花粉症である私は、その時期になればマスクを着けますし、インフルエンザが広がり始める頃にも予防の為に着用を心がけているのですが、ひとつ困るのがメガネの曇りです。
とくに、車の運転中にメガネが曇るのは勘弁してほしいです。ほんと、危なっか過ぎて運転どころではないのですよね~
しかし、花粉症の時期にマスクをしなければ鼻水、くしゃみのオンパレードですし、インフルエンザの時期にはマスクなしでは満員電車には怖くて乗ることもできません。
なので、なんとかマスクを着用してもメガネを曇らせないようにできないものかと思い、その曇る原因と対策方法を調べました。
と言うことで今回は、マスク着用での
- 曇る原因
- 曇り対策
をお届けいたします。
この記事を読んでいただければ、メガネが曇ってイライラすることがなくなり、マスクをしてもクリアな視界を維持できますよ。
それではまず「メガネが曇る原因」から見ていきましょう。
マスクを着けるとメガネが曇る原因は?
そもそもメガネが曇るのは、なにもマスクを着けているときだけではありません。私の場合は、寒い日に電車やバスに乗り込んだときに曇ってしまい、前の人にぶつかったこともありますし、ラーメンを食べるときにも曇り、もう少しで火傷しそうになったこともあります。
そして、その曇りの原因はすべて結露が引きおこしているのです。
結露(けつろ)とは、固体状態における物質の表面、または内部で、空気中の水蒸気が凝縮する現象のことである。
例:温度20℃・湿度50%の室内における露点温度は、9.6℃であり、壁や窓などの表面が、9.6℃以下の場所で結露が発生する。
引用元:Wikipedia
結露と聞くと、冬の日に部屋でストーブを点けていたりすると窓枠の周りがびっしょりと濡れてる場面を思い出しますよね。これは、寒い日に部屋の中がストーブで温められ、室外と室内での温度差が開き、室外の寒い温度で冷えたガラスに、室内で暖まった空気が触れて水蒸気が発生してしまうからです。
なので、寒い日に温かい電車の中に乗り込めば、冷えていたメガネのレンズに水蒸気が発生して曇りますし、ラーメンを食べていてもラーメンの温かい湯気により曇ってしまいます。
そして、マスクを着けてメガネを掛けた場合もこれらと同じ水蒸気が発生して曇るわけですがその原因は、
ということです。あのマスクの中で吐く息が上部に抜け、レンズを曇らせていたんですね。
さて、メガネが曇る理由がわかったので、次は曇り対策について見ていきましょう。
マスクを着けて曇るメガネの対策は?
今回紹介するのは、
- マスクを折り曲げる
- マスクの二枚重ね
- マスクにティシュをかさねる
- マスクをメガネで押さえる
- 息の吐き方を工夫する
- 曇り止めを使う
以上6点の曇り止め対策です。
<1>マスクを折り曲げる
こちらの対策方法は、マスクの上の部分を下の画像のように折り曲げて下さい。
この折り曲げた部分が吐いた温かい息をブロックしてくれ、メガネの曇りを防いでくれるというわけです。実際試してみるとレンズの上の部分が多少は曇りましたが、まったく問題なかったですよ^^あと、一回折り曲げるよりも二回折り曲げた方が、より効果を強く感じました。
ただし、折り曲げて使うので、マスクが小さくなってしまうところが難点かもしれません。
<2>マスクの二枚重ね
このマスクの二枚重ねも効果がありました。外側のマスクは上部にワイヤーが入っているものを選び、きちんと鼻の形に合せます。
そして、外側のマスクより小さめのマスクを内側からかさねて着用します。
なぜ内側のマスクを小さくしたかと言うと、私が同じ大きさを二枚かさねで試したら暑苦しさがあったからです。内側を小さくすることでそれは緩和できました♪
<3>マスクにティシュをかさねる
こちらも上部が鼻の形に合わせることができるワイヤー入りマスクを選びます。
そして、そのワイヤーの部分に、折りたたんだティシュペーパーをかさねてからマスクを着用するだけで、温かい息が上部から漏れなくなり、見事にメガネの曇り止めになりました。ティシュペーパーの大きさは自分の好みで調整してみて下さいね^^
ワイヤー入りのマスクでなくても良いのですが、より効果を期待するのならワイヤー入りをおすすめします。
<4>マスクをメガネで押さえる
こちらは、私が車で出張中にマスクを忘れてしまい、途中の100均で購入して息の漏れを防ぐために試したのですが、意外にも効果があった方法です。
もちろん、先程から紹介している方法に合せて使ってもOKですよ(^^♪
ただし、タマゴ型のような小さいフレームのメガネではマスクを押さえることが難しいかもしれません。
<5>息の吐き方
息の吐きの工夫でメガネの曇り止めを防ぐ方法です(^^)
上部から漏れる温かい息が原因なのですから、息を上部から出さないようにと試してみました。やり方は、両奥歯を軽く噛みしめながらマスクのサイドから息を吐きだします。
ポイントは強く吐きだすのではなく、ゆっくりとサイドから吐きだすことです。強く吐きだしてしまうと、どうしても温かい息が上部に逃げてしまうので曇りやすくなってしまいます。
<6>曇り止めを使う
マスクに色々工夫するのがメンドクサイなら、おすすめするのが曇り止めです。
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マスクを工夫するだけなら、余分なお金は掛からないのですが、曇り止めを使えば確実と言えば確実ですね。曇り止めを使う場合に気を付けることは、きれいにレンズを拭いてから液を塗りこむことです。
まとめ
いかがでしたか。マスクでメガネが曇る原因はおわかりになりましたでしょうか^^
原因がわかれば簡単に曇りを防ぐ方法が思いつきますよね。今回紹介した方法は実際に私が試したのですが、一番効果を感じたのはティシュペーパーをワイヤー入りのマスクに挟む方法でした^^
個人差もあるかもしれないので、一度全部試してみて下さいね♪
ではもう一度おさらいをしておきます。
マスクでメガネが曇るのは以下の原因でしたね。
- マスクの中で吐いた温かい息がマスクの隙間からもれ、それが水蒸気となりメガネに付着する
また曇るメガネの対策は以下の6つでしたね。
- マスクを折り曲げる
- マスクの二枚重ね
- マスクにティシュをかさねる
- マスクをメガネで押さえる
- 息の吐き方を工夫する
- 曇り止めを使う
今回も記事をお読みになって頂きありがとうございました。