね^^
まとめ
仁川空港から明洞までの行き方をお伝えいたしました。
私の初めての韓国旅行は、仁川空港から明洞までをツアーバスで移動しました。ただそのバスは寄りたくない土産売り場に連れて行かれるのが嫌でしたね~。
だから2回目からは、バスを含めた交通機関のどれかを選んで移動しようと決めたのです。
ただ、どれを使うかは気分にもよりますが、基本的には、
- 大きい荷物があるときはバス
- 早く移動しなければならないときは電車
- 目的地まで楽に行きたいときはタクシー
なんて決めていますよ^^
そして深夜に到着した場合は、
- 深夜割増料金を払いタクシーでの移動
- 深夜リムジンバスでの移動
- 空港内で過ごし始発での移動
を検討されてくださいね。
以上、明洞までの移動のときに参考にしていただければ幸いです。
あと【60分500円】で【入学金・事務手数料ゼロ】の韓国語講座。のように安い料金で韓国語が習えるようになったのでもっと頑張って勉強したいと思っています^^
今回も記事をお読み頂きありがとうございました。